トヨタ|ファンカーゴ|2019|日本

詰め込みのはずなのに、不快感がない / トヨタ「ファンカーゴ」

2000年、トヨタのファンカーゴのCMクマ。早口ナレーションでベネフィットを詰め込んで、最後に「どこで何してもわたしの勝手でしょ」という一言と「ファン・カー・ゴー!」のサウンドロゴで落とす構成クマ。詰め込みのはずなのに、なぜか不快感がないクマ。18年前(当時)のCMだけど、企画は今でも全然成立すると思うクマ。

▎シーン

詰め込みのはずなのに、不快感がない / トヨタ「ファンカーゴ」 メインシーン
詰め込みのはずなのに、不快感がない / トヨタ「ファンカーゴ」 シーン 2
詰め込みのはずなのに、不快感がない / トヨタ「ファンカーゴ」 シーン 3
詰め込みのはずなのに、不快感がない / トヨタ「ファンカーゴ」 シーン 4

背景・課題

ヴィッツをベースにした背高ワゴン、ファンカーゴクマ。キャッチフレーズは「携帯空間」で、リアシートを床下に収納できるユニークな機構を持ち、実用性の塊みたいなクルマクマ。このクルマのベネフィットは山ほどあって、営業も、社長も、あれもこれも尺に入れたいと思っていたはずクマ。

ねらい・インサイト

クライアントっていうのは(多分)商品やサービスが提供するベネフィットをコレでもかとCMの尺に入れ込みたいと思っているわけで、そこには多分「営業が」とか「社長が」とかいろんな事情が存在するんだろうクマ。それをこうやって鮮やかに解決するクリエイターは喜ばれるんだろうな、とクマは思うクマ。

アイデア

現実的なベネフィット(広い荷室、シートアレンジ、etc.)とやや妄想的なベネフィット(どこで何してもいい自由!みたいな感覚)を早口ナレーションで詰め込んで、最後に「どこで何してもわたしの勝手でしょ」というタグラインと「ファン・カー・ゴー!」のサウンドロゴに落とす構成クマ。ナレのスピードはものすごく計算されているんだろうな、と思える程度の不快感のなさクマ。

余韻

映像は古いけど、企画は今でも全然成立するクマ。「詰め込まれたベネフィット」を「詰め込まれた感じがしない形」で見せる技術クマ。見本的CMクマ。

▎クレジット

広告主
トヨタ

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