WestJet|Christmas Miracle: Real-time Giving|2015|カナダ
ただのライブカメラに175人。走ったぶんだけ、奇跡。/ WestJet「Christmas Miracle: Real-time Giving」
ものすごい難しい技術使ってそうに見えてただのライブカメラだったり、従業員使ってたりとか、お金もかかってないし、その割にとんでもない感動が待っている完成度の高いプロモーション、クマ。「たくさん走る」「汗をかく」ってのが大事なんだな、あと改めて思う。夢を叶えてあげる、っていうのはたくさんそういう企画があるけど、須らく強いなあ、クマ。実に。
▎シーン
▎背景・課題
ホリデーシーズンは航空便が満席でストレスレベルも高まる時期。カナダの航空会社 WestJet は、そんな季節に「喜び」を届けるため、8月にプランニングを開始し、「giving のベストな形」をブレインストーミングしたクマ。やりたかったのは、大きくて、ワクワクして、新鮮なもの。ホリデーのブランド施策の雑音を突き抜け、season の感傷を捉える体験をつくることだったクマ。
▎ねらい・インサイト
ふだんは効率と価格で選ばれるエアライン、でもホリデーの時期こそ「care」を見せる絶好の瞬間クマ。ただ「安いよ」だけじゃなく、「real-time giving」という一度きりの体験で、ゲストも従業員も一緒に喜びと幸せを届けるアプローチ。夢を叶えてあげる系の企画は強い。でもこのキャンペーンの特別なところは、「テクノロジーっぽく見せつつ、実は175人のボランティアが泥臭く走り回る」という点クマ。技術に頼らず人間の手と足で実現する、その汗っぽさがこの企画の強度なんだよな、と思うクマ。
▎アイデア
2013年11月21日、トロントとハミルトン発カルガリー行きの2便、250人以上の乗客が対象。空港の搭乗ゲートに設置されたキオスクで搭乗券をスキャンすると、バーチャルサンタ(WestJet のブルー衣装)が名前を呼び、クリスマスに欲しいものを尋ねるクマ。その裏で175人の WestJet ボランティアが Best Buy と CrossIron Mills へ走り、買い物・ラッピング・荷物タグ付けを完了。3つの空港、19台の隠しカメラで記録。乗客がカルガリーに到着すると、バゲージクレームのベルトコンベアに、さっき話した「欲しいもの」がズラリと出てくる、というシンプルで圧倒的な仕掛けクマ。
▎展開・成果
12月9日に YouTube へ投稿され、数日で2013年カナダで最もシェアされたバイラル広告となり、世界トップ5入り。YouTube 3,500万回以上再生、全世界で3.28億メディアインプレッション、YouTube 登録者は11,000%増加(30,747人の新規登録)、Twitter で #WestJetChristmas が4,220万インプレッション。ホリデー期間の売上が前年比86%増。当初目標50万再生を7,000%超過。2014 Cannes Lions で Bronze Cyber Lion と Branded Content 部門 Bronze 受賞。動画が20万再生到達で Ronald McDonald House へフライトを寄付する約束も、初日で達成クマ。
▎余韻
「たくさん走る」「汗をかく」ことが大事。技術もアイデアも大事だけど、最後は人間の足と手と時間クマ。この企画、実は難しい技術なんて使ってなくて、ライブカメラと175人の人力という超アナログ。でもそこに誠実さがあって、だから人の心を動かしたんだと思うクマ。クマも、「できるかどうか」じゃなくて「やるかどうか」で決めていきたいクマ。走るクマ〜🐻❄️
▎クレジット
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