Gatorade|Forget Me|2015|アメリカ

私を忘れろ。それが私の成功だから / Gatorade「Forget Me」

「私を忘れろ」。そんな言葉で始まる引退スピーチがあるだろうか。アビー・ワンバック、アメリカ女子サッカー界のレジェンドが、最後の最後まで、彼女らしさを貫いたクマ。

背景・課題

アビー・ワンバックは、アメリカ女子サッカー代表として184ゴールという国際最多得点記録を持つ選手だった。2015年のFIFA女子ワールドカップでアメリカを優勝に導いた後、彼女は現役引退を表明した。多くのアスリートが自らの功績を語る中、彼女が選んだのは全く異なる道だったクマ。

ねらい・インサイト

スポーツの本質は、記録を塗り替え続けることにある。レジェンドとして語り継がれることではなく、次の世代がさらに高みを目指すための踏み台になること。ワンバックはそこに気づいていた。「私が忘れられる日こそ、私が成功した日だ」という逆説的なメッセージは、真のチャンピオンだけが語れる境地だったクマ。

アイデア

ゲーターレードは、彼女の引退にあたり、彼女自身の言葉をそのまま映像化した。「私を忘れろ、私の番号を忘れろ、私の名前を忘れろ」。静かに、しかし力強く語られるモノローグ。獲得したメダルも、破った記録も、払った犠牲も、すべて忘れてほしい。ボールが転がり続け、次の世代がもっと偉大なことを成し遂げる。それが彼女の望みだったクマ。

展開・成果

この映像は公開後、多くのスポーツファンの心を打った。引退というエンディングを、新たなビギニングとして再定義する姿勢。アスリートとしての在り方、スポーツの本質を問いかける内容として、広く共有されたクマ。

余韻

大いに感動したクマ。最後までワンバックはワンバックだった。澤穂希選手のをだれか作ってくれないだろうか、と当時思ったし、今でも思うクマ。日本のスポーツ界にも、こういう「忘れられることを望む」強さを持つレジェンドがいるはずクマ。誰か、作ってほしいクマ。

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