
DURAND ACADEMY|Shine a Light on Opportunity|2011
国連とルノーを倒した、ロンドンの公立小学校 / Durand Academy「Shine a Light on Opportunity」
ロンドンの公立小学校が、国連やルノーを抑えてカンヌのPR部門ゴールドを獲ったクマ。学校の広報が国家機関を倒す、という構図がまずおもしろいクマ。
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ISSEY MIYAKE|PLEATS PLEASE FLOWERS SERIES POSTERS|2015
椿もチューリップもバラも、花びらの正体は全部プリーツ生地クマ。デザイナーが「理屈じゃなくて、見た瞬間の気持ち」って言い切ってるの、潔すぎるクマ。

APPLE|RELAX: TRACTOR|2024
カボチャを荷台に乗せたトラクターが、1本道をどこまでも進んでいく。時速2マイル。それだけで1本のCMになるクマ。
DAGOMA|Harmless Guns|2019
3Dプリンターで銃が作れてしまう時代に、プリンターメーカー自身が偽の設計図をばらまいて世界を救ったクマ。しかも1発の弾も使わずに。

RED SALMON|Bear|2001
ネイチャードキュメンタリー風の映像の中で、漁師がグリズリーの股間を蹴り飛ばす。それだけの話だけど、これで売上が90%伸びたっていうんだからクマも開いた口が塞がらないクマ。

CHROME MUSIC LAB|CHROME MUSIC LAB|2016
楽器を持たなくても、譜面が読めなくても、ブラウザを開くだけで音楽が作れるようになったクマ。インストール不要、ただのWebページが楽器になるってすごいクマ。

GUCCI|THE TIGER|2026
グッチが新コレクション発表のために選んだのは、ランウェイじゃなくて33分の短編映画だったクマ。しかも監督はスパイク・ジョーンズ。やっていいクマ、それ。

TELECOM ARGENTINA|Yawn (Bostezos)|2001
あくびが人から人へ伝染していくだけの50秒が、カンヌ金賞を獲ったクマ。説明はいらない、あくびは見た瞬間に「分かる」から強いクマ。

L’EQUIPE|MOTHER|2005
2005年、カンヌでゴールドを獲ったL'EQUIPEの広告クマ。タイトルがもう「MOTHER」だけで、何を描いているのか、本文を読む前からちょっとグッとくる予感がするクマ。

大日本除虫菊|棒シリーズ(棒夫婦/棒親子/隣の棒夫婦/棒店員/棒隣人/二組の棒夫婦)|2022
棒夫婦、棒親子、棒店員、棒隣人……登場人物、全員が感情を家に置いてきたクマ。抑揚ゼロの棒読み会話だけで虫コナーズプレミアムを売り込む、引き算だらけのラジオCMクマ。
DOREMIR|SCORECLEANER|2013
録音ボタンを押して鼻歌を歌うだけで、五線譜になって返ってくるアプリクマ。カンヌライオンズでゴールドを獲った地味だけど本質的な発明クマ。

GOOGLE|ART PROJECT|2011
きっかけは、インドでは自分が見てきたような美術館に誰もアクセスできない、という一人のエンジニアの気づきだったクマ。そこから17の美術館を巻き込む世界規模のプロジェクトが生まれたクマ。
ADIDAS|FUTURECRAFT 4D|2018
ミッドソールを光と酸素だけで「印刷」したランニングシューズがあるクマ。型も、金型も、要らない。17年分のランニングデータが、そのまま靴の形になったクマ。

I AM OTHER|CASH IN CASH OUT|2023
粘土のパペットに見えるプラレル・ウィリアムズ、21サベージ、タイラー・ザ・クリエイターは、1秒たりとも撮影されていないクマ。全部CG。しかも「撮れない」から生まれた発想クマ。
BUD LIGHT|Real Men of Genius: Doggy Day Spa Operator|2007
犬のためだけにスパを開いた男を、真顔のアナウンサーが英雄として讃えるクマ。ふざけてるのに、妙に説得力があるクマ。

BRADESCO|Fake Ad|2012
普通の自動車広告に見えたページを指でめくった瞬間、車が事故っているクマ。保険の広告が、保険を売り込む前にまず読者を驚かせにきたクマ。

MAKE SOMETHING WONDERFUL - APPLE|MAKE SOMETHING WONDERFUL / BEHIND THE MAC|2019
オプラ・ウィンフリーもセリーナ・ウィリアムズもポール・マッカートニーも、誰も彼もがMacに向かって黙々と作業する姿で映るクマ。しかもその合間に、名もなき誰かの作業机が同じ重さで挟み込まれているクマ。

KRAFT HEINZ|New and Not Improved|2017
新しいレシピのマカロニ&チーズを、誰にも言わずに3ヶ月間売り続けたクマ。しかも5000万箱。気づかれないように黙るという、広告としては一番やっちゃいけない手を打ってきたクマ。

NEW ZEALAND BOOK COUNCIL|GOING WEST|2010
紙を切っただけなのに、森が立ち上がり、川が流れ出すクマ。CGも合成も使わず、8か月かけて手でつくった「本当に動く本」クマ。

THE DESIGN AND TECHNOLOGY ASSOCIATION|WE BELIEVE IN D&T|2013
学校の必修科目が、ロビー活動だけで生き残ったクマ。しかもそのロビー活動がカンヌでゴールドを獲った。地味な戦いほど、実は一番アツいクマ。

サントリーホールディングス|天然水「大自然を味方に」篇|2025
ペットボトルのキャップを開けるシーンなのに、商品のパッケージはずっとボケボケのまま。それでも誰も気にしない。山道を駆ける小さな背中に、目が釘付けになってるクマ。