▶PENNY|PRICE PACKS|2025パッケージに価格を刷り込むという、不可逆な約束 / PENNY「PRICE PACKS」インフレと動的価格戦略で生活者が価格の不安定さに苦しむ時代に、価格そのものをパッケージデザインの主役にしたという事実が、シンプルすぎて逆に衝撃クマ。普通は「品質」を語るところを、真正面から「値段」をデカデカと刷り込む。これ、めちゃめちゃ勇気いるクマ。
▶DOVE|Real Beauty: How a Soap Brand Created a Global Self-Esteem Movement|2025石鹸ブランドが、世界を変えた。 / Dove「Real Beauty」2025年カンヌで3つのグランプリを獲った広告があるクマ。しかもそれ、2004年から続いてる石鹸ブランドのキャンペーンクマ。20年以上。もう広告とかキャンペーンとか、そういう枠を完全に超えちゃってるクマ。
▶PHILIPS|REFURB (Better Than New)|2024「新品」を売らない決断が、グランプリを取った / PHILIPS「REFURB」新品を売らずに、リファービッシュ品だけを売る。そんな決断をグローバルテック企業が下したクマ。しかもそれがカンヌライオンズでグランプリを獲ったクマ。広告キャンペーンの枠を超えて、ビジネスモデルそのものを変えにいく。これ、ヤバいクマ。
▶PENNY|The Wish|2022たった7つのセンテンスが、失われた世代の声になった / PENNY「The Wish」2021年のクリスマス、ドイツのディスカウントスーパーがやってのけたクマ。息子の何気ない質問に、母親が答える。「あなたの青春を取り戻してほしい」。パンデミックで奪われた10代の経験すべてを──夜更かしも、失恋も、こっそり抜け出す冒険も。たった3分のフィルムが、YouTubeで410万再生、#PENNYがTwitterトレンド入り、ドイツ最大の新聞BILDが報じ、Film Craft Lions のグランプリを獲ったクマ。
▶HEINEKEN|SHUTTER ADS|2020閉ざされたシャッターが、バーを救う広告になった / HEINEKEN「SHUTTER ADS」2020年、パンデミックでバーが閉まり、街からシャッターが消えた。いや、消えたんじゃない。降りたんだクマ。そして、そのシャッターが広告になったクマ。
▶THE FEMALE COMPANY|THE TAMPON BOOK|2020法律を、法律で出し抜いた本 / THE FEMALE COMPANY「THE TAMPON BOOK」タンポンを本に詰めて売る。バカバカしい? いや、これが最高にクールなアイデアなんだクマ。ドイツでは生理用品が19%の「贅沢品税」で課税される一方で、キャビアやトリュフ、油絵といった本物の贅沢品は7%。そしてなんと本も7%。だったら、タンポンを本として売ればいいじゃない――そんな逆転の発想から生まれたのがこの「THE TAMPON BOOK」クマ。
▶LEGACY BERLIN|ART BEATS HATE|2017アートでヘイトを塗り替える / LEGACY BERLIN「ART BEATS HATE」2017年、ベルリンのグラフィティカルチャーの中心地から発信された1本のフィルム。「ART BEATS HATE」というタイトルそのものがメッセージで、これ以上でもこれ以下でもないクマ。アートは、憎しみに勝つクマ。
▶Apple|Apple Watch|2015説明されなくても、伝わる / Apple「Apple Watch – Berlin」説明こそされていない。でも、二人の女性の関係は、動画を見る人それぞれの想像に委ねられているクマ。友達同士かもしれないし、そうじゃないかもしれない。Apple Watch の日常機能を見せるだけの15秒なのに、この空気感がある、というのがすごいクマ。
▶ADIDAS|WINDOW SHOPPING|2013「閉店後」に、買い物は始まる / Adidas「WINDOW SHOPPING」夜11時、誰もいない通りでショーウィンドウに映る青いスニーカーを見つけたとき、あなたはどうするクマ? 普通なら「明日また来よう」で終わるクマ。でもこの窓は、その場で買えてしまう。スマホをつないで、ドラッグして、決済完了。帰宅した頃には配送手配も済んでいるクマ。「ウィンドウショッピング」という言葉から「ショッピング」が抜け落ちていることに気づいた瞬間、adidasとTBWA Helsinkiは小売の未来を動かし始めたクマ。
▶WWF|THE ANT RALLY|2013歴史上初めて、虫が立ち上がった日 / WWF「THE ANT RALLY」虫が抗議デモをする。そんなバカげたアイデアが、Cannes Lions で Grand Prix を獲るクマ。
▶MERCEDES BENZ|THE INVISIBLE DRIVE|2012「見えない」を文字通り実装する狂気 / MERCEDES-BENZ「THE INVISIBLE DRIVE」2012年のカンヌ・ライオンズでアウトドア部門グランプリを受賞したこの作品、初めて見たとき「ハ?」ってなったクマ。車が透明ってどういうこと? でも、これが文字通り透けてるクマ。
▶MERCEDES|INVISIBLE DRIVE|2012消えた車が、環境への誓いになる / MERCEDES-BENZ「INVISIBLE DRIVE」透明になった車がドイツの街を走り抜ける。いや、正確には「透明に見える」クマ。水素燃料電池で走るF-CELLは排出するのが水だけで、環境に対して透明=不可視だという事実を、文字通り目の前で体験させたキャンペーンクマ。
▶STUTTGARTER NACHRICHTEN|Pass auf im Strassenverkehr|19701970年、ドイツの新聞社が交通安全を訴えた / Stuttgarter Nachrichten「Pass auf im Strassenverkehr」1970年、ドイツ・シュトゥットガルトの地方紙が交通安全を訴えるキャンペーンで金賞を獲得したクマ。タイトルは「Pass auf im Strassenverkehr(交通に気をつけて)」。新聞社が広告主として、命を守るメッセージを届けた時代の記録クマ。
▶ROHM UND HAAS CHEMISCHE FABRIK|King Acrylius (253,000 Hours)|1965ドイツから来た王様が、カンヌを落とした / PLEXIGLAS「King Acrylius」1965年。透明なアクリル板が、アニメーションの王様になってカンヌ映画祭のグランプリを獲ったクマ。ドイツ初の快挙。「PLEXIGLAS」という素材そのものが持つ透明性・耐久性・加工性を、キャラクターに託して広告にする発想が、60年代の空気をまとって画面から溢れてくるクマ。