電車は転職できない。

予算的な制約がいい方向に働くのか、クライアントの胆力がすごいのか、理由はさまざまだと思うものの、ローカルからたまに強烈な名作が現れる。で、これはちょっと古いけど大好きな一本。きかんしゃトーマスかな? というトーンで描いていた序盤から「で!も!」で一気に、世界観はそのままにコアメッセージへ。いや、別に電車と比べる必要なんてひとつもないんだけど、そうだな、人間だから転職できるんだな、と思ってしまう不思議な展開。よくよく計算されている。