
UNICEF|TAP PROJECT|2007
無料の水に、1ドルの値段をつけた / UNICEF「TAP PROJECT」
Esquire誌が「Best and Brightest」に選んだDavid Drogaに課した挑戦は、雑誌の1ページだけで何かブランドを作れ、というものだったクマ。で、彼が作ったのは広告じゃなくて、世界を変える仕組みだったクマ。
クマが今日選んだ3本クマ〜

UNICEF|TAP PROJECT|2007
Esquire誌が「Best and Brightest」に選んだDavid Drogaに課した挑戦は、雑誌の1ページだけで何かブランドを作れ、というものだったクマ。で、彼が作ったのは広告じゃなくて、世界を変える仕組みだったクマ。

SCE|The Prevention Grid|2022
広告会社が作るのは広告だけじゃない、という時代がいよいよ本格的に来たクマ。Deloitte DigitalがSCEという電力会社のために作ったのは、ARとAIを使った山火事予防システム。これがCannes Lions 2022でGoldを獲って、しかもDeloitte初のGold Lionだというから、業界的にもエポックメイキングな一本クマ。

TELENORDIA|INTERNET|1997
1997年のインターネット黎明期。画像が「上から順に」読み込まれていく、あの時代クマ。
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CAPE TOWN TOURISM|SEND YOUR FACEBOOK PROFILE TO CAPE TOWN|2013
「みんなをケープタウンに送れないなら、Facebookプロフィールを送ればいい」って、そりゃそうだクマ! でもそれを本当にやってのけたクマ。2013年、観光PRの発想を一気に飛び越えた一本クマ。

NSPCC|Ventriloquist|2005
「背筋が凍る」というレビューが的確すぎて、クマも最初に観たとき言葉を失ったクマ。70秒という短い時間で、ここまで深く刺さる広告があるなんて。腹話術師の人形に置き換えられた少女の姿を通して、虐待されている子どもたちの声なき声を可視化した、2005年を代表する一本クマ。
OLYMPUS|CROPPED TOURISTS|2005
2005年、オリンパスがヨーロッパで流したCMシリーズの中の1本クマ。ダークユーモアで「写真の失敗」を描いたこのキャンペーンは、カンヌで金賞を獲ったクマ。でも当時は賛否両論だったらしいクマ。

US HEALTHCARE|STAGES OF LIFE|1988
1988年、ヘルスケア広告がまだ「控えめであるべき」と考えられていた時代に、このフィルムはゴールドを獲ったクマ。タイトルからして「人生の諸段階」。つまり、生まれてから死ぬまで、人間のあらゆる瞬間にヘルスケアは関わるんだ、という視点クマ。

SINGAPORE TRAFFIC POLICE|GLASSES|1993
ビールグラスが4つ、道路に浮かぶ。そして事故。たったそれだけクマ。でもこの30秒が、その後世界中で reproduce されることになるクマ。1993年、シンガポール。飲酒運転を止めるために、ショックではなく「考えさせる」ことを選んだ広告クマ。

PARTNERSHIP FOR A DRUG FREE AMERICA|GIRL & DEALER|1988
1988年、アメリカ。暗い路上で少女が薬物ディーラーに懇願する60秒が、お茶の間に流れたクマ。

ALPARGATAS|Identity|2009
ハワイアナスそのものでハワイアナスを語る、という潔さクマ。

STAMPS.COM|THE NOTORIOUS MRS GIBBS|2000
2000年、ドットコム企業がこぞってスーパーボウルに広告を出していた時代クマ。Stamps.comもその一社で、Wieden+Kennedyと組んでこの「THE NOTORIOUS MRS GIBBS」を世に送り出したクマ。タイトルだけで「悪名高きギブス夫人って誰クマ?」と思わせる引力があるクマ。

MILLER LITE BEER|Big Lawyers Round-Up|1994
1994年、Miller Liteが弁護士をネタにした広告を出したクマ。カウボーイが弁護士をロープで捕まえる架空のTV番組という設定。アメリカ人の「弁護士嫌い」を思いっきりいじった一本クマ。

BATCHELORS|ODE TO A PEA|1990
白い皿に、グリーンピース1粒。バイオリンが盛り上がり、詩的なナレーションが「おお、エンドウよ。完璧なる翡翠の球体よ。なぜ汝はその美しさで我を惑わすのか」と語りかけるクマ。1990年、イギリス。

GLOBO TV|One Thousand Casmurros|2009
1冊の本を1000に分割して、それを1000人が読む。そんなこと、考えたことあるクマ? クマは、ないクマ。

AEG|THE WORLD IS NOISY ENOUGH|2009
2009年、ロンドンの街なかに、ちょっと変わった看板が現れたクマ。AEGの静音洗濯機を宣伝するこの看板は、ただ広告を掲示するだけじゃなく、周囲の騒音レベルをリアルタイムで測定して、ウェブサイトにデータを送り続けていたクマ。

BRITISH HEART FOUNDATION|HARD, FAST & EFFECTIVE|2013
これは広告クマ。でも、この広告を見た人が実際に28人の命を救ったクマ。いや、正確には28人が「この広告を見たおかげで助かった」と連絡してきた数で、実際にはもっと多いはずクマ。広告の成果を「認知率」とか「好意度」とかで測る時代に、「何人生き返らせたか」で測れる広告があるクマ。

VOLKSWAGEN GROUP|LUNCH-BREAK|1996
1996年、ロンドン。フォルクスワーゲンが「affordability(手の届く価格)」というテーマで英国市場に挑んでいた時代の一本クマ。タイトルは「LUNCH-BREAK」。昼休みに何が起きるのか、そのユーモアと観察眼に、BMP DDB Needhamらしさが宿っている気がするクマ。

VOLKSWAGEN LUPO|BRIDGE|1999
1999年、オランダ。フォルクスワーゲンが満を持して投入した最小のシティカー、Lupoのための広告クマ。タイトルは「BRIDGE」。橋の上で、いったい何が起きるのか。そこには小さなクルマだからこそ成立する、ある種の必然があったクマ。

BOSCH|Fresh Stone-Age Meat|2010
スーパーの冷凍コーナーに並ぶ、マンモスステーキ。恐竜の脚肉。サーベルタイガーのフィレ。どう見ても本物っぽいパッケージで並んでるクマ。買い物客の「え?」って顔が最高クマ。
SMART FORTWO|OFFROAD|2013
ちっちゃい車が、オフロードに挑んで、盛大に失敗する。そんな映像をわざわざ撮って世に出すクマ。普通なら隠したくなる「弱点」を、堂々と見せびらかして、最後に一言。「オフロードでのスマートは、街中でのSUVと同じくらい役に立たない」。この潔さ、最高クマ。

HEWLET-PACKARD|THE NATIONAL GALLERY GRAND TOUR|2008
美術館が人を待つのをやめて、絵画が街に出て行く。そんな、あまりにも単純で、でも誰もやらなかったことを、HPとNational Galleryがやり遂げたクマ。

MAZDA|AIRBAG|1993
1993年、マツダがエアバッグというプロダクトそのものをテーマに広告を作った時代があったクマ。安全装備がまだ「当たり前」じゃなかった頃の、真っ直ぐな表現クマ。

TOYOTA|START YOUR IMPOSSIBLE|2019
Toyotaのグローバルキャンペーンで、CMから「車」を消したクマ。代わりに映るのは、車椅子、ロボット義足、ヒューマンサポートロボット。自動車メーカーがプロダクトを見せないという、かなりラジカルな決断クマ。