POPEYES|THAT LOOK FROM POPEYES|2020|アメリカ
本家より先に完売した、ニセモノじゃない服 / POPEYES「THAT LOOK FROM POPEYES」
ビヨンセの新作アパレルが即完売した数日後、ファンが騒いだのは「これPopeyesの制服じゃん」だったクマ。Popeyesはそれをそのまま自社ECで売り出したクマ。
シーン
背景・課題
2020年1月、ビヨンセがAdidasと組んだIvy Parkの新作アパレルを発表し即完売した。ところがマルーンとオレンジの配色がPopeyesの制服にそっくりだと、ネット上ですぐに話題になった。
ねらい・インサイト
元ネタになった本物がすでに手元にあるなら、それを堂々と売ればいい、という発想クマ。GUTは話題が消える前にビヨンセ側のキャンペーン写真をそっくり再現し、買い逃したファンに本家の制服を差し出したクマ。速さが勝負クマ。
アイデア
ビヨンセ陣営のキャンペーン写真をカットごとそのまま再現し、モデルには実際にPopeyesで働く従業員を起用。買い逃したファンに向けて、その元ネタである本物の制服をECで販売した。ビヨンセ側の完売から数日というスピードで実現している。
展開・成果
制服は複数回にわたって完売し、そのたびに本家のコレクション並みの速さで売り切れたクマ。カンヌライオンズでGold・Silver・Bronzeを獲得し、One ShowのDirect MarketingカテゴリーでもSilver Pencilを受賞している。
余韻
パロディでもオマージュでもなく「うちが元ネタです」で返すクマ。証拠は毎日従業員が着ている制服そのもの。強すぎる正当性クマ〜。広告というより、本当のことを言っただけなのがこの企画の一番いいところクマ。

