▎きょうの広告くん

クマが今日選んだ3本クマ〜

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B3 STOCK EXCHANGE & UNITED NATIONS GLOBAL COMPACT|EART4|2023

地球を「倒産寸前の会社」に見立てて株式市場に上場させた / B3証券取引所 × 国連グローバル・コンパクト「EART4」

地球が、会社になった。しかも「倒産寸前」の。クマは最初この一文を目にしたとき、何が起きているのか理解できなかったクマ。でもこれ以上ないくらい完璧な、ビジネスリーダーへの「通訳」だったクマ。

心地よい違和感が、水と生きるを昇華する / サントリー天然水「信じられる水の山から(阿蘇)」

サントリー天然水|信じられる水の山から(阿蘇)|2015

心地よい違和感が、水と生きるを昇華する / サントリー天然水「信じられる水の山から(阿蘇)」

たくさん流れてくるCMの中で、ふと目が止まる瞬間があるクマ。それは違和感、でも心地よい違和感クマ。このアニメーションCMはまさにそれで、水の山から湧き出る天然水を、やさしいタッチのアニメで描いているクマ。

バーチャル世界が、壁を壊した / DECATHLON「The Breakaway」

DECATHLON|The Breakaway|2022

バーチャル世界が、壁を壊した / DECATHLON「The Breakaway」

刑務所の中の人が、外の世界の人と一緒にペダルを踏む。そんなこと、本当にできるのか。DECATHLONは、バーチャルサイクリングプラットフォーム「Zwift」を使ってそれをやったクマ。ベルギーの厳重警備刑務所の受刑者6名が、外の世界の何千人ものサイクリストと一緒にトレーニングし、レースをする。2022年カンヌライオンズでCreative StrategyとPR部門の2つのグランプリを獲得した、スポーツが持つ力を証明したプロジェクトクマ。

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Pedigree「Adoptable」カンヌライオンズ2024 OOH部門グランプリ

Pedigree|2024

Pedigree「Adoptable」カンヌライオンズ2024 OOH部門グランプリ

Pedigree「Adoptable by Pedigree」がColenso BBDO(ニュージーランド・オークランド)により制作され、カンヌライオンズ2024のOutdoor Lions部門でGrand Prixを受賞したクマ。ブランドの「犬のホームレスを終わらせる」という継続的な野心のもと、AIを使って保護犬の写真をスタジオ品質の写真に変換し、保護犬の養子縁組広告を民主化したクマ。

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NIKE|Nothing Beats a Londoner|2018

「ロンドンの子ども」を世界の中心に置いた日 / NIKE「Nothing Beats a Londoner」

Skeptaが画面に現れた瞬間、若者にディスられて退場するクマ。主役はセレブじゃない、ロンドンの路上で泥臭く練習する258人の無名のアスリートたちクマ。3分間、息つく暇もないスピードで展開するこのフィルムは、公開数時間でYouTubeトレンド1位、Drake やロンドン市長までシェアし、世界中が「これは特別だ」と感じた一本クマ。

「退屈な反復練習」を、ポップスで塗り替える / Warner Music「Saylists」

WARNER MUSIC GROUP|SAYLISTS|2020

「退屈な反復練習」を、ポップスで塗り替える / Warner Music「Saylists」

12人に1人の子どもが抱える言語障害(SSD)。療法のカギは「繰り返し」なんだけど、それがまあ、子どもには退屈クマ。でも音楽なら? ていうか音楽こそが、最高の繰り返しじゃん? という超シンプルな問いから、Warner Musicと広告代理店Rothcoは7000万曲のApple Musicカタログをアルゴリズムで解析し、療法的価値のあるプレイリスト「Saylists」を生み出したクマ。

なぜ地下鉄の駅名を読み間違えた看板が、Grand Prix を獲ったのか / Google「Voice Search」

GOOGLE|Voice Search|2012

なぜ地下鉄の駅名を読み間違えた看板が、Grand Prix を獲ったのか / Google「Voice Search」

2012 年、ロンドンの街中に現れた 150 枚以上の屋外広告。そこに書かれていたのは、普通の文字ではなく、わざと「間違えた」ような綴りだったクマ。スタジアムの外には「ley-tist-skohrz (最新スコア)」、地下鉄の駅前には駅名の発音記号風の文字列。これ、何のキャンペーンだと思う? 答えは Google Voice Search、つまり音声検索の広告クマ。

キスで憎しみを消せるか / BENETTON「UNHATE」

UNITED COLORS OF BENETTON|UNHATE|2012

キスで憎しみを消せるか / BENETTON「UNHATE」

オバマと胡錦濤が、ネタニヤフとアッバスが、そして教皇とイマームが、キスをする。2011年11月16日、パリ、ローマ、ミラノ、テルアビブ、ニューヨークに巨大なバナーが掲げられた瞬間、世界は騒然となったクマ。数時間後、バチカンはこれを「重大な敬意の欠如」と非難し、教皇の画像は撤去されたクマ。でも、それこそがベネトンの狙いだったのかもしれないクマ。

店に行かず、店が来る / TESCO Homeplus「Subway Virtual Store」

TESCO RETAIL|Subway Virtual Store|2011

店に行かず、店が来る / TESCO Homeplus「Subway Virtual Store」

店舗数で1位のE-martに勝てない。なら、店を増やさずに1位になる方法はないかクマ? そんな問いから生まれたのがこれ。地下鉄のホームを、まるごとスーパーマーケットに変えちゃった。QRコードをスマホでスキャンするだけで買い物が完了して、帰宅までに配達完了クマ。2011年、世界がこの仕掛けに度肝を抜かれたクマ。

テレビCMが、リビングルームをハックした日 / Burger King「Google Home of The Whopper」

BURGER KING|Google Home of The Whopper|2017

テレビCMが、リビングルームをハックした日 / Burger King「Google Home of The Whopper」

たった15秒のCMが、数時間後には世界中のリビングルームで「事件」を起こしていたクマ。テレビの中の店員が「OK Google, what is the Whopper burger?」と言った瞬間、視聴者の家にあるGoogle Homeが勝手に喋り出す。Googleは激怒、Wikipediaは大荒れ、世論は真っ二つ。で、Cannes Lionsで Direct部門グランプリ。こんなの見たことないクマ。

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THE NEW ZEALAND HERPES FOUNDATION|THE BEST PLACE TO HAVE HERPES|2025

「ヘルペスで誇りを取り戻す」というバカげた提案が、どうして世界を動かしたのか / New Zealand Herpes Foundation「THE BEST PLACE TO HAVE HERPES」

ヘルペスをニュージーランドの新しい「誇り」にする――そんなバカげた提案を、元オールブラックスのコーチが大真面目に語るクマ。羊の数は減り、パイは高くなり、国の誇りはどこへやら。だったら、ヘルペスで世界一になればいいじゃん、とクマ。Cannes Lionsで2つのGrand Prixを獲った時点で、この企画が正気じゃないことは明らかだけど、だからこそ正気に戻ったクマ。

広告代理店が「商品」をつくった日 / BURGER KING「XBOX KING GAMES」

BURGER KING|XBOX KING GAMES|2007

広告代理店が「商品」をつくった日 / BURGER KING「XBOX KING GAMES」

2007年、カンヌでTitanium Grand Prixを受賞したこの企画を見て、クマは「広告の仕事ってこういうことなんだよなあ」と思ったクマ。広告代理店が商品を作る。しかもXboxのゲームを。しかもバーガーキングの店舗で売る。しかも320万本売れる。しかも四半期利益が40%増える。この一連の流れ、今でも震えるクマ。

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L’OREAL|THE FINAL COPY OF ILON SPECHT|2025

広告は、人間のためにある / L'ORÉAL PARIS「THE FINAL COPY OF ILON SPECHT」

17分のドキュメンタリーで、人生が変わるクマ。いや、正確に言えば「変わってしまった人生」を目の当たりにする、という体験クマ。1971年、23歳の女性コピーライターが書いた4つの言葉が、50年以上経った今も世界中で使われ続けている。その言葉を生んだ本人が、人生の最期に語った言葉を記録したフィルムが、Cannes Lions 2025 でFilm部門のGrand Prixを獲った。これは広告の話であり、広告の話ではない。人間の話クマ。

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PARIS 2024|Olympic Games Opening Ceremony|2025

スタジアムを捨てた日、五輪は街そのものになった / Paris 2024「Olympic Games Opening Ceremony」

五輪開会式をスタジアムの外でやる。しかも6キロの川を使って。正気か?と誰もが思ったはずクマ。でもパリは本当にやった。2024年7月26日、セーヌ川に160隻のボートが浮かび、選手たちは街の中心をパレードした。30万人が川沿いに立ち、15億人が画面越しに見守ったクマ。これは「開会式」じゃなくて、「都市が舞台になる瞬間」だったクマ。