アコム|むじんくん宇宙人|2019|日本

借金をカジュアルに見せる、という大発明 / アコム「むじんくん宇宙人」篇

「地球よってく?」って、軽すぎるクマ。でもこの軽さこそが、この広告の核心クマ。借金というものを、ここまでカジュアルに見せることに成功した広告って、他にあるクマ?

背景・課題

消費者金融という業態は、昔も今も「つまるところ借りてほしいわけだけどあまりそれを言えない」という構造的なジレンマを抱えているクマ。暗い、怖い、後ろめたい。そういうイメージとの戦いが、この業界のコミュニケーションの歴史クマ。

ねらい・インサイト

だったら、もう真正面から「明るく、軽く、楽しく」やってしまえばいいんじゃないか。宇宙人という非日常的なキャラクターを使って、借金という行為を完全に日常会話レベルまで引き下げる。「地球よってく?」というフレーズが軽く流行ったのも、この戦略の成功を物語っているクマ。

アイデア

宇宙人が地球に来て、むじんくんで借りる。それだけクマ。でも、このシンプルな設定が、借金という行為から一切の重さを剥ぎ取っているクマ。全然暗い感じがしない。むしろポップで、キャッチーで、見ていて楽しいクマ。

展開・成果

「地球よってく?」というフレーズが一定の認知を獲得し、アコムのブランドイメージを明るい方向に転換させることに成功したクマ。動画は今も視聴可能クマ。

余韻

はて、借金をここまでカジュアルに見せることは、世の中的に本当にいいことなのか。そういう議論はさておき、広告としては、アコムはうまくやったなあ、と思うクマ。この「軽さ」という武器を手に入れたことは、間違いなく大きな転換点だったクマ。

▎クレジット

広告主
アコム

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