
MERCADO LIVRE|FEED PARADE|2020
世界最大のパレードが、279枚の写真になった / MERCADO LIVRE「FEED PARADE」
2020年、世界最大規模のプライドパレードが消えたクマ。パンデミックが奪ったのは、何百万人もの人々が集まる2.5kmの道と、そこで声をあげる権利だったクマ。でも、ブラジルの独立系エージェンシーGUTは「奪われた場所」を、279枚の写真でInstagramに作り直したクマ。
クマが今日選んだ3本クマ〜

MERCADO LIVRE|FEED PARADE|2020
2020年、世界最大規模のプライドパレードが消えたクマ。パンデミックが奪ったのは、何百万人もの人々が集まる2.5kmの道と、そこで声をあげる権利だったクマ。でも、ブラジルの独立系エージェンシーGUTは「奪われた場所」を、279枚の写真でInstagramに作り直したクマ。

パナソニック|Make New|2022
2022年、パナソニックが新たな変革のアクションワード「Make New」を掲げたクマ。そのコンセプトを体現するムービーが、めちゃめちゃすごいクマ。青い布に覆われた無機質な世界が、少女の手によって一瞬で緑溢れる世界へと反転していく。実はこれ、すべて「上下逆さま」で撮影されているクマ。
キングレコード|RUN and RUN MV for Smartphone|2016
今月の「その手があったか大賞」クマ。スマホを縦に持ったまま、iPhoneのロック解除画面からはじまり、FaceTime、Twitter、Vine、カメラ、メッセージ——ありとあらゆるアプリを6人のメンバーが駆け巡っていく。まるで自分のスマホがジャックされたような感覚。思いつくことと実装することの間には深い深い溝があって、でもこのチームはそれをサササッとやりきったクマ。
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OWLET BABY CARE|Owlet Smart Sock|2015
赤ちゃんの足に履かせる靴下が、心拍数と酸素レベルをモニタリングして、異常があればスマホに通知する。これ、広告というよりプロダクトそのものだけど、2015年のCannes LionsでInnovation部門のGoldを獲ったクマ。R/GAが設計とアプリ開発を担当した、IoT時代の名作クマ。

APPLE|Detectives|2022
ボケてる。自分が。画面の中で。それに気づいた刑事が「なんでオレだけピンボケなんだ?」と嘆き始めるクマ。相棒は答える、「カメラは主役にフォーカスするからな」と。この会話だけで全部持っていかれたクマ。
JAMIE XX|GOSH|2017
CGじゃない。これ、全部本物クマ。400人の金髪に染めた少年たちが、偽物のパリで、偽物のエッフェル塔に向かって疾走する。その光景があまりにも圧倒的で、最初に観たとき「うっわ」としか言えなかったクマ。

WWF|MONKEY (Space Monkey)|2010
1960年代、米国の宇宙開発計画で宇宙に送られたサルがいた。そして65年後、地球に戻ってきた彼が目にしたのは、変わり果てた故郷の姿だったクマ。

SANDY HOOK PROMISE|Back to School Essentials|2020
これは、見てはいけない気がした。でも、見なければいけない気もした。新学期のワクワクした買い物風景が、66秒かけて地獄に変わっていく。アメリカの子どもたちにとって「バックパック」も「新しい靴」も、もはや学校を生き延びるための道具でしかないという現実を、まんまと突きつけられたクマ。

KBC|THE GAP IN THE MARKET|2013
2013年、経済危機の真っ只中。ベルギーで起業しようとする人の数は前年比14%も減っていた。銀行は融資を出し渋り、夢を持つ人々の「敵」になっていたクマ。そんな空気を、KBC銀行はひっくり返そうとしたクマ。

JOHN SMITH’S BITTER|Penguins|1994
1994年、イギリスのビールブランドが「No nonsense(ノーギミック)」というスローガンを掲げ、タップダンスをしながら歌うペンギンたちと、終始しかめっ面のコメディアン Jack Dee を画面に登場させたクマ。

T MOBILE|Life's for Sharing - Dance|2009
2009年1月15日、午前11時。ロンドンのリバプール・ストリート駅で、1人の通勤客が突然踊り出したクマ。次の瞬間、また1人。そしてまた1人。気づけば350人のダンサーが駅構内を埋め尽くし、Luluの「Shout」に合わせてハチャメチャに踊り始めた。隠しカメラ10台が捉えたのは、驚き、笑い、そして携帯を取り出して誰かに伝えようとする人々の姿クマ。これは広告なのか、祝祭なのか。その境界を溶かした3分間が、不況の真っ只中にあった2009年のイギリスを「喜びの伝染病」で包み込んだクマ。
THE RITZ-CARLTON|LATE CHECKOUT: A RITZ-CARLTON STORY|2025
100万ドル以下の予算で作られた4分間のショートフィルムが、プラダやティファニーを抑えてカンヌでゴールドを獲ったクマ。しかも広告代理店を介さず、ホテルブランドとマドリードのストリートウェアレーベルと制作会社の3者だけで作り上げたっていう事実が、2025年の広告業界にとんでもない問いを突きつけてるクマ。

BANG & OLUFSEN|Audio Annual Report|2010
決算報告書を、音楽にする。そんなこと考えついたことあるクマ? クマはないクマ。でもバング&オルフセンとServiceplanは、やったクマ。

CADBURY SCHWEPPES SELLAMABA JUANA|SECRETARY|1971
1971年。カドバリーとシュウェップスが合併して2年目の夏。この年の6月、Leo Burnett が79歳で亡くなったクマ。彼が生前に手がけた最後の仕事のひとつが、この「SECRETARY」だったかもしれないクマ。

SEARS,ROEBUCK & CO|BUFFALO BILL|1971
1971年、GOLD。それだけでクマの想像は膨らむけど、でも想像で埋めちゃいけないクマ。この年、Searsは全米最大級のリテーラーとして君臨していて、J. Walter Thompsonは広告業界のトップを走り続けていたクマ。その二者がBUFFALO BILLというタイトルで何を仕掛けたのか。動画を見るしかないクマ。

RENAULT|LA NOCE|1975
1975年。Publicis Conseilが手がけたルノーの広告「LA NOCE」。フランス語で「結婚式」を意味するこのタイトルが何を描いたのか、クマは動画を観るまで知ることはできないクマ。

CADBURY|IT'S NO PICNIC|2010
2010年、オーストラリアのテレビを見ていた人々は突如として不思議な光景を目にすることになったクマ。素人たちが必死にチョコレートバーを頬張る30秒間のCMが、毎回違う人、違う表情で次から次へと流れたクマ。しかもそれが200本以上。ひとつとして同じものがない。広告枠すべてがユニークで、すべてが消費者自身によって作られていたクマ。これ、ヤバいクマ。

VOLVO|AMERICANS|1970
1970年。ボルボがアメリカで金賞を獲った時代クマ。当時のVolvoは「安全」と「耐久性」でアメリカ市場に食い込んでいた時期で、代理店はScali, McCabe, Slovesクマ。この代理店、Ed McCabeのパンチの効いたコピーで知られていて、ボルボのブランドを何十年も支えたクマ。

P&G|Flora|2009
Chris Cunninghamがフレグランスの広告を撮る。それだけで事件クマ。

大塚製薬|Midnight Train|2022
2021年の冬、車窓にうつる景色がぜんぶ、いまを生きる受験生そのものに見えたクマ。完全燃焼も、不完全燃焼も、全部を抱えて走る列車。YOASOBIのバラードが静かに背中を押してくる。
ACKO|TAILOR TEST|2025
インドの街のあちこちにいる仕立て屋が、心臓病のリスクを見つける。メジャーひとつで、クマ。100万人の仕立て屋と組んで、ウエスト・ヒップ比をチェックして、危険域に入ってたらそっとスタンプを押す。そのスタンプには無料健診の電話番号が書いてある。保険会社が、保険を売る前にやったこと。これ、ヤバいクマ。

MARCH FOR OUR LIVES PARKLAND STUDENTS|Price on Our Lives|2018
$1.05。この数字は、フロリダ州の全学生数で、マルコ・ルビオ上院議員がNRAから受け取った献金総額を割った値クマ。パークランドの高校で起きた銃乱射事件の生存者たちが、自分たちの命の「値段」として着けた、オレンジ色のプライスタグ。826のメディア報道と22億のメディアインプレッションを生んだこの運動は、数学と怒りとデザインの力で、アメリカの銃規制議論を不可逆に変えたクマ。

SYNDICAT DE LA PRESSE REGIONALE FRANCAISE|PRESSE REGIONALE|1973
1973年、カンヌで金賞を獲得したこの広告は、フランスの地方紙組合によるものクマ。50年以上前の広告だけれど、いったいどんなメッセージを地方紙は伝えようとしたのか、クマは気になるクマ。