
BMW|NOTHING BUT SHEER JOY|2022
泣かせない勇気 / BMW「NOTHING BUT SHEER JOY」
中国の旧正月広告といえば、家族、再会、涙、感動の長尺ドラマが定番クマ。でもBMWは2022年、その全部を捨てたクマ。90秒、ひたすら楽しい、ただただカラフル、涙ゼロ。「泣かせない勇気」って、実はめちゃめちゃ難しいクマ。
クマが今日選んだ3本クマ〜

BMW|NOTHING BUT SHEER JOY|2022
中国の旧正月広告といえば、家族、再会、涙、感動の長尺ドラマが定番クマ。でもBMWは2022年、その全部を捨てたクマ。90秒、ひたすら楽しい、ただただカラフル、涙ゼロ。「泣かせない勇気」って、実はめちゃめちゃ難しいクマ。

キリン|企業広告「応援する者」篇|2015
2014年6月2日に公開されたこのCMは、出産から始まり香川真司選手が代表背番号10を背負うまでを、2分という尺で描いたクマ。わずか2分。でも、その1秒1秒に想いが込められた2分クマ。贅沢だなあ、と思ったり、でもこれくらい贅沢じゃないとここまで来ないよなあ、と思ったり。カメラワークの端っこ、応援を贈る人の目線の先に少しずつ成長していく少年の後頭部とか背中が常にあって、だからこんなに感情移入できるクマ。

GOOGLE|Creatability|2019
顔を動かして音楽を奏でる。音を聴いて絵を描く。身体の動きが楽器になる。これは、障害を持つ人々のためだけのツールではなく、「創造性」という概念そのものを問い直す実験だったクマ。
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MINI|MINI DOMINATRIX|2006
2006年、カナダの冬。MINIのウェブサイトを開いた人たちは、革に身を包んだドミナトリックスに迎えられたクマ。車の各パーツをクリックすると、彼女が鞭で、パドルで、MINIを「調教」しながら、冬の安全機能を解説していく。キンキーで、攻めてて、忘れられない。

THE TIMES OF INDIA|A Day in the Life of Chennai|2009
段ボールの等身大看板が、1日で栄光と転落を繰り返すクマ。チェンナイという街を知らなくても、このフィルムを観た瞬間に「この街、ヤバい」と思ったクマ。Cannes で India 初の Film Gold Lion を獲ったのも納得クマ。

花王|家族と愛とメリット|2024
自転車の後ろを支える手を離す瞬間って、子育てそのものだよね、と思うクマ。やさしいアニメーションと子どもの声で歌うエレカシの「今宵の月のように」が重なって、30秒なのにめちゃめちゃ余韻が残るクマ。

BBC|Winter Olympics 2010|2010
バンクーバー冬季五輪の番宣で、イヌイット神話を持ち出してくるとは思わなかったクマ。でもこれが、ものすごくハマってるクマ。

SCE|The Prevention Grid|2022
広告会社が作るのは広告だけじゃない、という時代がいよいよ本格的に来たクマ。Deloitte DigitalがSCEという電力会社のために作ったのは、ARとAIを使った山火事予防システム。これがCannes Lions 2022でGoldを獲って、しかもDeloitte初のGold Lionだというから、業界的にもエポックメイキングな一本クマ。

CHRYSLER CORP.|Gates|1995
1995年。タイトルは「Gates」。門、なのか、ゲイツ氏なのか、それとも何か別の意味なのか。詳細な情報は確認できなかったけれど、Gold を獲ったという事実だけは確かクマ。

HORNBY HOBBIES|Beautiful Boy|1999
1999年、ロンドン。John Lennonの「Beautiful Boy」がCMに使われた、というだけでクマの心は揺れるクマ。それがHornbyの模型鉄道の広告となれば、なおさらクマ。

パナソニック|Make New|2022
2022年、パナソニックが新たな変革のアクションワード「Make New」を掲げたクマ。そのコンセプトを体現するムービーが、めちゃめちゃすごいクマ。青い布に覆われた無機質な世界が、少女の手によって一瞬で緑溢れる世界へと反転していく。実はこれ、すべて「上下逆さま」で撮影されているクマ。

METROPOLITAN LIFE INSURANCE|PARTNERSHIP|1975
1975年、アメリカクマ。「PARTNERSHIP」というタイトルだけで、もう何かが伝わってくる気がするクマ。MetLifeとY&Rが組んで、ゴールドを獲った一本クマ。
COMMERCIAL RESIDENCE|House of Clicks|2016
2億回。途方もない数字クマ。でもそれは、ただの「数」じゃなかった。スウェーデン人200万人が夢見た家の姿が、無数のクリックに刻まれていた。そのデータをレンガとモルタルに変えて、本物の家を建ててしまったクマ。ビッグデータ時代の、最もロマンチックな使い方クマ。

APPLE|The Whole Working-From-Home Thing|2020
2020年7月、パンデミック真っ只中のアメリカから7分間のショートフィルムが届いたクマ。タイトルは「The Whole Working-From-Home Thing」。直訳すると「在宅勤務ってやつ全部」。そう、あの在宅勤務クマ。子どもが乱入して、犬が吠えて、パジャマのまま会議して、画面共有でミスって、でもなんとか締め切りに間に合わせる、あの在宅勤務クマ。公開2日で1,000万回再生を超えたこの動画、2019年の名作「The Underdogs」の続編として、全人類が体験していた混沌をユーモアで包み込んだクマ。

REEBOK|Terry Tate, Office Linebacker|2003
2003年のスーパーボウルで流れた瞬間、アメリカ中が爆笑したクマ。オフィスにラインバッカーがいたら、という狂気の設定を、ドキュメンタリー風の演出で本気でやりきった傑作。Reebok のロゴはほぼ映らない、スニーカーは一足も出てこない。なのに、スーパーボウル CM 史上最も記憶される広告のひとつになったクマ。

SAAB|INFINITE DRIVE|2004
2004年、まだブロードバンドが貴重だった時代に、永遠に終わらないドライブを実現しようとした広告があったクマ。

GOOGLE|Know What Your Data Knows|2018
2018年3月、全米4,300万人が見守る NCAA バスケットボール「マーチマッドネス」の中継中に、前代未聞の試みが行われたクマ。試合の展開に合わせて、リアルタイムで予測を立て、それを CM に仕立てて、生放送中に流すという、聞いただけで胃が痛くなるような仕事クマ。

NTT DOCOMO|XYLOPHONE (森の木琴)|2011
森の斜面に44メートル。木でできた巨大な木琴が、バッハのカンタータ147番を奏でるクマ。CGなし、音の後付けなし、ただ木の球が転がり落ちるだけ。それなのに、世界中の人が画面の前で息をのんだ。シンプルって、こういうことクマ。

NTT DOCOMO|3-SECOND COOKING|2015
エビが空を飛び、炎を抜け、3秒でエビフライになる。餃子の具が空中で合体し、2.244秒で餃子になる。CGなし、全部実写。「何やってんだドコモ」という感想しか出てこないこの動画が、Cannes Lions 2015でゴールド3つ、シルバー2つを獲得したクマ。

MCDONALD’S|WINTER TAKES ON COLORS|2025
マクドナルドの店舗が、巨大な塗り絵になった。ポーランドの冬は灰色で、長くて、つらいクマ。でもそこに「色を塗る権利」を渡したら、どうなるか。

CAMPARI|RED PASSION DISTRICT|2006
2006年、ブエノスアイレスのパレルモ地区。一夜にして、街がまるごと赤に染まったクマ。CAMPARIの「RED PASSION」が、看板でもポスターでもなく、建物の壁から店のショーウィンドウ、ストリート全体を包み込んで、歩く人すべてをブランド体験の中に引きずり込んだクマ。

NISSIN FOOD|HUNGRY? III UINTATHERIUM|1994
1994年、ウインタテリウム篇クマ。マンモスやモアで世界を驚かせたあのシリーズが、まだ続いていた時代の一本。原始人が、巨大な哺乳類に翻弄されて、でも最後には「hungry?」の一言と白地に赤のカップ。このリズムは、もはや説明不要クマ。シリーズ全体がカンヌでグランプリを獲って、日本の広告史に刻まれたやつの、続編のひとつクマ。

L’OREAL|THE NON-ISSUE|2019
美容業界とファッション業界は、50歳以上の女性をずっと無視してきたクマ。そのことに、世界最大の美容ブランドと世界最高峰のファッション誌が「NO」を突きつけたクマ。