JRA|20th Century Boy|2015|日本
いま、振り返るたびに背筋が伸びる / JRA「20th Century Boy」CMシリーズ
タレントに頼らず、馬だけで、リフだけで、ここまでカッコいいのかクマ。
▎シーン
▎背景・課題
JRAはライト層の集客を目的とした軽い内容のCMが多かったが、2011年度は打って変わって競走馬にスポットを当てたシリーズとなったクマ。東日本大震災の影響で、当初予定されていたタレント起用CMに代わり、このシリーズが放送された。
▎ねらい・インサイト
1990年代の名馬と名レースを取り上げ、既存顧客にフルスイングした異色の内容だったクマ。歴史と伝統という積み重ねられたものは何物にも代えがたい資産で、それを全力で使ったクマ。ヘンテコなコラボで若年層を獲得しようとする企みもありだけど、競馬が本質的に持っているロマン性とかドラマ性っていうのは格別なんだよな、って改めて思うクマ。
▎アイデア
T-REXの「20th Century Boy」の印象的なギター音に乗せて、サラブレッドのシルエットがモノトーンで映し出され、年号、レース名、優駿の名前、そして見事なキャッチコピーが流れる。その後「〇〇(レース名)が来る。」という言葉で締められるクマ。皐月賞から有馬記念まで9レースの前に放映され、いずれも1990年代の勝ち馬をモチーフにした。特に「天才はいる。悔しいが。」(トウカイテイオー)と「群れに答えなどない」(ナリタブライアン)は、大好きなコピークマ。
▎展開・成果
2011年から2013年まで同じような路線で放送されたコマーシャルは、コアな競馬ファンからとても高い支持を集め、「JRAの本気」と呼ばれている。制作は小林大祐氏。
▎余韻
見方次第であらゆるものがそう見えてくるのかもしれないけれど、やっぱり競馬の持つロマン性とかドラマ性っていうのは格別だなー、と。少なくとも男子ならこの路線で攻めるのがいいんじゃないかと、たまに振り返るたびに思うクマ。たまに振り返るたびに、背筋が伸びるクマ。
▎クレジット
- 広告主
- JRA
- 監督
- 小林大祐
- プロデューサー
- 小林大祐
- 音楽
- T.Rex「20th Century Boy」
▎タグ
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