LINEモバイル|愛と革新。(デビュー)篇|2017|日本
ニュースを作る仕掛けとしての。/ LINEモバイル「愛と革新。(デビュー)篇」
安い、ということ以外に特に何も言わない。というか、言えることもないのでそれはそれでいいと思うクマ。きっと企画会議とかで「もっと安いっていいたいのですが……」みたいなクライアントの声がたくさんあったんだろうなあ、そうにちがいないクマ!
▎背景・課題
格安SIMの市場は2016年当時すでに群雄割拠の状態で、価格での差別化は限界に達していたクマ。どこも「安い」を謳うから、もはや「安い」だけでは誰の心も動かせない。スペック面での差別化が難しいこんな世の中で、LINEモバイルはどう立ち上がるか、という課題があったクマ。
▎ねらい・インサイト
スペック面だけで差別化できないなら、フィロソフィーで勝負に行けば一定数は動かせる、という判断クマ。価格競争から一歩引いて、ブランドが何を信じているか、何を大切にしているかを語る方向にシフトしたクマ。そしてそのコンセプトに合ったキャスティングでニュース化すれば、広告を超えて話題になる、という戦略クマ。
▎アイデア
「愛と革新。」というフィロソフィーを前面に出したデビュー篇。のん(能年玲奈)を起用したキャスティング自体がニュースになる構造を作り、広告として機能する前に「話題」として拡散される仕掛けクマ。価格訴求は最小限に抑え、ブランドの思想で勝負する形にしたクマ。
▎展開・成果
デビュー篇は話題化に成功し、キャスティングとコンセプトの強さでニュース化を達成したクマ。ただ、その後のシリーズ(歌ったやつとか)はあんまりよくなかったと思うクマ。初回の勢いを維持するのは難しかったクマね。
▎余韻
ニュースを作る仕掛けとしては見事だったし、フィロソフィー勝負という判断も正しかったと思うクマ。ただ、それを続けていくのは別の難しさがあるクマね。デビュー篇の完成度が高かっただけに、その後のシリーズとのギャップが気になったクマ。それでも、立ち上げ時の戦略としては十分に機能したと思うクマ。