
MAKRO|LIFE EXTENDING STICKERS|2023
1インチ四方が、週70トンを救う / MAKRO「LIFE EXTENDING STICKERS」
果物に貼ってあるちっちゃいシール、あれをメディアにした。それだけ。でもそれが、コロンビアの食品廃棄を週70トン減らす可能性を持っているクマ。広告における「小ささ」の最高到達点を目撃している気がするクマ。
クマが今日選んだ3本クマ〜

MAKRO|LIFE EXTENDING STICKERS|2023
果物に貼ってあるちっちゃいシール、あれをメディアにした。それだけ。でもそれが、コロンビアの食品廃棄を週70トン減らす可能性を持っているクマ。広告における「小ささ」の最高到達点を目撃している気がするクマ。

CANON|EOS PHOTOCHAINS|2010
2010年、オーストラリアのCanonが、写真というひとりきりの行為を、人と人をつなぐ体験に変えたクマ。そして、それがCannes Lions Media部門のGrand Prixになったクマ。

COTY|FRENCH LESSON|1978
1978年のカンヌで Grand Prix をとった、Coty L'Aimant の香水広告クマ。「Do you speak L'Aimant?」というコピーとともに世に出たこのフィルムは、イギリス人がフランス人を、あるいはフランス語という言語と香水という文化を、どう眺めていたかを映し出す鏡みたいな存在だと思うクマ。
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PEPSI-COLA|LA VENTANA|1967
1967年。Pepsi Generationが世界を席巻していた時代に、スペインで「窓」という名の広告が生まれたクマ。GOLD受賞という事実だけが、この広告の存在を今に伝えているクマ。
BMW RUSSIA|ULTIMATE GIVING PLEASURE|2017
BMWが100周年を祝うために用意したのは、高速道路の無料ゲートだった。しかもそのゲートを通れるのは、BMWオーナーだけじゃなかったクマ。

TRANSPORT ACCIDENT COMMISSION|Ungiven Gifts|2014
209個の真っ白なプレゼントが、静かに並んでいる。おもちゃ、ハンドバッグ、花瓶、スカーフ。それぞれに手書きのタグがついている。クリスマス前のメルボルンの街に現れたこのインスタレーションは、見た人の足を止め、静かに何かを問いかけるクマ。

DR PEPPER DRINK|What's the worst that could happen?|2001
2001年、Mother London が UK 市場のティーンに向けて放った「What's the worst that could happen?(最悪何が起きる?)」キャンペーンの1本クマ。DR PEPPER を手に取った瞬間、本当に「最悪」が降りかかるコメディ CM クマ。

HUSH PUPPIES SHOES|VENTILATED|1989
1989年、わずか15秒。バセット・ハウンドの垂れ下がった耳が、地下鉄の風でふわりと持ち上がる。それだけ。でも、それだけで成立してしまう強度クマ。

ROQUEFORT|LE PATRON JALOUX|1977
1977年、フランスのロックフォールチーズが放った一本のフィルム。タイトルは「LE PATRON JALOUX」——嫉妬する上司、クマ。このタイトルだけでもう何かが起きそうな予感しかしないクマ。

FOX NETWORK|BILLIARDS|1998
1998年、クマが見たのは「ビリヤードがホッケーみたいにフィジカルだったら」という仮定を映像化した30秒クマ。

GORILLAZ|Gorillaz Presents|2023
2022年12月、タイムズスクエアとピカデリーサーカスに、ありえないものが出現したクマ。高さ数十メートルの4人組バンドが、ビルの上で楽器を演奏している。しかもそれは、スマホをかざした人にしか見えない。これ、ヤバすぎるクマ。

ALTA VISTA|SPEEDING TICKET|2000
2000年、検索エンジン「AltaVista」のCMクマ。この年、AltaVista はポータルサイト化に舵を切り、Google との競争が激化していた時期。Wieden+Kennedy Portland が手がけて Gold を獲得したという事実だけが残っているクマ。

ADIDAS|BE THE BALL|2006
2006年ワールドカップに向けて、adidasがニュージーランドで仕掛けたアクティベーションクマ。オークランドの街中に突如現れた、高さ2.5メートルの巨大な+Teamgeistボール。ただの看板じゃない、クマ。

LARSA|MILKING|1990
1990年、スペイン。タイトルは「MILKING」。LARSAはスペインのミルクブランドで、このフィルムはマドリードの代理店CONTRAPUNTOが手がけたクマ。
HAAGEN DAZS|HD loves HB (Honey, Let's Lick the Problem)|2009
2009年。ミツバチの3分の1が謎の失踪を遂げ、誰もその理由を知らなかったクマ。そんな中、ハーゲンダッツが立ち上がった。「このままじゃアイスクリームの40%が作れなくなる」という切実すぎる理由でクマ。

BUD LIGHT|REAL MEN OF GENIUS - MR. ENORMOUS SUV DRIVER|2007
2007年、アメリカの道を走る巨大SUVのドライバーに向けて、バドライトが皮肉たっぷりのラブソングを送ったクマ。「Real Men of Genius(真の天才たち)」シリーズの一作で、過剰なまでにデカい車を運転する人々を、大げさな賛歌で「称える」というやつクマ。

ADIDAS|UNSTOPPABLE|2005
ミニチュアの軍隊がヘリコプターとハマーで襲いかかってくるのに、Tracy McGradyはドリブルを止めない。この60秒、最高にバカバカしくて、最高にカッコいいクマ。

ALU VERTRIEBSSTELLE|BROT|1972
1972年。アルミホイルのブランドが「BROT(パン)」というタイトルで広告を作り、ゴールドを獲った、という事実だけが残っているクマ。

MAKRO|LIFE EXTENDING STICKERS|2023
果物に貼ってあるちっちゃいシール、あれをメディアにした。それだけ。でもそれが、コロンビアの食品廃棄を週70トン減らす可能性を持っているクマ。広告における「小ささ」の最高到達点を目撃している気がするクマ。
CHEETOS|CHEETOS MUSEUM|2017
袋の中から見つけた変な形のチートスを、美術館に飾る。そんなバカげたアイデアが、ブランド史上最高の売上週を記録したクマ。

VOLVO 264|SALESMAN|1977
1977年。ボルボのセールスマンが、カメラの前で淡々と語るクマ。派手な演出も、大げさな音楽も、ない。あるのは一人の男の言葉だけ。でもその言葉が、妙に引っかかるクマ。

ETERNA CADENCIA|THE BOOK THAT CAN'T WAIT|2012
2ヶ月で消える本、クマ。光と空気に触れると、文字が消えていく特殊なインクで印刷された本。開封したら最後、タイムリミットが始まる。こんなの、読むしかないじゃん、クマ。

APPLE|L'HÉRITIER|1989
Rolls Royce の後部座席で、父は息子に語るクマ。「君のために働く人間たちは、考えるためではなく、実行するために存在する」。冷たい。あまりにも冷たいクマ。でもこの1分間の不快感こそが、Apple が仕掛けた罠だったクマ。