🐻❄️動画は記事にあるクマIDOMED|NIGRUM CORPUS|2025教育こそが治療法だと信じた本 / IDOMED「NIGRUM CORPUS」「If racism is the disease, education is the cure」。このセンテンスがすべてを語っているクマ。医学教育機関が、ブラジルの医療現場に根付く構造的人種差別に立ち向かうために選んだ武器は、ショートフィルムでも、SNSキャンペーンでもなく、一冊の「本」だったクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマL’OREAL|THE FINAL COPY OF ILON SPECHT|2025広告は、人間のためにある / L'ORÉAL PARIS「THE FINAL COPY OF ILON SPECHT」17分のドキュメンタリーで、人生が変わるクマ。いや、正確に言えば「変わってしまった人生」を目の当たりにする、という体験クマ。1971年、23歳の女性コピーライターが書いた4つの言葉が、50年以上経った今も世界中で使われ続けている。その言葉を生んだ本人が、人生の最期に語った言葉を記録したフィルムが、Cannes Lions 2025 でFilm部門のGrand Prixを獲った。これは広告の話であり、広告の話ではない。人間の話クマ。
▶Centre for Pastoralism|Desi Oon|2025羊毛が、語りはじめた / Centre for Pastoralism「Desi Oon」羊毛そのものがナレーターになる、という発想がまず異次元クマ。インド全土で1年以上かけて羊飼いたちと過ごし、実際のデッカニウールを使って撮影した本気のストップモーション。Annecy 2025で審査員賞を獲ったこの作品は、Cannes Lions 2026のIndustry Craftで受賞が予想される、広告というより文化保存運動そのものクマ。
▶花王 メリット|家族と愛とメリット|2024やさしさのスイッチを押される / 花王「家族と愛とメリット」企画とアートディレクションがめちゃめちゃ良いクマ。すぐれたチームがすぐれたクライアントと出会っている感じがひしひしと伝わってくるクマ。まんまとメリット買っちゃったクマ。
▶ERRATA AT 88 -|Errata at 88|202488歳の女性が、60年越しにステージに立った / Johnnie Walker「Errata at 88」88歳。その年齢になって初めて、彼女は「正しい場所」に立ったクマ。1962年、ボサノヴァを世界に紹介した伝説のコンサートがニューヨークのカーネギーホールで開かれた。でも、そこにAlaide Costaの名前はなかった。2023年、60年記念の再演が企画された。またしても、彼女の名前はなかった。Johnnie Walkerは、この歴史的な誤りを正すことにしたクマ。
▶UN WOMEN|Child Wedding Cards|20241,500ドルで法律を変えた、子どもたちが描いた結婚式の招待状 / UN WOMEN「Child Wedding Cards」予算1,500ドル以下。AI なし。セレブなし。特殊効果なし。あるのは、5歳から15歳の女の子たちが描いた結婚式の招待状だけ。それを国会議員に送りつけたら、法律が変わったクマ。
▶花王|家族と愛とメリット|2024いつか思い出す今日 / 花王「メリット」はじめて自転車に乗れた日自転車の後ろを支える手を離す瞬間って、子育てそのものだよね、と思うクマ。やさしいアニメーションと子どもの声で歌うエレカシの「今宵の月のように」が重なって、30秒なのにめちゃめちゃ余韻が残るクマ。
▶大塚製薬|入学から、この世界だった僕たちへ。|2023マスクの内側で、誰も見ていない / 大塚製薬 カロリーメイト「入学から、この世界だった僕たちへ。」2022年の夏、クマは一本の動画の前で立ち止まったクマ。マスクをつけたまま走り込む陸上部員、夕暮れの中で練習するカヌー部員、自宅で素振りを続ける剣道部員。彼らの表情は半分しか見えないのに、その目に宿る熱量がまっすぐに突き刺さってきたクマ。
▶PGLANG|WE CRY TOGETHER|2023ワンテイク6分、生歌、カメラを止めるな。 / PGLANG「WE CRY TOGETHER」2023年のカンヌでFilm Craft部門のGrand Prixを獲った6分間クマ。Kendrick LamarとTaylour Paigeが演じる、カップルの激しい口論。それをワンカットで、生歌で、2020年3月に撮りきったクマ。見ている間ずっと息ができなくなる強度。これは「広告」というより「作品」なんだけど、でも同時に、Kendrickと相棒Dave Freeが2020年に立ち上げたクリエイティブ・カンパニー pgLang の、圧倒的な Film Craft 能力を世界に見せつけた一本でもあるクマ。
🐻❄️動画は記事にあるクマSOTETSU|A TRAIN OF MEMORIES|202312年を、息をのむ2分に凝縮する技術 / 相鉄「A TRAIN OF MEMORIES」2分間のワンカット。電車の中だけで進む物語。父と娘が、揺れる車内で12年分の距離を縮めたり離れたりする。それだけで、泣けてしまうクマ。
▶PENGUIN BOOKS|Portuguese (Re)Constitution|2022検閲の象徴を、自由の象徴に / PENGUIN BOOKS「Portuguese (Re)Constitution」ポルトガル初のカンヌライオンズ グランプリクマ。しかも1,058エントリーからの頂点。動画を見た瞬間に、これは勝つべくして勝ったな、と思ったクマ。青い鉛筆で憲法を塗りつぶしていく映像の強度がハンパじゃないクマ。
▶HUMANE SOCIETY INTERNATIONAL|SAVE RALPH|2022これは、コンドームの広告ではありません / Humane Society International「SAVE RALPH」ウサギのラルフは、片目が見えない。片耳は聞こえない。背中には化学薬品の火傷の跡がある。それでも彼は誇らしげに「テスター」としての仕事を語るクマ。4分間のストップモーション・アニメーションが、世界中で1億5000万回以上再生され、メキシコを動かしたクマ。
▶POLYCAM X UNESCO|BACKUP UKRAINE|2022スマホひとつで、国の記憶を爆撃から守る / Polycam X UNESCO「BACKUP UKRAINE」2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻したとき、爆撃で失われていくのは人の命だけじゃなかったクマ。何百年も街を見守ってきた彫刻も、教会も、記念碑も、その国のアイデンティティそのものが、この瞬間にも消えていく。そのとき、広告業界にいるクリエイターたちが考えたのは「自分たちに何ができるか」だったクマ。そして彼らが出した答えは、誰もが持っているスマホを、文化を守る武器に変えることだったクマ。
▶PENNY|The Wish|2022たった7つのセンテンスが、失われた世代の声になった / PENNY「The Wish」2021年のクリスマス、ドイツのディスカウントスーパーがやってのけたクマ。息子の何気ない質問に、母親が答える。「あなたの青春を取り戻してほしい」。パンデミックで奪われた10代の経験すべてを──夜更かしも、失恋も、こっそり抜け出す冒険も。たった3分のフィルムが、YouTubeで410万再生、#PENNYがTwitterトレンド入り、ドイツ最大の新聞BILDが報じ、Film Craft Lions のグランプリを獲ったクマ。
▶大塚製薬|カロリーメイト 見えないもの篇|2021⾒えないものと闘った⼀年は、⾒えないものに⽀えられた⼀年だと思う / 大塚製薬 カロリーメイト「見えないもの」篇2020年、誰もが見えないウイルスと闘った年。そしてカロリーメイトは、その年の受験生にも、いつものようにCMを届けたクマ。でもいつものようには、いかなかった。リモート授業、消毒、アクリル板、中止になった大会。森山直太朗の「さくら」が流れた瞬間、涙が止まらなかったクマ。
▶東京ガス|家族の絆 おばあちゃんの料理|2020誰もが持っている、心の中の小さな棘 / 東京ガス「家族の絆 おばあちゃんの料理」誰もが持っている、小さな後悔。あのとき言ってしまった言葉。返せないひと言。そんな棘が心に刺さったまま、何年も過ぎてしまうことがあるクマ。このCMはそういう痛みを、90秒で丁寧に描き切っている。見終わったあと、泣きたくなって、誰かに会いに行きたくなるクマ。
▶BEATS BY DRE|You Love Me|2020「文化は愛すのに、クマたちは愛さないの?」 / Beats by Dr. Dre「You Love Me」2020年11月、2分間のフィルムが世界に問いかけたクマ。「あなたはブラック・カルチャーを愛している。でも、クマたち(Black people)を愛してる?」と。この一撃の強さクマ。
▶Nike|動かしつづける。自分を。未来を。 / The Future Isn't Waiting.|2020標準的な傑作、のその先へ / Nike「動かしつづける。自分を。未来を。 The Future Isn't Waiting.」2020年11月、日本中が息を呑んだ2分間クマ。スポーツへの衝動は、差別のようなクソみたいなものを軽やかに吹き飛ばすと信じて。10回観たクマ。標準的な傑作、という言葉がしっくりくるけど、じゃあ「標準的」じゃない傑作との差はどこにあるんだろう、とも考えるクマ。
▶PERNOD RICARD|THE TIME WE HAVE LEFT|2020残された時間は、9日と6時間でした / Pernod Ricard「THE TIME WE HAVE LEFT」大切な人と過ごせる時間が、あと何日残っているか知りたいクマ? 知りたくないよね、普通。でもこのキャンペーンは、その「知りたくない真実」をアルゴリズムで計算して、まんまと人々の行動を変えてしまったクマ。
▶JOHNSON & JOHNSON|5B|2019ブランドが、映画として成立してしまった / Johnson & Johnson「5B」94分間のドキュメンタリーフィルムが、Cannes Lions Entertainment 部門でグランプリを獲った。ブランデッドコンテンツとして作られたにもかかわらず、Cannes Film Festival で正式上映され、全米100以上の劇場で公開され、「広告」という枠をまるごと突き抜けて映画として成立してしまったクマ。これがどれだけヤバいことか、クマにも分かるクマ。