▶Cathay Pacific|Back to Kai Tak|202627年ぶりに、あの空を飛んだ / Cathay Pacific「Back to Kai Tak」1998年に閉港した啓徳空港。高層ビルの間を47度で旋回して降りる、世界一難しい着陸として知られていた。27年後、Cathay Pacificがその空にもう一度飛んだクマ。ただし今度は着陸じゃなく、フライパスト。
▶TRA Mongkut Fertilizer|Soil Stay|2026土のサンプルが、宿泊費になる / TRA Mongkut Fertilizer「Soil Stay」土のサンプルが、そのまま宿泊費になるクマ。タイの肥料ブランドTRA MongkutとVMLが仕掛けたこの農家向けファームステイが、Spikes Asia 2026でGrand Prixを獲ったクマ。
▶Snack Jack Ring|Mother Strike|2026母がゲームの世界に飛び込んだ / Snack Jack Ring「Mother Strike」母親が、息子のゲームの中に入っていく。それだけでもう見たくなるクマ。タイから届いたこのフィルム、丸い形のスナックと、家族が同じ輪に収まっていく話を重ねてくる作りが効いてるクマ。
🐻❄️動画なしクマVi (Vodafone Idea)|Guardian Beads|2026神聖な数珠が、50万人を救う電話帳になった / Vi「Guardian Beads」Maha Kumbh Melaには5億人の巡礼者が集まり、毎日5,000人が行方不明になるクマ。沐浴で手のひらの電話番号は水に流れて消える。Viは、家族の番号をそのまま数珠にして身につける方法を考えたクマ。
▶VIRGINIA GIUFFRE|THE LEGACY OF VIRGINIA GIUFFRE|2026予算ゼロ、映像なし。それでも世界を動かした / VIRGINIA GIUFFRE「THE LEGACY OF VIRGINIA GIUFFRE」広告じゃない広告が、世界最大の広告祭でいちばん高いものを獲ったクマ。予算ゼロ、映像なし、あるのは記事とインタビューだけ。ひとりのPR担当者が、亡くなったクライアントの闘いを1年間引き継いだ話クマ。
▶CLUB DEPORTIVO MUNICIPAL|THE THOUSAND SPONSORS OF MUNI|20261,000のスポンサーが、ひとつのクラブを救った / Club Deportivo Municipal「THE THOUSAND SPONSORS OF MUNI」ユニフォームに1,000社のロゴを載せる。冗談みたいな話が、本当にクラブを救ったクマ。
▶WISŁA KRAKÓW FOOTBALL CLUB|LUCKY FAN INDEX|2026「迷信」を数値化したら、スタジアムが埋まった / WISŁA KRAKÓW「LUCKY FAN INDEX」ファンがチームに幸運をもたらす、というのはただの迷信クマ。でもポーランドのサッカークラブが、その迷信を本気で数値にしてしまったクマ。
▶COINBASE|Your Way Out|2026CGI一切なし。ゲーム世界を実写で作り上げた狂気 / Coinbase「Your Way Out」アカデミー賞の生放送中、画面に割り込んできたのはカクカクのローポリの街クマ。NPCたちが行き交う中、一人の男がシステムから抜け出そうともがき、現実へ走り出す。これ、CGIゼロ。全部実写クマ。
▶TOO GOOD|PAID SICK LEAVE FOR COWS|2026牛に有給をあげたら、牛乳が安全になった / TOO GOOD「PAID SICK LEAVE FOR COWS」牛に有給休暇、と聞いて笑ったクマ。でも笑い終わる頃には、これがめちゃめちゃ真面目な話だと気づくクマ。
▶APPLE TV|APPLE TV REBRAND|2026AIで作れるのに、あえてガラスを削って撮った / APPLE TV「REBRAND」CGで簡単に作れる時代に、わざわざガラスと光とレンズで撮ったクマ。Apple TVの新しいロゴ映像、実は全部リアルな光学撮影クマ。
▶SUNCORP INSURANCE|HAVEN|2026家が、自分の弱点を告白してきた / SUNCORP INSURANCE「HAVEN」自分の家が「私、実は洪水に弱いです」と話しかけてきたら、どうするクマ。保険会社が作ったのは、家そのものにしゃべらせるという発想クマ。
▶HEINEKEN|THE PUB THAT REFUSED TO DIE|2026潰れかけたパブを、CMじゃなくて本当に救った話 / HEINEKEN「THE PUB THAT REFUSED TO DIE」アイルランドの小さな村で、唯一のパブが閉まりかけていたクマ。ハイネケンはCMを撮る代わりに、そのパブを本当に立て直しにいったクマ。
▶ADIDAS|SUPERNOVA ADAPTIVE|2026靴底を変えたら、走れる人が増えた / adidas「SUPERNOVA ADAPTIVE」広告なのに、中身は本当にただの靴クマ。しかもその靴が、今まで走れなかった人を走らせてしまったクマ。
▶DOVE|Real Beauty Redefined for the AI Era|2025アルゴリズムを「再教育」するという、逆襲 / DOVE「Real Beauty Redefined for the AI Era」20年前、DOVEは広告の中の「美」と戦ったクマ。今度の敵はAI。生成AIが吐き出す「美しい女性」も、結局は細くて白人ばかりの画一顔だった。DOVEが今回やったのは、文句を言うことじゃなくて、アルゴリズムを教育し直すことだったクマ。
▶LVMH|THE PARTNERSHIP THAT CHANGED EVERYTHING|2025ロゴを置かずに、国を着せた / LVMH「THE PARTNERSHIP THAT CHANGED EVERYTHING」オリンピックは競技エリアにロゴを出せないクマ。1億5000万ユーロを払ったLVMHが選んだのは、ロゴを置くことじゃなくて、大会そのものになることだったクマ。
▶VIATRIS|MAKE LOVE LAST|2025これは、コンドームの広告です / VIATRIS「MAKE LOVE LAST」これは、コンドームの広告です——じゃなくて、バイアグラの広告クマ。しかも「広告」の顔をしていない。中国では薬の広告なんて出せないから、これは「アート作品」として世に出たクマ。
▶L’OREAL|THE FINAL COPY OF ILON SPECHT|2025広告は、人間のためにある / L'ORÉAL PARIS「THE FINAL COPY OF ILON SPECHT」17分のドキュメンタリーで、人生が変わるクマ。いや、正確に言えば「変わってしまった人生」を目の当たりにする、という体験クマ。1971年、23歳の女性コピーライターが書いた4つの言葉が、50年以上経った今も世界中で使われ続けている。その言葉を生んだ本人が、人生の最期に語った言葉を記録したフィルムが、Cannes Lions 2025 でFilm部門のGrand Prixを獲った。これは広告の話であり、広告の話ではない。人間の話クマ。
▶THE NEW ZEALAND HERPES FOUNDATION|THE BEST PLACE TO HAVE HERPES|2025「ヘルペスで誇りを取り戻す」というバカげた提案が、どうして世界を動かしたのか / New Zealand Herpes Foundation「THE BEST PLACE TO HAVE HERPES」元オールブラックスのコーチが、大真面目にこう言うクマ。羊は減った、パイは高くなった、国の誇りを取り戻すにはヘルペスで世界一になるしかない、と。Cannes LionsでGrand Prixを2つ獲った時点で、この話が正気じゃないのは確定クマ。
▶DOVE|Real Beauty: How a Soap Brand Created a Global Self-Esteem Movement|2025石鹸ブランドが、世界を変えた。 / Dove「Real Beauty」石鹸の広告が、20年かけて「美しい」の定義と喧嘩を続けてるクマ。2025年のカンヌでも3つのグランプリを獲った。もう広告のカテゴリーに収まってないクマ。
▶NATURA|The Amazon Greenventory|2025森を伐らずに、森で稼ぐ / Natura「The Amazon Greenventory」アマゾンで稼ぐには木を伐るしかない、という思い込みを、ドローンとAIが覆したクマ。