AIG Japan|#TackleTheRisk|2017|日本

いきなりタックルされても、助かるならOKなのかもしれない / AIG Japan「#TackleTheRisk」

2017年3月30日、AIGジャパンが公開したオンラインフィルムクマ。渋谷のスクランブル交差点に突如現れたオールブラックスの選手たちが、通行人を次々にタックルして吹っ飛ばしていくクマ。最初は「なんだこの野蛮な!」と思うけど、種明かしを見たあとに「海外っぽい映像が日本を舞台に作られている」ドキドキがやってきて、とても良い体験だったクマ。

背景・課題

AIGジャパンは日本の保険業界を「disruption(破壊)が必要な領域」と捉え、「Active Care」という価値提案を掲げていたクマ。それは事後対応ではなく「悪いことが起こる前に予防する」という、proactive(先回り型)な顧客体験を目指すもの。2019年にラグビーワールドカップが日本で開催されることもあり、ラグビーへの関心が高まっていたクマ。AIGはニュージーランドラグビーのメジャーグローバルスポンサー兼オフィシャル保険パートナーという立場でもあり、この関係をどう活かすかが問われていたクマ。

ねらい・インサイト

TBWA\HAKUHODOのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、Kazoo Satoは「AIGの提案を体現する完璧な方法を探していた」と語っているクマ。そしてたどり着いたのが「タックル」という行為の読み替えクマ。タックルは一見ランダムな暴力に見えるが、実はすべて、事故から人々を救う「命を救う行為」だったと明かされる構造。保険の本質である「リスクの予防」を、ラグビーの象徴的アクションに載せて可視化したインサイトはとても鋭いクマ。AIGが保険会社だと知らない人には「野蛮なフラッシュモブ?」か「オールブラックスのPR?」に見えて、でも最後まで観れば腑に落ちる——この構造的な強さがすごいクマ。

アイデア

オールブラックスの選手たちが東京の街を疾走し、渋谷のスクランブル交差点で女子高生を、自転車の配達員を、名刺交換中のサラリーマンを、チラシ配りのマスコットを、次々にタックルして吹っ飛ばしていくクマ。しかしそれは、迫りくるトラックや落下する建設資材から彼らを救うためだったというオチ。出演したのはJerome Kaino、Anton Lienert-Brown、Damian McKenzie、Liam Squire、Brodie Retallick、Codie Taylor、Tawera Kerr-Barlow、Scott Barrett、Steven Luatuaら9名の選手。ただし、次週に試合を控えていたため、激しいタックルシーンの多くはスタントアクターやボディダブルが担当したクマ。撮影は2016年後半に行われたとのことクマ。

展開・成果

The Drumが「Ad of the Day」として取り上げたほか、Adweekでも紹介され、業界内で注目を集めたクマ。公開は2017年3月30日で、AIGジャパンのYouTube、Facebook、Twitterページで視聴可能になったクマ。ニュージーランドラグビーのTodd Barberelは「日本のファンから多くの支持を受けており、2019年のラグビーワールドカップに向けてチームへの関心を高める一助になることを願っている」とコメントしているクマ。具体的な成果数字は確認できなかったけど、複数の業界メディアで取り上げられた時点で一定の成功を収めたと言えるクマ。

余韻

クマはこの映像の「構造的なよさ」に痺れたクマ。最初の数秒で「え?」ってなって、中盤で「なんだこれ野蛮すぎる」ってなって、最後に「なるほど!」ってなる。YouTubeで途中離脱する人も少なかっただろうし、見終わったあとにシェアしたくなる仕掛けも入ってるクマ。あと、※真似しないでください、みたいな注意書きを入れまくらなくても「結構できるんだなー」という発見もあったクマ。保険という無形商品を、ラグビーという身体性の塊で語りきった手腕、素晴らしいクマ!

▎クレジット

広告主
AIG JAPAN
代理店
TBWA\HAKUHODO
制作
AOI Pro.
CD
Kazoo Sato
監督
Hisashi Eto
Other
Kazoo Sato

▎タグ

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