HEINEKEN|SHUTTER ADS|2020|イタリア
閉ざされたシャッターが、バーを救う広告になった / HEINEKEN「SHUTTER ADS」
2020年、パンデミックでバーのシャッターが降りた。街の灯りが消えた。だったらそのシャッターに、灯りを戻す仕事をさせようクマ。
シーン
背景・課題
ロックダウンでバー業界は壊滅的な打撃を受けた。ハイネケン自身も売上の7割を失ったクマ。多くのブランドが広告予算を絞る中、ハイネケンは独立系バーを見捨てない道を選んだ。
ねらい・インサイト
閉ざされたシャッターは、防犯のためだけじゃない。人通りに向けて開かれた、立派なメディアスペースになるクマ。従来のOOHに払うはずだった予算を、そのままバーオーナーの懐に渡す。目的とビジネスを両立させる発想クマ。
アイデア
シャッターや窓に「See this ad today, enjoy this bar tomorrow」のメッセージを掲げてもらい、その分の広告料を店に直接支払った。アルゼンチン、ドイツ、インドネシア、イタリア、スペインで5,000軒以上のバーが、閉店中もハイネケンの広告塔になったクマ。
展開・成果
750万ユーロが直接バーに渡り、参加した全てのバーが再開を果たした。従来のOOHより40%高いメディア価値を生み、Cannes Lions 2021でOutdoor部門Grand Prixを受賞したクマ。
余韻
「閉鎖の象徴」だったシャッターを「希望の看板」に変えた、その発想の転換がすごいクマ。誰かを助けることと、ブランドの価値を高めることが、同時に成立している。広告の仕事って、こういうことだよなあクマ。


