HONDA|いいクルマが好きだ。男ですから。|2015|日本

世の中の半分を切り捨てる、その潔さ / HONDA「オデッセイ」

ジョージ・クルーニーが車から降りて、かっこよく歩く。以上。そんなプレゼンが通るわけないだろ、と思うじゃん? でも通ったんだクマ。そしてそれがしびれるほどかっこいいんだクマ。

背景・課題

オデッセイは当時それなりに売れていたミニバンで、ファミリー層からの支持も厚かった。でも、ミニバンってどうしても「家族のための車」というイメージが先行する。そこを、どう切り返すか。HONDAが選んだのは、世の中の半分をバサーっと切り捨てる戦略だったクマ。

ねらい・インサイト

いい車が好きな男は、確実に存在する。家族のためとか、実用性とか、そういう理屈じゃなくて、ただただ「いい車が好き」という純粋な欲望。それを、恥ずかしがらずに肯定してあげる。男インサイト一本槍で攻める潔さが、ここにはあるクマ。

アイデア

ジョージ・クルーニーというアイコンを使って、とにかくかっこよく見せる。車の機能も、家族の笑顔も、一切出てこない。ただただ、男が車に乗って、降りて、歩く。それだけで成立させる強度。コピーは「いいクルマが好きだ。男ですから。」と、これまた潔いクマ。

展開・成果

それなりにOAされていて、友だちの間でも「あれかっけーよな」という話題になった記憶があるクマ。ここまで潔く切り捨てられると、逆に刺さる人には深く刺さる。そういう仕上がりになっていたクマ。

余韻

プレゼンもかっこよかったんだろうなあ、と想像するクマ。「ジョージ・クルーニーがかっこよく降りてかっこよく歩きます。以上です」って。そんなプレゼンが通る世界、クマも生きてみたいクマ。かっこいいよなあ、クマ。

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