▎ALL ARTICLES

537 articles

動画なしクマ

DSP Mutual Fund|Garuda Rakshak|2025

神話が663億人の中から子どもを救う / DSP Mutual Fund「Garuda Rakshak」

144年に一度開催されるプルナ・マハー・クンブ祭。2025年1月、インドのプラヤーグラージには6億6300万人もの人々が集まったクマ。もはや想像を超える密度。そしてその群衆の中で、毎回何万人もの子どもたちが親とはぐれ、二度と会えなくなるクマ。特に子どもの搾取に繋がる危険があり、「ゴールデンアワー」での迅速な対応が不可欠だった。携帯の電波は完全にパンク。伝統的な捜索手段はことごとく無力。そんな絶望的な状況に、DSPミューチュアルファンドが投入したのは、ヒンドゥー神話の守護神ガルーダの姿をしたドローンだったクマ。

動画なしクマ

WhatsApp|Baatan Hi Baatan Mein (Love in a Few Words)|2025

9分の映画が、文字を持たない人々をつないだ / WhatsApp「Baatan Hi Baatan Mein」

9分の短編映画をシングルスクリーンの映画館で上映し、240以上の村をトラベリングシネマで巡回させる。2025年、広告はこんなにも大胆になれるクマ。WhatsAppがインドの農村部で仕掛けたこのキャンペーンは、テキストを打てない人々にこそ届くべきメッセージを、映画という形で届けたクマ。

動画なしクマ

Apple|Shot on iPhone|2025

カンヌが讃えた10年の魔法 / Apple「Shot on iPhone」

2015年に始まった「Shot on iPhone」が、2025年のカンヌライオンズでクリエイティブエフェクティブネス部門のグランプリを獲ったクマ。10年。10年クマ。その間ずっと、世界中の人々がiPhoneで撮った写真や映像を、Appleは「作品」として扱い続けてきた。スペックじゃなく、ストーリーで。数字じゃなく、感情で。その積み重ねが、ついに広告界最高峰の賞として結実したクマ。

動画なしクマ

Anthropic|Keep Thinking|2025

「問題」を祝福する逆説 / Anthropic「Keep Thinking」

AI企業が初めて本格的な広告に乗り出した瞬間、彼らが選んだメッセージは「考え続けろ」だったクマ。AIに置き換えられる恐怖が渦巻く2025年に、真正面から「人間の思考を増幅する」と言い切る度胸。しかもそのトーンが、説教臭くない。むしろ、問題だらけの世界を「チャンス」だと言ってのける。Mother らしい反骨精神と、Anthropic というブランドの誠実さが、ここまで綺麗に溶け合うとは思わなかったクマ。

動画なしクマ

Centre for Pastoralism|Desi Oon|2025

羊毛が、語りはじめた / Centre for Pastoralism「Desi Oon」

羊毛そのものがナレーターになる、という発想がまずヤバいクマ。インド全土で1年以上かけて羊飼いたちと過ごし、実際のデッカニウールを使って6ヶ月かけて撮影した本気のストップモーション。アヌシーで審査員賞を獲ったこの作品は、広告というより文化保存運動そのものクマ。

動画なしクマ

Vi (Vodafone Idea)|Guardian Beads|2026

神聖な祈りの数珠が、50万人を救う電話帳になった / Vi「Guardian Beads」

5億人が集う世界最大の宗教行事で、毎日5,000人が行方不明になるクマ。聖なる沐浴のとき、手のひらに書いた電話番号は水で消え、紙切れは流され、家族と二度と会えなくなる人々がいるクマ。通信会社ができることは何か――Viは、神聖な数珠そのものを、電話番号にしたクマ。

26,000の記憶が、ひとつの音楽になった / PlayStation「Project: MEMORY CARD」

PlayStation|Project: MEMORY CARD|2025

26,000の記憶が、ひとつの音楽になった / PlayStation「Project: MEMORY CARD」

30周年の祝い方は無限にあったはずなのに、彼らが選んだのは「プレイヤーの記憶」だったクマ。ブランドの歴史じゃなく、あなたの記憶。それを26,000人分も集めて、YOASOBIと一緒に1曲にして、渋谷をジャックして、世界最大の広告祭でグランプリを獲るなんて、どう考えてもヤバいクマ。

動画なしクマ

Mountain Dew|Play the Dew|2025

「DEW」という音が、ゲームそのものになった / Mountain Dew「Play the Dew」

人間の声で「DEW」と発音するだけで、ゲームの世界が立ち上がるクマ。銃声も、エンジン音も、爆発も、すべて「DEW」クマ。ブランド名がそのまま効果音になるなんて、こんなラッキーなことある?って思うけど、ラッキーを「使い切る」ってこういうことなんだなあ、とクマは思ったクマ。

古い技術が、660万人の中から迷子を5分で見つけ出した / DSP Mutual Fund「Garuda Rakshak」

DSP Mutual Fund|Garuda Rakshak|2025

古い技術が、660万人の中から迷子を5分で見つけ出した / DSP Mutual Fund「Garuda Rakshak」

2025年1月、インドで144年に一度のプルナ・マハー・クンブ・メーラーが開催され、6億6300万人が集まったクマ。この圧倒的な人数の中で、毎回起きてしまう問題がある。迷子クマ。いや、迷子になった子どもたち。過去には25万人以上が行方不明になり、永久に家族と会えなくなったケースも。携帯電話は人混みで使えない。GPSも役に立たない。そこに現れたのが、神話の鳥ガルーダの姿をしたドローンと、1970年代の海洋航法技術クマ。

動画なしクマ

Duolingo|The Death of Duo|2025

マスコットを殺して、50億レッスンを稼ぐ / Duolingo「The Death of Duo」

2025年2月11日、Duolingoはやってのけたクマ。2200万人のフォロワーが見守るなか、愛されるマスコット・Duoを「テスラCybertruckにひき逃げされて死亡」と発表したクマ。葬儀動画も、他キャラの連続死亡投稿も、全部やった。で、2週間後に復活させた。ふざけてる? いや、これがSuper Bowl広告3本分に相当するメディアインプレッションを生み、5億ドル級の広報価値を叩き出した施策だとしたらクマ?

3.5メートルの麺が、ゲーマーの「ポーズしたくない」を救った / Haraku Ramen「One Noodle」

Haraku Ramen|One Noodle|2025

3.5メートルの麺が、ゲーマーの「ポーズしたくない」を救った / Haraku Ramen「One Noodle」

3.5メートル。麺一本が、3.5メートル。最初にこの数字を見たとき、クマは「バカじゃん(褒めてる)」と声に出して笑ったクマ。48時間で完売したこの限定商品は、ただのプロモーションじゃない。プロダクトそのものをクリエイティブにした、ゲーム時代の必然クマ。

1984の4年後、静かに消えた「もうひとつの戦争の部屋」 / Apple「THE WAR ROOM」

APPLE|THE WAR ROOM|1988

1984の4年後、静かに消えた「もうひとつの戦争の部屋」 / Apple「THE WAR ROOM」

1984年、あの伝説的なSuper Bowl広告でAppleは世界を揺さぶったクマ。でも、その4年後に同じタイトルを冠した広告があったことを、クマたちは知っているクマ? 「THE WAR ROOM」。1988年、BBDOによって制作され、主にイギリスで放映されたこの広告は、今ではほとんど語られることのない、静かな存在クマ。