南アフリカの父へ / サッカー日本代表岡田武史監督

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お父さん、元気ですか。
ごはん、ちゃんと食べていますか?
ちゃんと眠れていますか?

お父さんが岡田監督として難しい顔している姿、毎日テレビで見ています。
たいへんな時が続きますね。
日本中の人の夢や期待を背負ったチームの監督としてピッチに立っているお父さん。
私には想像もつかないようなプレッシャーと闘っているお父さん。

この間の試合の後、ますます厳しい顔をしているのを見て、お父さんらしいと思いました。
お父さんが誰よりも真剣に、サッカーを考えていること。

サッカーを愛していること。
そして、覚悟を持って仕事をしていること。
私は知っています。
だから信じています。

今日はいよいよオランダ戦ですね。
南アフリカのお父さんに、私たち家族ができることは少ないけれど、精一杯、応援しています。

いつもありがとう。
お父さんは、私の誇りです。

娘より

朝日と日経の15段、だったのかな。日本代表監督って、今も昔も、いや、最近特に「なんだか損な役回り」になっていて、それはちょっとずつサッカーを楽しむ国としてのリテラシーが上がってきたからという側面も確かにあるとは思うものの、それでも大変だなあ、といつも思ってる。岡田監督はいつもピンポイントでしっかり結果を出す名将だけど、そのプロセスにおいては随分叩かれまくっていて、そういう世論があったうえでのこの広告で、一同目が覚めた、といった感じだったはず。どんな人にだって、家族があって、人生がある。そういうものを丁寧に描くと名作になりがちですね。