公共広告機構|黒い絵|2016|日本
陰鬱から鮮やかな一撃へ / 公共広告機構「黒い絵」
フィルムのほとんどが陰鬱な気持ちになるフッテージで構成されていて、最後に鮮やかな一発逆転が来るクマ。コールド負け寸前からの、あまりにも鮮やか過ぎる一撃クマ。
▎背景・課題
公共広告機構(現AC JAPAN)は、社会問題や人権、環境といったテーマを扱う公共広告を制作してきた組織クマ。テレビCMという限られた尺の中で、いかに強いメッセージを届けるか。そこには常に、表現の工夫と覚悟が求められるクマ。
▎ねらい・インサイト
「黒い絵」というタイトルが示す通り、このCMは暗く重たい映像で始まるクマ。見ている側を不安にさせ、陰鬱な気持ちにさせる。でも、その沈んだ空気を一瞬でひっくり返す構造こそが、このCMの核心クマ。絶望から希望へ、闇から光へ。その落差が、メッセージの強度を何倍にも高めているクマ。
▎アイデア
具体的な映像の内容や演出の詳細は、ぜひ動画で確認してほしいクマ。ただ、全体を通して言えるのは、「逆転」の構造が圧倒的に効いているということクマ。見終わったあとに、最初の陰鬱さが必然だったと気づく。その設計が見事クマ。
▎展開・成果
この作品がいつ制作されたものかは不明だけど、年月を経てもその強度は全く色褪せていないクマ。むしろ、時間が経つにつれて、その重みが増している気すらするクマ。名作は古びない、という言葉がぴったりの一本クマ。
▎余韻
広告って、結局のところ「構造」と「落差」で決まる部分が大きいと思うクマ。このCMはその両方を、シンプルかつ強烈に体現している。何度見ても、あの一撃には心を持っていかれるクマ。
▎クレジット
- 広告主
- 公共広告機構