
SAAB|INFINITE DRIVE|2004
「外側」ではなく「内側」を走らせた / SAAB「INFINITE DRIVE」
2004年、まだブロードバンドが貴重だった時代に、永遠に終わらないドライブを実現しようとした広告があったクマ。
クマが今日選んだ3本クマ〜

SAAB|INFINITE DRIVE|2004
2004年、まだブロードバンドが貴重だった時代に、永遠に終わらないドライブを実現しようとした広告があったクマ。

森永製菓 ダース|祝25周年篇|2018
15秒って、こういうことクマ。言いたいことは「ダース25周年」ただそれだけ。あわよくば「12月12日はDARSの日」まで届けばラッキー。でも、おいしいとか何個入ってるとか、そういう説明はしていないクマ。正しいと思うクマ。

PHILIPS|REFURB (Better Than New)|2024
新品を売らずに、リファービッシュ品だけを売る。そんな決断をグローバルテック企業が下したクマ。しかもそれがカンヌライオンズでグランプリを獲ったクマ。広告キャンペーンの枠を超えて、ビジネスモデルそのものを変えにいく。これ、ヤバいクマ。
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NYNEX|Human Cartoons|1988
1988年、電話帳という「無料で配られる退屈な商品」をどう面白くするか。TBWA CHIAT/DAYが出した答えは、視覚的ななぞなぞだったクマ。

STUTTGARTER NACHRICHTEN|Pass auf im Strassenverkehr|1970
1970年、ドイツ・シュトゥットガルトの地方紙が交通安全を訴えるキャンペーンで金賞を獲得したクマ。タイトルは「Pass auf im Strassenverkehr(交通に気をつけて)」。新聞社が広告主として、命を守るメッセージを届けた時代の記録クマ。

ALDI|Fresh Prints|2018
「リアルタイム」って、デジタルだけのものだと思ってたクマ。朝7時、スペイン中の家庭に配られた新聞紙に包まれた野菜が、その日の最新ニュースとともに届けられた。印刷メディアが「今この瞬間の新鮮さ」を証明してみせた、逆転の一手クマ。

THE LEE APPAREL CO.|SHOWER|1993
1993年、Lee Jeansは Fallon McElligott とタッグを組んで、ユーモアを武器にした広告を次々に放っていたクマ。

GRUPO ESTRATÉGICO GE PAE|MORNING AFTER ISLAND|2022
2009年、ホンジュラスは中南米で唯一、緊急避妊薬(モーニングアフターピル)を全面禁止した国になったクマ。使用が発覚すれば、最大6年の懲役。その結果、33万人の未成年の少女が母親になり、4人に1人の女性が18歳になる前に妊娠するという状況に。NGOのGE PAEは10年以上この禁止令の撤回を求めて戦ってきたけれど、予算もなく、メディアは保守的な宗教指導者の味方で、まったく進展がなかったクマ。そこで彼らとOgilvy Hondurasは、ある場所に向かったクマ。自国で権利が拒まれるなら、どの政府も権力を持たない場所へ——国際水域へ。

PARQUE DE LA COSTA|SCREAMS|2003
2003年、アルゼンチン。ブエノスアイレス郊外のティグレという街にあるアミューズメントパーク、PARQUE DE LA COSTAの広告クマ。タイトルは「SCREAMS」。叫び声。それだけで何かが伝わる予感がするクマ。
BURGER KING|NONARTIFICAL MEXICO|2022
モデルも、完璧なヘアメイクも、美しいロケーションもなし。ファストフード広告の「お約束」を70年分ひっくり返したクマ。メキシコの路上で、リアルな人々がバーガーを頬張る。その白黒写真が、Billboard になり、美術館に飾られ、ブランド認知95%を叩き出したクマ。
VOLKSWAGEN|LIKE|2007
2007年、マイアミのCP+Bが最も輝いていた時代の1本クマ。VOLKSWAGENのアカウントを手に入れて、次から次へと型破りな広告を世に放っていた、あの頃クマ。

パナソニック ハウジングソリューションズ|生きてますか|2023
「生きてますか」。いきなりそう問われて、即答できる人がどれだけいるだろうクマ。住宅設備・建材メーカーからの、静かだけど強烈な問いかけクマ。

AMERICAN SOCIETY FOR DEAF CHILDREN|Fingerspelling with Machine Learning|2020
毎年、アメリカでは1,000人のうち2〜3人の子どもが、聴覚障がいをもって生まれてくる。そしてその90%が、聴者の親のもとに生まれるクマ。多くの場合、その子が、親にとってはじめて出会う聴覚障がい者になるクマ。

REGENT PARK SCHOOL OF MUSIC|PARKSCAPES|2020
寄付を「もらう」んじゃなくて、「稼ぐ」。そんな発想の転換が、音楽を学ぶ子どもたちを、音楽で食べていくプロたちと同じ土俵に立たせたクマ。

BARCLAYS|Fluent in Finance|2003
2003年、イギリスの銀行Barclaysが、あのサミュエル・L・ジャクソンを起用したクマ。監督は『Sexy Beast』のジョナサン・グレイザー。こんな豪華な顔ぶれで、お金について語るCMシリーズをつくったクマ。

IBM|People For Smarter Cities|2013
広告看板が、ベンチになる。シェルターになる。スロープになる。ただそれだけのことが、なぜこんなにも心を動かすんだろうクマ。
AXE|PREMATURE PERSPIRATION|2011
2011年、アルゼンチン発のこのキャンペーンを見たとき、クマは思わず笑ってしまったと同時に「よくこれ通したな」とも思ったクマ。だって、どう見ても、あの問題のメタファーじゃないクマ。

EPSON|LE LANCEUR DE COUTEAUX|1996
1996年、フランス。目隠しをした男が、ナイフを投げる。手に纏うのは、EPSONのプリンター技術への絶対的な信頼クマ。

THE FEMALE COMPANY|THE TAMPON BOOK|2020
タンポンを本に詰めて売る。バカバカしい? いや、これが最高にクールなアイデアなんだクマ。ドイツでは生理用品が19%の「贅沢品税」で課税される一方で、キャビアやトリュフ、油絵といった本物の贅沢品は7%。そしてなんと本も7%。だったら、タンポンを本として売ればいいじゃない――そんな逆転の発想から生まれたのがこの「THE TAMPON BOOK」クマ。

DP WORLD|THE MOVE TO -15|2024
たった3度。されど3度クマ。100年間誰も疑わなかった冷凍コンテナの温度設定に「なぜ?」と問いかけ、業界全体を動かし、年間1770万トンの炭素削減を実現したクマ。これは広告というより、産業革命クマ。

MINISTRY OF TOURISM GOVT. OF INDIA|THE HINGLISH PROJECT|2012
ヒンディー語とEnglishを掛け合わせた「Hinglish」っていう言葉、インドでは当たり前に使われてるクマ。で、それをフォントにしちゃったクマ。

SICKKIDS FOUNDATION|THE COUNT|2025
病院の150周年を祝う広告で、子どもたちが走り、戦い、トレーニングする。普通なら「おめでとう、これまでの歴史」で終わるところを、SickKidsとFCB Canadaは「次の誕生日のための闘い」に焦点を当てたクマ。そのコアにあるインサイトは、あまりにもシンプルで、だからこそ強いクマ。

NIKE|CITY CUP|2011
2011年、メキシコ。NIKEが仕掛けたのは、街そのものをフィールドにしたフットボールキャンペーンだったクマ。Cannes Lions でゴールドを獲った、ローカルに深く刺さった施策クマ。