THE DESIGN AND TECHNOLOGY ASSOCIATION|WE BELIEVE IN D&T|2013|イギリス
教科を守るために、航空宇宙の重役を口説いた話 / Design and Technology Association「WE BELIEVE IN D&T」
学校の必修科目が、ロビー活動だけで生き残ったクマ。しかもそのロビー活動がカンヌでゴールドを獲った。地味な戦いほど、実は一番アツいクマ。
シーン
背景・課題
イギリスでは、designand technology という科目が学校のカリキュラムから消えかねない状況にあった。
ねらい・インサイト
政治家にお願いするだけでは行政は動かない。だったら、国の産業にとって実利のある声として、産業界のトップを矢面に立たせよう、という考え方だったクマ。説教より実利クマ。
アイデア
航空宇宙・防衛大手の会長を務めた人物を顔役に起用し、この科目を学校に残すよう訴えさせた。さらにエンジニアリングや製造、素材科学、プロダクトデザイン、建設、建築など各業界のリーダーたちから署名を集め、朝食会やワークショップを重ねて政府に直接働きかけていったクマ。
展開・成果
議員や有識者、政策立案者を巻き込んだ連合をつくり、産業界の支持を背景に教育省へ訴え続けた結果、この科目は必修として存続した。2013年カンヌライオンズのPR部門でゴールドを受賞したクマ。
余韻
広告って聞くと面白い映像ばかり思い浮かべがちだけど、こういう「静かに国を動かす仕事」もちゃんと賞を獲るクマ。地味だけど、たぶん一番難しい類の仕事クマ。
