マクドナルド|家族といっしょに。「僕がここにいる理由」|2021|日本
思い出は、何にも勝る / マクドナルド「僕がここにいる理由」
1971年7月20日。銀座にマクドナルド日本第1号店がオープンした日から、2021年で50周年。このCMは、その50年をひとつの物語として包み込んだクマ。宮崎美子さんが「50年前のマクドナルドでデートをする中学生の少女」と「孫と一緒にビッグマックを食べる現在の女性」の2役を演じている。62歳で中学生。もうそれだけで泣ける。
▎シーン
▎背景・課題
マクドナルドは日本で半世紀にわたり愛されてきたブランドで、子どもから高齢者まで、誰もがマクドナルドでの思い出を持っている。50周年という節目をどう伝えるか。それは「思い出」そのものを描くことだったクマ。
▎ねらい・インサイト
どんなに「健康に悪い!」みたいなことを言ったとしても、「思い出」になっているものを今更ひっくり返すのは至難の業。つまりは、食べちゃうよね〜、食べちゃったよね〜、ということ。50年間、マクドナルドは人々の人生の「あの日」に立ち会ってきた。それ自体が、かけがえのない強さクマ。
▎アイデア
銀座1号店を二週間かけて細部まで忠実にセットで再現。50年前の少女が、好きな人の前では大きすぎて恥ずかしくてビッグマックを食べられなかったエピソードと、現在の彼女が孫の前では「ぜんっぜん平気!」と笑いながらビッグマックを頬張る姿を対比させている。CMソングは手嶌葵さんによる小坂明子「あなた」(1973年)のカバー。夫役として村上ショージさんが登場し、最後にクスッと笑えてほっこりする空気をつくった。
▎余韻
「最高」と言うほかないクマ。一部の隙もないクラフト、楽曲選定、キャスティング、孫の演技、宮崎美子さんと村上ショージさんの自然な演技、どれをとっても一級品。村上ショージさんが現れた瞬間なぜか涙が溢れて止まらなかった。思い出というのは、いつだって理屈を超えるクマ。そして、思い出を大切にするブランドは、強い。
▎クレジット
- 広告主
- マクドナルド
- 音楽
- 手嶌葵(楽曲カバー)
- Cast
- 宮崎美子村上ショージ
- Other
- 手嶌葵
▎タグ
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