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88歳の女性が、60年越しにステージに立った / Johnnie Walker「Errata at 88」

ERRATA AT 88 -|Errata at 88|2024

88歳の女性が、60年越しにステージに立った / Johnnie Walker「Errata at 88」

88歳。その年齢になって初めて、彼女は「正しい場所」に立ったクマ。1962年、ボサノヴァを世界に紹介した伝説のコンサートがニューヨークのカーネギーホールで開かれた。でも、そこにAlaide Costaの名前はなかった。2023年、60年記念の再演が企画された。またしても、彼女の名前はなかった。Johnnie Walkerは、この歴史的な誤りを正すことにしたクマ。

ペンギンのぬいぐるみで、年間売上175億円を叩き出した話 / John Lewis「Monty the Penguin」

JOHN LEWIS|Monty the Penguin|2015

ペンギンのぬいぐるみで、年間売上175億円を叩き出した話 / John Lewis「Monty the Penguin」

イギリスでは毎年11月になると、国民全員がひとつの広告を待ち焦がれるクマ。John Lewisのクリスマス広告は、もはや国民的イベントと化していて、2014年の「Monty the Penguin」は公開から1時間で世界トレンド1位、初日だけで180万再生というヤバさクマ。で、内容はシンプル。少年SamとぬいぐるみのペンギンMontyの友情を描いた2分間。Montyが恋しそうにしているのを見たSamが、クリスマスにガールフレンドペンギンMabelをプレゼントする、ただそれだけ。なのに、なぜここまで響いたのか、クマ。

政府を広告チャネルにする、という発明 / コカ・コーラ「HAPPY ID」

COCA COLA|HAPPY ID|2014

政府を広告チャネルにする、という発明 / コカ・コーラ「HAPPY ID」

身分証明書の顔写真を、広告キャンペーンにする。そんな発想、どこから出てくるんだろうクマ。しかもそれを本当に国の制度として実装してしまう胆力。2014年カンヌライオンズのメディア部門グランプリを獲ったこのキャンペーンは、「メディアとは何か」を拡張した歴史的な一本クマ。

「死んでから」じゃなくて、今日言おうよ / DELA「Why Wait Until It's Too Late」

FUNERAL INSURANCE COMPANY DELA|Why Wait Until It's Too Late|2013

「死んでから」じゃなくて、今日言おうよ / DELA「Why Wait Until It's Too Late」

葬儀保険の会社が、葬式の話じゃなくて「生きてる人に今すぐ伝えよう」って言い出したクマ。しかもカンヌでメディア部門のグランプリ獲っちゃうクマ。商品そのものを語らずに、人の心を動かして、ビジネスも伸ばして。これ、広告の最高到達点のひとつだと思うクマ。

空港で待っていたのは、300人の歌声だった / T-Mobile「Welcome Home」

T-MOBILE|Welcome Home|2011

空港で待っていたのは、300人の歌声だった / T-Mobile「Welcome Home」

2010年10月27日、ヒースロー空港ターミナル5に到着した乗客たちは、300人の歓迎合唱団に出迎えられたクマ。疲れた顔で到着ロビーに出てきた瞬間、突然アカペラで歌い出す大群衆。完全にアウェイな空気から一転、思わず笑顔になる旅人たち。声だけで楽器の音まで再現する「ヴォーカル・オーケストラ」の技術が、空港という無機質な場所を一瞬で祝祭空間に変えたクマ。

ゲームを「戦争」にした1,200平方フィートの本気 / Microsoft「Halo 3: Believe」

MICROSOFT|Halo 3: Believe - John 117 Monument|2008

ゲームを「戦争」にした1,200平方フィートの本気 / Microsoft「Halo 3: Believe」

ゲームの広告なのに、ゲーム映像が一切出てこない。代わりに現れるのは、戦争の記憶を語る老兵たちと、110平方メートルを超える巨大ジオラマ。Halo 3というゲームを、まるで本当にあった戦争のように扱ったこのキャンペーンは、広告の歴史を塗り替えたクマ。