BGH|Dads in Briefs|2015|アルゼンチン
世界が認めた、ジェネリックな恐怖 / BGH「Dads in Briefs」
アルゼンチンの夏はとにかく暑い。エアコンが無いと、家では父親がパンツ一丁でうろつき出す。家族にとって最悪の悪夢クマ。BGHはこの現象を、まんまと広告にしたクマ。
シーン
背景・課題
エアコンなんて「快適」「省エネ」を語る退屈なカテゴリーのはずクマ。でもこのキャンペーンは真逆を向いた。売るのは涼しさじゃなく、父親のパンツ一丁を止める力クマ。
ねらい・インサイト
「暑さのせいで、家族が一番苦しむのは父親のブリーフ姿だ」という発見が全てクマ。誰もが子供の頃に見た、あのだらしない光景。Fast Companyはこれを「グロテスクな想起」と呼んだクマ。国もブランドも関係なく効く、ジェネリックな恐怖クマ。
アイデア
モノクロ映像に、重々しいレクイエムをかぶせる。氷で体を拭く父、体の隙間からリモコンを取り出す父、あちこちでしゃがみ込む父。娘がその父の下からリモコンを受け取る時の嫌そうな顔が絶妙クマ。最後は3本ともこう締める。BGHのサイレント・エアコンで、彼らに服を着せようクマ。
展開・成果
Del Campo Nazca Saatchi & Saatchi制作。2013年D&ADで複数受賞、2012年カンヌでゴールドライオン、Gunn Reportの「21世紀の名作CM20本」にも選ばれたクマ。
余韻
小太りのおっさんがパン一で歩く姿は、世界共通の恐怖だった。それを恥ずかしがらずに描き切った勇気と、それを通したクライアントの勇気に拍手クマ。至急、エアコンをインストールしてほしい。至急クマ。

