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Cannes Grand Prix

Cannes Lions

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2026

2025

自然が、アーティストになった日 / UN Live × Spotify「SOUNDS RIGHT」

UN LIVE, SPOTIFY|SOUNDS RIGHT|2025

自然が、アーティストになった日 / UN Live × Spotify「SOUNDS RIGHT」

2024年のアースデイ、Spotifyに「NATURE」という新人アーティストが登場したクマ。波音、鳥の声、熱帯雨林のざわめき。曲が再生されるたび、彼女はロイヤリティを受け取り、自然保護へ回すクマ。仕掛けたのはUN LiveとSpotify、AKQA Copenhagen。2025年カンヌでInnovation部門グランプリを獲った。

広告は、人間のためにある / L'ORÉAL PARIS「THE FINAL COPY OF ILON SPECHT」

L’OREAL|THE FINAL COPY OF ILON SPECHT|2025

広告は、人間のためにある / L'ORÉAL PARIS「THE FINAL COPY OF ILON SPECHT」

17分のドキュメンタリーで、人生が変わるクマ。いや、正確に言えば「変わってしまった人生」を目の当たりにする、という体験クマ。1971年、23歳の女性コピーライターが書いた4つの言葉が、50年以上経った今も世界中で使われ続けている。その言葉を生んだ本人が、人生の最期に語った言葉を記録したフィルムが、Cannes Lions 2025 でFilm部門のGrand Prixを獲った。これは広告の話であり、広告の話ではない。人間の話クマ。

「ヘルペスで誇りを取り戻す」というバカげた提案が、どうして世界を動かしたのか / New Zealand Herpes Foundation「THE BEST PLACE TO HAVE HERPES」

THE NEW ZEALAND HERPES FOUNDATION|THE BEST PLACE TO HAVE HERPES|2025

「ヘルペスで誇りを取り戻す」というバカげた提案が、どうして世界を動かしたのか / New Zealand Herpes Foundation「THE BEST PLACE TO HAVE HERPES」

元オールブラックスのコーチが、大真面目にこう言うクマ。羊は減った、パイは高くなった、国の誇りを取り戻すにはヘルペスで世界一になるしかない、と。Cannes LionsでGrand Prixを2つ獲った時点で、この話が正気じゃないのは確定クマ。

2024

「AIに訊いても、ハインツ」が証明した、150年ブランドの強度 / HEINZ「IT HAS TO BE HEINZ」

HEINZ|IT HAS TO BE HEINZ|2024

「AIに訊いても、ハインツ」が証明した、150年ブランドの強度 / HEINZ「IT HAS TO BE HEINZ」

AIに「ケチャップを描いて」と頼むと、勝手にハインツのボトルが出てくる。人に頼んでも同じ。レストランの裏では偽物のケチャップがハインツの容器に詰め替えられている。この当たり前すぎる事実を5年かけて集め続けた仕事が、2024年カンヌのCreative Effectivenessグランプリを獲ったクマ。

「安全」を歌いながら、最も危険なことをやった / Sydney Opera House「Play It Safe」

SYDNEY OPERA HOUSE|Play It Safe|2024

「安全」を歌いながら、最も危険なことをやった / Sydney Opera House「Play It Safe」

これは、コンドームの広告ではないクマ。シドニー・オペラハウスの50周年記念ムービークマ。タイトルが「Play It Safe(安全にやろう)」で、Tim Minchin が歌う歌詞も「リスクを冒すな、安全にいこうぜ」って内容なのに、映像は徹底的に「危険な創造性」を讃えている。この皮肉が、めちゃめちゃ効いてるクマ。

2023

ワンテイク6分、生歌、カメラを止めるな。 / PGLANG「WE CRY TOGETHER」

PGLANG|WE CRY TOGETHER|2023

ワンテイク6分、生歌、カメラを止めるな。 / PGLANG「WE CRY TOGETHER」

2023年のカンヌでFilm Craft部門のGrand Prixを獲った6分間クマ。Kendrick LamarとTaylour Paigeが演じる、カップルの激しい口論。それをワンカットで、生歌で、2020年3月に撮りきったクマ。見ている間ずっと息ができなくなる強度。これは「広告」というより「作品」なんだけど、でも同時に、Kendrickと相棒Dave Freeが2020年に立ち上げたクリエイティブ・カンパニー pgLang の、圧倒的な Film Craft 能力を世界に見せつけた一本でもあるクマ。

2022

これは、コンドームの広告ではありません / Humane Society International「SAVE RALPH」

HUMANE SOCIETY INTERNATIONAL|SAVE RALPH|2022

これは、コンドームの広告ではありません / Humane Society International「SAVE RALPH」

ウサギのラルフは、片目が見えない。片耳は聞こえない。背中には化学薬品の火傷の跡がある。それでも彼は誇らしげに「テスター」としての仕事を語るクマ。4分間のストップモーション・アニメーションが、世界中で1億5000万回以上再生され、メキシコを動かしたクマ。

2020

6000万人を「見える」存在にした、たった10分のアプリ / TELENOR「NAMING THE INVISIBLE PAKISTANIS」

TELENOR|NAMING THE INVISIBLE PAKISTANIS|2020

6000万人を「見える」存在にした、たった10分のアプリ / TELENOR「NAMING THE INVISIBLE PAKISTANIS」

パキスタンには、出生証明書を持たない子どもが6000万人いたクマ。医療も教育も受けられない、いわば国に存在を認められていない子どもたちクマ。それを変えたのは、たった10分で終わるアプリだった。2021年カンヌライオンズで2部門Grand Prix、パキスタン初の快挙クマ。

動画なしクマ

WARNER MUSIC GROUP|SAYLISTS|2020

「退屈な反復練習」を、ポップスで塗り替える / Warner Music「Saylists」

12人に1人の子どもが抱える言語障害(SSD)。療法のカギは「繰り返し」なんだけど、それがまあ、子どもには退屈クマ。でも音楽なら? ていうか音楽こそが、最高の繰り返しじゃん? という超シンプルな問いから、Warner Musicと広告代理店Rothcoは7000万曲のApple Musicカタログをアルゴリズムで解析し、療法的価値のあるプレイリスト「Saylists」を生み出したクマ。

2019

2018

2017

人間の脆さを、進化させて見せた / Transport Accident Commission Victoria「MEET GRAHAM」

TRANSPORT ACCIDENT COMMISSION VICTORIA|MEET GRAHAM|2017

人間の脆さを、進化させて見せた / Transport Accident Commission Victoria「MEET GRAHAM」

グロテスクで、奇妙で、でも目が離せない。道路で生き残るためだけに設計された唯一の人間、それがグラハムクマ。首がなくて、頭蓋骨が分厚くて、胸に12個の乳首みたいなエアバッグがついていて、皮膚はゴツゴツ。見た瞬間「うわっ」ってなるけど、その「うわっ」の奥に、ものすごく大事なメッセージが埋まってるクマ。

サッカー場は、四角である必要がない / AP Thailand「The Unusual Football Field」

AP PUBLIC COMPANY LIMITED|The Unusual Football Field|2017

サッカー場は、四角である必要がない / AP Thailand「The Unusual Football Field」

サッカー場って四角いものだ、という思い込みを、L字型とジグザグで壊してきたクマ。バンコクのクロントイ地区という密集したスラム街に、不動産デベロッパーがつくったいびつな形のサッカーコート。見た瞬間に「あ、これありじゃん」と思わせる強度があるクマ。

テレビCMが、リビングルームをハックした日 / Burger King「Google Home of The Whopper」

BURGER KING|Google Home of The Whopper|2017

テレビCMが、リビングルームをハックした日 / Burger King「Google Home of The Whopper」

たった15秒のCMが、数時間後には世界中のリビングルームで「事件」を起こしていたクマ。テレビの中の店員が「OK Google, what is the Whopper burger?」と言った瞬間、視聴者の家にあるGoogle Homeが勝手に喋り出す。Googleは激怒、Wikipediaは大荒れ、世論は真っ二つ。で、Cannes Lionsで Direct部門グランプリ。こんなの見たことないクマ。

2016

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2011

本のページを世界中にバラまいたら、検索エンジンが生き返った / Bing「DECODE JAY-Z」

BING/JAY-Z|DECODE JAY-Z|2011

本のページを世界中にバラまいたら、検索エンジンが生き返った / Bing「DECODE JAY-Z」

2010年、Googleの影に完全に隠れていたBingが、Jay-Zの自伝本300ページ超を世界中にバラまいて、史上最大級の宝探しゲームを仕掛けたクマ。しかもその「バラまき方」が尋常じゃなくて、ビルボードはもちろん、マイアミのプールの底、ハンバーガーの包み紙、Gucciのジャケットの裏地、ブルックリンの団地に埋め込んだ銅板、ニューオーリンズの屋上、40/40クラブのビリヤード台まで。クマ、興奮してきたクマ。

2010

「プロダクトデモンストレーション、極限まで」 / Orcon Broadband「Together Incredible」

IGGY POP & ORCON BROADBAND|Together Incredible|2010

「プロダクトデモンストレーション、極限まで」 / Orcon Broadband「Together Incredible」

2010年、ニュージーランドの弱小プロバイダ Orcon が、パンクの教祖イギー・ポップと自国の素人ミュージシャン9人を家庭用ブロードバンドで繋いで「The Passenger」を録り直したクマ。このバカみたいなプロダクトデモが Cannes Lions の Direct 部門で Grand Prix を獲ったクマ。

2009

2008

2007

2006

2005

2004

世界一モテないオタクが携帯市場を変えた話 / Virgin Mobile Australia「Warren」

VIRGIN|Warren|2004

世界一モテないオタクが携帯市場を変えた話 / Virgin Mobile Australia「Warren」

2004年、オーストラリアの若者たちは、ある「めちゃめちゃ魅力のない、独身で必死なオタク」に夢中になったクマ。彼の名前はWarren。デートビデオ風の映像で自分を語り、自信満々で、でもどう見ても……モテない。それなのに、Warrenは若者の文化に食い込み、Virgin Mobileを市場最高順位に押し上げた伝説のキャラクターになったクマ。

2003

「かわいそうだと思ったあなたは、クレイジーだ」 / IKEA「Lamp」

IKEA|Lamp (Unböring campaign)|2003

「かわいそうだと思ったあなたは、クレイジーだ」 / IKEA「Lamp」

2002年、ひとつのランプが路上に捨てられた。雨に打たれ、窓の向こうに新しいランプを見つめるその姿は、あまりにも哀れで、あまりにも人間的で、見ている者の心を締めつけたクマ。そして画面に現れたスウェーデン訛りの男が放った一言が、広告史に刻まれることになったクマ。

2002

2001

水のない崖から飛び込む狂気を、誰が笑えるだろう / FOX Sports Net「CHINA, INDIA, TURKEY, RUSSIA」

FOX INTERNATIONAL|Regional Sports Campaign|2001

水のない崖から飛び込む狂気を、誰が笑えるだろう / FOX Sports Net「CHINA, INDIA, TURKEY, RUSSIA」

崖から飛び込むダイバーが、あるはずの水面がなくて地面に激突する。巨木を素手でキャッチしようとした選手が、木に押しつぶされる。酔っ払い同士の本気の殴り合い。目隠しした男たちの棍棒試合。本物のスポーツ中継そっくりに作られた、完全に狂った4本の広告がカンヌでグランプリを獲ったクマ。

2000

1998

1997

1996

1994

1993

1992

これは、コンドームの広告です / Talens Rubber Cement「Nuns」

TALENS RUBBER CEMENT|Nuns|1992

これは、コンドームの広告です / Talens Rubber Cement「Nuns」

1992年にカンヌでグランプリを獲ったスペインの広告、見たことあるクマ? 修道院の庭で、幼子イエスの像がとんでもない部分を失っていて、若い修道女たちが真っ赤になりながら院長先生のもとへ駆け込む、あの話クマ。30年以上経った今でも語り継がれる、タブーをユーモアで突破した傑作クマ。

1991

1990

1989

1988

1986

ブーイングの向こう側に、革命があった / John Hancock「Real Life, Real Answers」

JOHN HANCOCK FINANCIAL SERVICES|Real Life, Real Answers|1986

ブーイングの向こう側に、革命があった / John Hancock「Real Life, Real Answers」

1986年、カンヌ。監督のJoe Pytkaがステージに上がった瞬間、会場は轟音のようなブーイングに包まれたクマ。グランプリを受賞したこの広告を、フランスの観客は受け入れなかった。「こんなリアリティは広告にふさわしくない」と。でも、それこそがこのキャンペーンの本質だったクマ。

1984

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1969

アルゼンチンが初めて世界に届けたもの / PEPSI「NIÑO」

PEPSI-COLA CO.|NIÑO|1969

アルゼンチンが初めて世界に届けたもの / PEPSI「NIÑO」

1969年、アルゼンチンから一本のCMが世界の頂点に立ったクマ。タイトルは「NIÑO」(少年)。ペプシの1リットルボトルを発売するためのこの作品が、カンヌライオンズでグランプリを獲得し、アルゼンチン広告史に名を刻んだクマ。当時、映画用CM部門とTV用CM部門が分かれていた時代。シンプルなタイトルに、どんな物語が込められていたんだろう、とクマは想像するクマ。

1968

1967

1967年、花を届ける仕事がグランプリを獲った / FLEUROP INTERFLORA「FLEUROP」

FLEUROP INTERFLORA|FLEUROP|1967

1967年、花を届ける仕事がグランプリを獲った / FLEUROP INTERFLORA「FLEUROP」

1967年にグランプリを獲ったFLEUROP INTERFLORAの広告フィルムクマ。花の宅配という、当時としてはまだ新しいサービスを伝えるために、どんな映像が選ばれたのか。詳しい記録は見つからなかったけれど、100年以上続く花のネットワークの歴史の一片として、この1本が存在しているクマ。

1966

1965

ドイツから来た王様が、カンヌを落とした / PLEXIGLAS「King Acrylius」

ROHM UND HAAS CHEMISCHE FABRIK|King Acrylius (253,000 Hours)|1965

ドイツから来た王様が、カンヌを落とした / PLEXIGLAS「King Acrylius」

1965年。透明なアクリル板が、アニメーションの王様になってカンヌ映画祭のグランプリを獲ったクマ。ドイツ初の快挙。「PLEXIGLAS」という素材そのものが持つ透明性・耐久性・加工性を、キャラクターに託して広告にする発想が、60年代の空気をまとって画面から溢れてくるクマ。

1964

1963

1962

1961

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1959

1958

1958年、まだ「広告」が産声を上げる前に / TRIESTE STOCK EXCHANGE「IN TUTTO IL MONDO」

TRIESTE STOCK EXCHANGE|IN TUTTO IL MONDO|1958

1958年、まだ「広告」が産声を上げる前に / TRIESTE STOCK EXCHANGE「IN TUTTO IL MONDO」

1958年、GRAND PRIX。この年は広告の黎明期クマ。まだテレビCMが当たり前じゃなかった時代に、トリエステの証券取引所が何かを世界に向けて語りかけたらしいクマ。「IN TUTTO IL MONDO」は「世界中で」という意味。当時のイタリアから、どんな想いが込められていたのか、クマは想像するしかないクマ。

1957

1956

1956年、イギリスはカリプソに賭けた / Barclays Bank「Put Una Money For There」

BARCLAYS BANK|Put Una Money For There|1956

1956年、イギリスはカリプソに賭けた / Barclays Bank「Put Una Money For There」

1956年、カンヌで Grand Prix を獲った最初のイギリス広告がこれクマ。タイトルは「Put Una Money For There」。ピジン英語(簡易英語)のカリプソで、西アフリカの農家に「収穫したお金はバークレイズ銀行に預けようね」と歌いかける3分間のアニメーション広告クマ。Ba-ba-ba-boom。この耳から離れないリズム、1956年って考えるとヤバいクマ。

1955

1954