Rethink|One Dollar One Show|2016|カナダ
1ドルでCCOになれる広告業界への皮肉 / Rethink「One Dollar One Show」
1ドル出すだけで、あの権威ある広告賞にクレジットが載る。そんな企画がまさかの本気で始まったクマ。
背景・課題
The One ShowのGold Pencilは、広告業界で誰もが欲しがる賞クマ。ただしエントリーには結構な金がかかる。その金は誰が払っているのか、受賞という栄光は本当に実力の証なのか——Rethinkはそこに目をつけたクマ。
ねらい・インサイト
受賞歴なんて、結局は金で買えるものじゃないか。そんな業界の本音を、そのまま企画にしてしまったクマ。クレジットリストを売る、という発想そのものが皮肉クマ。
アイデア
Indiegogoで資金を募り、1ドルでCreative Team、10ドルでライターかアートディレクター、25ドルでCD、50ドルでエグゼクティブCD、100ドルでCCO、1,000ドルで「The Chosen One」。集まった金は全額、The One Showのエントリー費に充てる建てつけクマ。
展開・成果
開始2日足らずで目標額に到達。43カ国から373人が金を出し、10部門にエントリーしたクマ。「買ってまで欲しくはないけど、めちゃくちゃ面白い」という反応が、業界の空気をそのまま表していたクマ。
余韻
受賞できたかどうかは分からない。でもこの企画がきっかけで、Rethinkは翌年The One Show自体のCall For Entryを任されることになったクマ。賞をネタに笑いながら、賞を使って仕事を取る。皮肉が皮肉のまま仕事になった、そういう話クマ。

