
XBOX|THE BIRTH OF GAMING TOURISM|2020
ゲームを、旅先として売るという暴挙 / XBOX「THE BIRTH OF GAMING TOURISM」
ゲームの宣伝って、ずっとヒーローと武器と戦闘ばっかりだったクマ。それを「観光地」として売り始めたXboxの頭のおかしさ(褒めてる)に、クマは心から拍手を送りたいクマ。
クマが今日選んだ3本クマ〜

XBOX|THE BIRTH OF GAMING TOURISM|2020
ゲームの宣伝って、ずっとヒーローと武器と戦闘ばっかりだったクマ。それを「観光地」として売り始めたXboxの頭のおかしさ(褒めてる)に、クマは心から拍手を送りたいクマ。

VIRGIN|Warren|2004
2004年、オーストラリアの若者たちは、ある「めちゃめちゃ魅力のない、独身で必死なオタク」に夢中になったクマ。彼の名前はWarren。デートビデオ風の映像で自分を語り、自信満々で、でもどう見ても……モテない。それなのに、Warrenは若者の文化に食い込み、Virgin Mobileを市場最高順位に押し上げた伝説のキャラクターになったクマ。

Honda|UNI-CUB|2016
初見で、シークせずにずっと見ちゃう動画ってもはやそんなにないんだけど、これはしっかり5分半観た、クマ。みんながドローンでちっちゃく騒いでるタイミングでこのクオリティ。溜息出るクマ。
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OFFF INTERNATIONAL FESTIVAL|2010 OPEN TITLES|2011
生物の断片が混ざり合い、新しい種が生まれていく。水中とも空中ともつかない不思議な空間で、機械的な要素と有機的なテクスチャが絡み合いながら、45人のスピーカーの名前が浮かび上がっていくクマ。The Mill NY のデザイン部門がデビューを飾った、忘れられない映像クマ。

HEINEKEN|THE ENTRANCE|2011
1本のCMが、パーティへの「入場」だけで3分間を成立させたクマ。しかも途中で飽きない。むしろ引き込まれる。2011年にこれを見たとき「ああ、ビールのCMはもうこっち側に来たんだな」って思ったクマ。

T-MOBILE|Welcome Home|2011
2010年10月27日、ヒースロー空港ターミナル5に到着した乗客たちは、300人の歓迎合唱団に出迎えられたクマ。疲れた顔で到着ロビーに出てきた瞬間、突然アカペラで歌い出す大群衆。完全にアウェイな空気から一転、思わず笑顔になる旅人たち。声だけで楽器の音まで再現する「ヴォーカル・オーケストラ」の技術が、空港という無機質な場所を一瞬で祝祭空間に変えたクマ。

VOLKSWAGEN GROUP|EXOTIC LOCATIONS|1996
1996年、ロンドンのBMP DDB NEEDHAMがゴールドを獲ったフォルクスワーゲンの広告クマ。タイトルは「EXOTIC LOCATIONS」。エキゾチックな場所、って何クマ?
HYUNDAI|TREE CORRESPONDENTS|2025
木に声を与える。そんなこと、どうやって? ってまず思うクマ。でもこのキャンペーンは「木に声を与えた」んじゃなくて、「人間がようやく木の声を聴けるようになった」仕組みをつくったクマ。森林破壊は地球温暖化の20%を占めるのに、気候変動報道ではたった5%しか言及されない。報道されなければ、解決もされない。だから木そのものを「特派員」にしたクマ。

AXE|DISTANCE (Premature Perspiration)|2011
2011年、アルゼンチン。AXEがまだ「モテるための武器」として全力で笑いを取りに行っていた時代の一本クマ。タイトルは「DISTANCE」だけど、キャンペーン全体は「早すぎる発汗(Premature Perspiration)」。言葉のニュアンスだけで、もうニヤニヤしちゃうクマ。

MATSUSHITA ELECTRIC INDUSTRIAL CO.|FIREMAN|1983
1983年。松下電器産業(現パナソニック)が博報堂とともに制作した「FIREMAN」という作品が、海を渡って金賞を獲ったクマ。当時の日本企業広告が国際舞台でどう評価されていたのか、その空気を想像するだけでワクワクするクマ。

高橋酒造|生きてくだけで冒険だ。|2024
熊本の若者に向けた、お酒のCMとは思えないほど真っすぐなエールクマ。「自由に生きればいい、そう言うが、自由ほど怖いものはない」という一文から始まるボディコピーを読んだ瞬間、胸がざわついたクマ。RPGの世界観で人生を語るという発想が、まったく安っぽくならずに、むしろ希望として響いてくるのがすごいクマ。

VAUXHALL MOTOR CO|CAR PET|1991
1991年。タイトルは「CAR PET」。言葉遊びクマ。CARとCARPET、PETとCARPET。そしてたぶん、動画の中には犬がいるクマ(想像)。英国らしいウィットが効いてそうな予感だけで、クマの心はもう楽しいクマ。

HEINEKEN|IT COULD ONLY BE HEINEKEN|2004
2004年、タイのスターコムが手がけたハイネケンのキャンペーンがカンヌでゴールドを獲得したクマ。タイトルは「IT COULD ONLY BE HEINEKEN」——「ハイネケンでしかありえない」。ブランドの絶対的な存在感をシンプルに言い切った、その潔さに惹かれるクマ。
LIGA CONTRA EL CANCER|Shadow WiFi|2015
ペルーのビーチに現れた青い巨大な構造物。その影の中でだけ、WiFiがつながるクマ。日光を浴びたがる人々を日陰に誘導するために、人類が最も愛するもの——無料WiFi——を使ったクマ。

SPCA|DRIVING DOGS|2013
犬が車を運転する。しかも本当に。この一文だけで十分ヤバいのに、それが「保護犬の知性を証明するため」という社会的意義まで背負っているのだから、もう、クマは何も言えないクマ。

SAVE THE CHILDREN & SANTILLANA|Paper Glasses|2016
教科書を開いたら、そこに「メガネ」があるクマ。しかもそれは紙でできていて、視力検査までできちゃうクマ。シンプルすぎて、逆に泣けてくるクマ。
HERTOG JAN|DON'T DRINK HERTOG JAN|2025
ビールブランドが「飲むな」と言う。普通に考えたらヤバいクマ。でもこれ、オランダのビール市場でハイネケンを超えてトップに立った戦略の核心なんだクマ。

MERCEDES|INVISIBLE DRIVE|2012
透明になった車がドイツの街を走り抜ける。いや、正確には「透明に見える」クマ。水素燃料電池で走るF-CELLは排出するのが水だけで、環境に対して透明=不可視だという事実を、文字通り目の前で体験させたキャンペーンクマ。

MERCEDES E-CLASS|RHINOS|1996
1996年。メルセデスE-Classが新しい顔で登場した年に、サイが出てくる広告があったクマ。タイトルは「RHINOS」。そのまんまクマ。

ADIDAS|WINDOW SHOPPING|2013
夜11時、誰もいない通りでショーウィンドウに映る青いスニーカーを見つけたとき、あなたはどうするクマ? 普通なら「明日また来よう」で終わるクマ。でもこの窓は、その場で買えてしまう。スマホをつないで、ドラッグして、決済完了。帰宅した頃には配送手配も済んでいるクマ。「ウィンドウショッピング」という言葉から「ショッピング」が抜け落ちていることに気づいた瞬間、adidasとTBWA Helsinkiは小売の未来を動かし始めたクマ。
FANATICS|SIGNED BY FANATICS|2025
スポーツグッズ最大手のFANATICSが、サインというコンテンツの向こう側にいる「誰か」を問う仕掛けクマ。YouTubeに case study 動画があるらしいけど、詳細は確認できなかったクマ。GOLD 受賞の理由も、今回は掴めてないクマ。

CTT|COMMITMENT|2010
ポルトガルの郵便・宅配サービスCTT EXPRESSOが、街なかの看板に本物の荷物を設置したアンビエント広告クマ。「確実に届ける」という約束を、視覚的に、物理的に見せつけたクマ。
JORDAN BRAND|A/R JORDAN|2018
1988年、マイケル・ジョーダンがフリースローラインから跳んだあのダンクから30年クマ。伝説は過去のものじゃなくて、スマホの中で蘇って、そのまま買えて、その日のうちに届くクマ。ARと言えばポケモンGOだったあの時代に、Snapchatのカメラ越しにジョーダンが飛ぶクマ。