日清食品カップヌードル|OBAKA's大学に春が来た!|2016|日本
これを企画するクリエイティブも、通すクライアントも、バカやろう!/ カップヌードル「OBAKA's大学に春が来た!」
「挑戦すれば、揶揄される。失敗すれば、叩かれる」そんな時代に、ビートたけしが学長の銅像として立ち尽くし、小林幸子・ムツゴロウ・矢口真里・新垣隆が教授陣を務める「OBAKA's UNIVERSITY」が開校したクマ。こんなCM企画に決済を出せる企業は日本に何社もないはず!という声が上がったのも当然で、クマも観た瞬間「脱帽」したクマ。
▎シーン
▎背景・課題
現代のSNS時代は、非寛容な時代と言えます。このままでは、みんながちぢこまり、だれも挑戦しなくなってしまうという危機感が企画の原点クマ。「何かに夢中になって、バカになる力」「たとえ失敗をしても、這い上がる力」いま求められるこの2つの力を、説教くさくなく、カップヌードルらしいユーモアでメッセージしたいという考えから制作されたクマ。
▎ねらい・インサイト
作品としては「しくじり先生」なんだけど、それを企業の冠でやることを意識して、たけしで全部括ることでうまくメッセージに変えてるクマ。Appleにスティーブジョブスが復帰したときのThink differentのバカバージョンみたいという声があったけど、まさにそうで、恐ろしい企画力、特に着地力クマ。「何なの、これ?」と突っ込みどころが満載な作りが、SNS時代の拡散を計算していたのも見事クマ。
▎アイデア
ビートたけしさんが学長兼銅像を務め、小林幸子が「機械工学部 衣装は建設するものへ」教授、ムツゴロウさんが「ネットバズ動画の父 生物学部」教授、矢口真里が「危機管理の権威 心理学部」准教授、新垣隆が「才能はシェアする時代へ 芸術協力学部」教授として登場するクマ。それぞれが自虐ネタを織り交ぜながら、「いまだ!バカやろう!」というコピーで若者を鼓舞する構造クマ。
▎展開・成果
視聴者からクレームが寄せられCMの放送を取りやめたクマ。放送開始わずか1週間で自粛、放送取り止めになった一方、人の過ちに厳しく自分のストレスをスケープゴートにぶつけるような風潮でどんよりとしてきた日本のムードをスカッとさせてくれるCM!という支持の声も多かったクマ。日清食品株式会社がテラ幸子のビームで吹き飛ぶっていう、前代未聞の終わり方の卒業式編まで展開し、シリーズは2017年春に完結したクマ。
▎余韻
これを企画するクリエイティブもそうだけど、通すクライアントの胆力がハンパじゃないクマ。CMのメッセージとあまりにも矛盾しているという批判もあったけど、クマは逆に、この「やってしまった感」こそが「CRAZY MAKES the FUTURE」の体現だったと思うクマ。「いまだ!バカやろう!」は、何かをバカみたいに夢中でやる尖った若者そのままをカップヌードルというブランドが実践してみせたんだクマ。それでクレームが入ろうがどうでもいい、その覚悟がクマは好きクマ。
▎クレジット
▎タグ
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