ACTIVISION|SCRATCHBOARDS|2022|スペイン
滑るほど運が良くなるスケボー / ACTIVISION「SCRATCHBOARDS」
スケボーのデッキが、削れば削るほど当たりが出る宝くじになったクマ。滑って傷つけるほど得するなんて、スケーターが一番嫌いな「板が傷む」をそのままご褒美に変えてるクマ。
シーン
背景・課題
「Tony Hawk's Pro Skater」シリーズは発売から20年、実在のスケートボード文化を広めたゲームとして知られる。その節目でシリーズのリマスター版をプロモーションする必要があった。
ねらい・インサイト
スケートボードは滑れば滑るほど表面が傷つき、削れていく。David Madridはこの「スケーターなら誰でも知っている摩耗」を、宝くじのスクラッチカードの仕組みと重ねたクマ。傷が増えること自体をゲームの特典に変換できると気づいたのが発明クマ。
アイデア
Tony Hawk自身のスケートボードブランドBirdhouseと組み、宝くじ風のデザインを施した限定デッキ「Scratchboards」を制作。表面には特殊な塗料を重ね塗りし、滑って削れるとその下からゲーム内報酬コードが現れる仕掛けにした。金属色やラッキーシンボルなど、スクラッチカードの見た目を忠実に再現している。
展開・成果
Tony Hawk本人が出演するオンライン動画でキャンペーンをスタートし、プロスケーターやインフルエンサーが先行して商品を受け取り拡散に貢献した。Cannes Lions 2022ではOutdoor部門で金賞、Direct部門で銀賞、Brand Experience & Activation部門で銅賞を受賞し、DAVID Madridはスペイン国内で最も多くのライオンを獲得した代理店となった。
余韻
ボードが傷つくことを嫌がるんじゃなくて、傷つくことそのものを報酬にしちゃうクマ。プロダクトの「欠点」みたいに見える特性を全部ひっくり返して企画の核にしてるの、発明って感じで痺れるクマ。しかも作ってるのが実在のTony Hawkブランドってところも効いてて、ズルくないクマ。
