「ちゃんと言う」強さ / It’s only crazy until you do it – just do it / Nike – Dream Crazier

構造的には(おそらく)新規撮影とアリ素材の組み合わせにナレーションが乗るシンプルなもので、最先端技術が使われているわけでも見たことのない絵があるわけでもないけど、2019年の代表作になることがほぼ決まった作品。世界的に”Social Good”以来の大波っぽい”Gender Equality”で、Nike、ちょっと前にはこういう感じでやってたけど(そしてこれも最高であるが)

やっぱり強くてかっこいい、解放された女性を描く、というところまでは変わるものも変わらない、と考えたのか、いや、そうじゃないかもしれないけど、ちゃんとナレーションでというかコピーで言いたいこと言うっていうのは大切なことだな、と。ちゃんと言う。

映像的にはBecky Hammonのシーンが最高だった。真剣に、高い熱量を持っている時点で男とか女とかマジ関係ないな、って。あと、身体能力的に男性優位なのはただの「一時点での事象」でしかなくて、いろいろ整った時にそれでも男性優位は続くのか、とか、Technologyでフォローされたりとか、それこそパラリンピックな世界観(人機一体)になったときにGenderってどこまで大事なの? とか思ったりした。