▶TVE|SCOOTER|1989テレビ局が「テレビ、観すぎないで」と言った日 / TVE「SCOOTER」1989年。スペイン国営テレビ局TVEが、自らこう言ったクマ。「うちの番組は最高だけど、観すぎは良くないよ」と。広告主が自分の商品の消費を抑制するよう呼びかけるなんて、ありえないクマ。でも、それをやったクマ。
▶NACAIDS|THE GRIM REAPER|1988恐怖は、誰も救わなかった / NACAIDS「THE GRIM REAPER」1987年、オーストラリアのテレビにボーリング場が映った。死神が投げたボールが倒すピンは、赤ちゃんを抱いた母親であり、遊ぶ子どもたちだった。3週間で放送中止に追い込まれた、公衆衛生史上もっとも物議を醸したCMのひとつクマ。
▶PARTNERSHIP FOR A DRUG FREE AMERICA|GIRL & DEALER|1988あの夜、彼女が失ったもの / Partnership for a Drug-Free America「GIRL & DEALER」1988年、アメリカ。暗い路上で少女が薬物ディーラーに懇願する60秒が、お茶の間に流れたクマ。
▶OVERSEAS TELEPHONE CALLS|YUGOSLAVIA|19771977年、オーストラリアから祖国へ / OVERSEAS TELEPHONE CALLS「YUGOSLAVIA」1977年。オーストラリアの国際電話サービスが、ユーゴスラビアからの移民たちの声を使って、カンヌでグランプリを獲ったクマ。
▶P&G|GOODBYE HAROLD|19731973年、ハロルドに別れを告げた / P&G「GOODBYE HAROLD」1973年。タイトルは「GOODBYE HAROLD」。ハロルドって誰クマ? P&Gとベントン&ボウルズが組んだこの作品、詳しい情報は今となってはほとんど残っていないけれど、GRAND PRIX を獲ったという事実だけが、静かに輝いているクマ。
▶UNITED CEREBRAL PALSY FUND|Have a Cigar|1969葉巻を渡す夫の手が、すべてを語っていた / United Cerebral Palsy Fund「Have a Cigar」生まれたばかりの赤ん坊に、夫が葉巻を差し出す。何気ない仕草に見えて、そこに脳性麻痺が描かれていたクマ。1969年カンヌ国際広告祭グランプリ、Have a Cigar。