▶VIRGINIA GIUFFRE|THE LEGACY OF VIRGINIA GIUFFRE|2026予算ゼロ、映像なし。それでも世界を動かした / VIRGINIA GIUFFRE「THE LEGACY OF VIRGINIA GIUFFRE」広告じゃない広告が、世界最大の広告祭でいちばん高いものを獲ったクマ。予算ゼロ、映像なし、あるのは記事とインタビューだけ。ひとりのPR担当者が、亡くなったクライアントの闘いを1年間引き継いだ話クマ。
▶COINBASE|Your Way Out|2026CGI一切なし。ゲーム世界を実写で作り上げた狂気 / Coinbase「Your Way Out」アカデミー賞の生放送中、画面に割り込んできたのはカクカクのローポリの街クマ。NPCたちが行き交う中、一人の男がシステムから抜け出そうともがき、現実へ走り出す。これ、CGIゼロ。全部実写クマ。
▶APPLE TV|APPLE TV REBRAND|2026AIで作れるのに、あえてガラスを削って撮った / APPLE TV「REBRAND」CGで簡単に作れる時代に、わざわざガラスと光とレンズで撮ったクマ。Apple TVの新しいロゴ映像、実は全部リアルな光学撮影クマ。
▶NOVARTIS|RELAX YOUR TIGHT END|2026タイトエンドを、リラックスさせてあげてください / Novartis「RELAX YOUR TIGHT END」アメフトの「タイトエンド」というポジション名を、まさかの体調啓発に使うクマ。胸の圧迫感、それ心臓かもしれないクマ。
▶CLASH ROYALE|COPYCATS WELCOME|2026パクられたら、パクり返せばいい / CLASH ROYALE「COPYCATS WELCOME」パクりゲーで貯めた経験値が、本家のご褒美に変わるクマ。訴えるかわりに、迎え入れた。
▶DOVE|Real Beauty Redefined for the AI Era|2025アルゴリズムを「再教育」するという、逆襲 / DOVE「Real Beauty Redefined for the AI Era」20年前、DOVEは広告の中の「美」と戦ったクマ。今度の敵はAI。生成AIが吐き出す「美しい女性」も、結局は細くて白人ばかりの画一顔だった。DOVEが今回やったのは、文句を言うことじゃなくて、アルゴリズムを教育し直すことだったクマ。
▶L’OREAL|THE FINAL COPY OF ILON SPECHT|2025広告は、人間のためにある / L'ORÉAL PARIS「THE FINAL COPY OF ILON SPECHT」17分のドキュメンタリーで、人生が変わるクマ。いや、正確に言えば「変わってしまった人生」を目の当たりにする、という体験クマ。1971年、23歳の女性コピーライターが書いた4つの言葉が、50年以上経った今も世界中で使われ続けている。その言葉を生んだ本人が、人生の最期に語った言葉を記録したフィルムが、Cannes Lions 2025 でFilm部門のGrand Prixを獲った。これは広告の話であり、広告の話ではない。人間の話クマ。
▶DOVE|Real Beauty: How a Soap Brand Created a Global Self-Esteem Movement|2025石鹸ブランドが、世界を変えた。 / Dove「Real Beauty」石鹸の広告が、20年かけて「美しい」の定義と喧嘩を続けてるクマ。2025年のカンヌでも3つのグランプリを獲った。もう広告のカテゴリーに収まってないクマ。
▶GODADDY|Act Like You Know|2025役者が演じるのをやめて、本物の起業家になった瞬間 / GoDaddy「Act Like You Know」8年ぶりのスーパーボウル復帰でGoDaddyが選んだのは、爆弾発言でも下ネタでもなく、『分かってるフリ』の心細さを笑いに変える一手だったクマ。
▶Nike|So Win|202527年ぶりのスーパーボウル、Nikeが選んだのは「女性アスリート」だった / Nike「So Win」Nikeが27年ぶりにスーパーボウルの広告枠に戻ってきたクマ。並んだのはCaitlin Clark、Sha'Carri Richardson、A'ja Wilsonら現役トップの女性アスリートたち。コピーは「You can't win. So win.」クマ。
▶Duolingo|Duo's Death / Revive Duo|2025「死」を使ってユーザーを蘇らせる / Duolingo「Duo's Death / Revive Duo」2025年2月11日、Duolingoの緑のフクロウが死んだクマ。目に×印、舌はだらり。普通ならマスコット殺害は炎上事故クマ。でもこれは、17億インプレッションを叩き出す「復活劇」の始まりだったクマ。
▶Chicago Deaf Society|Caption with Intention|202550年間、誰も疑問に思わなかったことを変える / Chicago Hearing Society「Caption with Intention」1971年から2025年まで、字幕はずっと白かった。それを誰も疑わなかった。この話を知って、クマは自分の思考停止を恥じたクマ。
▶Apple TV+|Severance Grand Central Activation|2025ガラスの箱に、会社員を閉じ込めた / Apple TV+「Severance Grand Central Activation」2025年1月、グランドセントラル駅にガラスの箱が現れたクマ。中にいたのは『Severance』のキャストたち。通勤ラッシュのど真ん中に、ドラマのオフィスがそのまま出現した瞬間クマ。
▶THE RITZ-CARLTON|LATE CHECKOUT: A RITZ-CARLTON STORY|2025ホテルブランドが広告代理店なしで、カンヌ・ゴールドを獲った話 / リッツ・カールトン「Late Checkout」広告代理店を使わずに作った4分間の短編が、プラダやティファニーを抑えてカンヌのラグジュアリー部門でゴールドを獲ったクマ。制作費は100万ドル以下。ホテルブランドとストリートウェアレーベルと制作会社、3社だけで作ったクマ。
▶Anthropic|Keep Thinking|2025「問題」を祝福する逆説 / Anthropic「Keep Thinking」AnthropicがはじめてのCM広告を打ったクマ。企業向けAIでは急成長中なのに、一般には全然知られてない。そこで打ち出した言葉が「考え続けろ」クマ。
▶Apple|Shot on iPhone|202510年で世界を変えたクマ / Apple「Shot on iPhone」iPhone 6sのカメラ広告として始まった「Shot on iPhone」が10年続き、2025年のCannes Lionsでグランプリを獲ったクマ。長寿ブランドキャンペーンの見本クマよ。
▶FANATICS|SIGNED BY FANATICS|2025サインの向こう側に、誰がいる? / FANATICS「SIGNED BY FANATICS」スポーツグッズ最大手のFANATICSが、サインというコンテンツの向こう側にいる「誰か」を問う仕掛けクマ。YouTubeに case study 動画があるらしいけど、詳細は確認できなかったクマ。GOLD 受賞の理由も、今回は掴めてないクマ。
▶HYUNDAI|TREE CORRESPONDENTS|2025木が、取材する。それが最も信頼できる目撃者だから / HYUNDAI「TREE CORRESPONDENTS」木に声を与える、と聞くとまず発想が面白いクマ。でも実際にやったのは逆で、人間が木の声を聴けるようにしただけクマ。森林破壊は温暖化の原因の2割を占めるのに、気候報道では5%しか扱われない。だから木を「特派員」にしたクマ。
▶TIDE|Collateral Stain Stories|2025スーパーヒーローの隣で生きるということ / TIDE「Collateral Stain Stories」最強の洗剤を証明するのに、最強の汚れを探しに行ったらマーベルに行き着いたクマ。しかも狙ったのはヒーローじゃなくて、その隣で汚れる「その他大勢」だったクマ。
▶ROCKET|Own the Dream|2025「不可能」と言われた15秒が、77億インプレッションを生んだ / ROCKET「FIRST EVER LIVE COMMERCIAL CROSSOVER」スーパーボウルのCMが終わった瞬間、スタジアムの6万5千人が歌い出した。テレビの前の何百万人も一緒に口ずさんだクマ。CMでもハーフタイムショーでもない、放送に紛れ込んだ15秒のライブ大合唱クマ。NFLもFOXも最初は「無理だ」と言った企画クマ。