カロリーメイト|狭い広い世界で|2024|日本
スマホの向こう側から、ずっと見ていた / カロリーメイト「狭い広い世界で」
スマホの画面越しに、受験生の一年をずっと見ていたクマ。2019年の「僕のこと」をオーケストラアレンジで蘇らせて、Mrs. GREEN APPLEの3人までカメオ出演してるクマ。
シーン
背景・課題
コロナ禍で高校生活を送った受験生たちにアンケートを取ったら、半数以上が「SNS断ちしない」と回答。合格発表もスマホで見る子が大多数だったクマ。つまり彼らの一番そばにいるのは、スマホだったクマ。
ねらい・インサイト
福部明浩さん(CD)は「今の受験生の最もそばにいるのは、スマホだと思った」と語っているクマ。だったらスマホの視点で受験生を描けばいい——そう決まった瞬間、企画の8割は終わっていたクマ。受験生自身が聴いてきた曲を今アレンジし直すという選曲の強度が、そのまま企画の芯になったクマ。
アイデア
CM全編を縦型のスマホ視点で撮影。山時聡真さんがレンズをタッチしたりスワイプしたりしながら演技したクマ。単語アプリで勉強する春、リモート越しの友人、お風呂で居眠り、模試の結果にため息。そんな揺れる日常をスマホがずっと見てきたように積み重ねて、最後は合格発表の画面をタップ。喜びに揺れる表情が画面いっぱいに映るクマ。
展開・成果
2023年、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSでフィルム部門総務大臣賞・ACCグランプリ、ギャラクシー賞CM部門で大賞。グラフィックは榎本卓朗さんが担当し、「スマホからの視点」に対して「カロリーメイトが見守る視点」を対にして描いたクマ。
余韻
観れば観るほど、曲とシーンが記憶に食い込んでくる構造クマ。スマホ視点という発明と、受験生自身が聴いてきた曲を今また聴かせるという選曲が、完全に噛み合ってるクマ。こういう仕事、クマもしたいクマ〜。


