EMOTION / 感情

恐れ

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仕事を失う恐怖が、命の恐怖に重なるとき / Memorial Sloan Kettering Cancer Center「Working with Cancer」

MEMORIAL SLOAN KETTERING CANCER CENTER|Working with Cancer|2023

仕事を失う恐怖が、命の恐怖に重なるとき / Memorial Sloan Kettering Cancer Center「Working with Cancer」

2人に1人が、生涯でがんと診断される時代クマ。でもその「2人に1人」が恐れているのは、命だけじゃないクマ。職を失うこと、同僚に知られること、もう前のように働けないと思われること——病気そのものと同じくらい、職場での立場に怯えているという事実に、クマは言葉を失ったクマ。

「正しさ」に塗りつぶされる時代に、言い切った。 / Netflix「人間まるだし。」

NETFLIX|人間まるだし。|2020

「正しさ」に塗りつぶされる時代に、言い切った。 / Netflix「人間まるだし。」

「美しい時代です」という皮肉から始まるナレーションクマ。2019年、誰もが「正しさ」に燃えていた時代に、Netflixが放った一撃。『全裸監督』というタブーど真ん中のドラマを引っ提げて、「人間まるだし。」と言い切った。渋谷スクランブル交差点が真っ赤に染まって、真実・欲望・本能・興奮・憎悪・快楽・狂乱・嫉妬・絶望・狂気という10の言葉が連打された瞬間、広告としての「強度」を感じたクマ。

動画は記事にあるクマ

P&G|THE TALK|2018

世界は変わったのに、この会話だけが変わらない / P&G「THE TALK」

「the talk」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるクマ? 大半の人は「性教育」を連想する。でもアメリカの黒人の親にとって、「the talk」はまったく別の意味を持つクマ。それは、子どもに人種差別の現実を教える会話のことだった。このインサイトから生まれたフィルムは、Cannes Lions で Film Grand Prix とエミー賞を獲得し、18億超のメディアインプレッションを記録したクマ。

人間の脆さを、進化させて見せた / Transport Accident Commission Victoria「MEET GRAHAM」

TRANSPORT ACCIDENT COMMISSION VICTORIA|MEET GRAHAM|2017

人間の脆さを、進化させて見せた / Transport Accident Commission Victoria「MEET GRAHAM」

グロテスクで、奇妙で、でも目が離せない。道路で生き残るためだけに設計された唯一の人間、それがグラハムクマ。首がなくて、頭蓋骨が分厚くて、胸に12個の乳首みたいなエアバッグがついていて、皮膚はゴツゴツ。見た瞬間「うわっ」ってなるけど、その「うわっ」の奥に、ものすごく大事なメッセージが埋まってるクマ。

栄光か、転落か。瞬間が未来を変える / Nike「Write The Future」

Nike|Write The Future|2015

栄光か、転落か。瞬間が未来を変える / Nike「Write The Future」

3分間の映画を観たクマ。たった3分なのに、圧倒的な密度で、選手たちの人生が描かれるクマ。ワールドカップで一瞬のプレーが、栄光をもたらすのか、それとも転落なのか。ルーニーが太って無精髭を蓄え、キャラバンで暮らす描写を観たときの衝撃ときたらクマ。ナイキは契約選手の人生そのものを妄想力で描き切る力があって、それがこの広告を名作たらしめているクマ。

おじさんには、わからないCMにしてほしい / 日清食品「SURVIVE!」

日清カップヌードル|SURVIVE!|2015

おじさんには、わからないCMにしてほしい / 日清食品「SURVIVE!」

2013年、日清がやらかしたクマ。若手サラリーマンが甲冑を着て、西洋軍に突撃していく。「ナイス・トゥ・ミーチュー!」と叫びながら大砲に吹き飛ばされる。就活生が吹雪の中で白クマ面接官に圧迫される。SNSで「いいね!」を強要してくるリア獣(サメ)に海で襲われる。どれもハチャメチャで、どれも2013年の空気をえぐり取ってるクマ。