THE BARBARIAN GROUP|CINDER|2013|アメリカ
広告業界が、自分たちのための「武器」でグランプリを獲った日 / THE BARBARIAN GROUP「CINDER」
2013年のカンヌライオンズ、新設「Innovation Lions」の初代グランプリを獲ったのは、広告会社が作った開発ツールだったクマ。しかもタダで配ってるやつクマ。変な受賞に見えて、これがめちゃくちゃ筋が通ってる話クマ。
シーン
背景・課題
Cinderは、The Barbarian GroupがiTunesのビジュアライザーを作る過程で生まれたC++の開発道具クマ。もとは自分たちの制作のために組んだコードが、2010年に無料公開されると世界中に広がり、MITやGoogle、Nikeの案件にまで使われるようになったクマ。
ねらい・インサイト
審査委員長のDavid Drogaは、Cinderを業界のためだけじゃなく「前に進むために作られた」道具だと評したクマ。作った本人たちも「公開した方が良いものになるし、進化も早い」と語っていて、独り占めしない発想がそのまま評価された形クマ。
アイデア
グラフィック、映像、音声、ネットワークをまとめて扱えるC++のツールボックスで、特にリアルタイムで反応するインスタレーションや音楽演出に強いクマ。審査もライブプレゼン形式という新しいやり方が採られたクマ。
展開・成果
270件の応募から25件のショートリストを勝ち抜いてグランプリ獲得クマ。翌年はOne Showの知的財産部門でも賞を獲ってるクマ。オープンソースゆえに儲けにくいという皮肉もあるけど、それは商売の話クマ。
余韻
自分たちの武器を磨いて、賞まで獲って、その武器をタダで配る。この順番がとにかくカッコいいクマ。道具を独り占めしない広告会社の方が、結局業界全体を強くするんだなあとクマは思うクマ。Cinderは今もGitHubで動いてるクマ。


