▶KOREAN NATIONAL POLICE AGENCY|Knock Knock|2023声を出せない人に、声を。 / 韓国警察庁「Knock Knock」モールス信号から着想を得て、声を出さずに助けを求められる緊急通報システムをつくった。たった2回、画面をタップするだけで警察に居場所を知らせ、密かにチャットもできる。65年ぶりに韓国の緊急通報のあり方を変えた、文字通りの「ノック」クマ。
▶APPLE|RELAX, IT'S IPHONE: R.I.P. LEON|2023死んでると思ったら生きていた / Apple「R.I.P. LEON」預かったトカゲが死んでる。最悪だ。いや待って、生きてる!? ――たった30秒のこの絶望と歓喜の往復に、iOS 16の新機能「メッセージ送信取り消し」が完璧に重なっていて、もう最高としか言いようがないクマ。
▶SINYI REALTY|IN LOVE WE TRUST|2020不動産屋が「家」じゃなくて「希望」を売った日 / SINYI REALTY「IN LOVE WE TRUST」7分23秒の不動産ブランドフィルムが、台湾全土を泣かせたクマ。そして台湾の広告史上初のカンヌグランプリを獲ったクマ。不動産屋なのに物件を一切映さず、ひたすら「結婚への恐怖」を語り続けるこの勇気、しびれるクマ。
▶SUUMO|ココロの声ストーリー|2016たくさんの自分と折り合いをつけながら / SUUMO「ココロの声ストーリー」そんなに新しい切り口じゃないんだけど、観たことない作品クマ。観たことないし、えらいいい作品クマ。
▶Xbox|Life is Short, Play More|2016墓場まで一直線。口あんぐり。 / Xbox「Life is Short, Play More」初めて観た時、口があんぐり開いたクマ。人生の短さを表現する方法なんて無限にあるけど、この一直線さ、この容赦なさは、ちょっと他では見たことないクマ。
▶NIKE|Write The Future|2015勝利の先に待つ世界を、妄想力で描ききる / NIKE「Write The Future」サッカーの持つ熱狂を、抜群の妄想力で描き切った名作中の名作クマ。特にルーニーのパートなんて、映画1本観終わったような読後感すら味わえるクマ。
▶エアコンメーカー(詳細不明)|Dads in Briefs|2015エアコンがないと、家の中にパンイチおっさんが現れる / エアコンメーカー「Dads in Briefs」エアコンがないと困る。これは世界共通の真理クマ。でもそれをどう伝えるか、となると話は別クマ。「ある」ことによるバラ色の世界を描くか、「ない」ことによる悲劇を描くか。この広告は後者を選んだクマ。しかも、小太りのおっさんがパンイチで家の中を闊歩するという、世界的にジェネリックなネガティブインサイトを容赦なく突いてきたクマ。
▶AC JAPAN(公共広告機構)|東海地震 防災啓発|2015妄想をソリューションに巻き込む力 / 東海地震はいつ起こるのか……。何年何月何日に! 神様!あまりに面白くて眠気が薄まったクマ(飛んだ、までは行かない)。防災啓発って普通に考えると「備えよう」「逃げよう」みたいな正論しか出てこないはずなのに、この妄想力はどこから来たんだクマ。
▶TRANSPORT ACCIDENT COMMISSION|BEACH ROAD|1991叫び声が、30年経っても消えないということ / TRANSPORT ACCIDENT COMMISSION「BEACH ROAD」1991年。オーストラリア・ビクトリア州のTACが放ったこの広告を、クマは2024年になってから初めて観たのだけど、背筋が凍ったクマ。30年以上前の映像なのに、その叫び声の強度は全く色褪せていないクマ。というか、色褪せるわけがないクマ。人間の悲鳴に賞味期限なんてないクマ。