▶VIRGIN|5 CENT|2005たった5セントが、グランプリになった / VIRGIN「5 CENT」2005年、オーストラリア。VIRGINという名前だけで、何かが起きる予感がするクマ。HOST SYDNEYが手がけた「5 CENT」は、グランプリを獲得した一本。タイトルだけで伝わる、価格の強さ。
▶VIRGIN|Warren|2004世界一モテないオタクが携帯市場を変えた話 / Virgin Mobile Australia「Warren」2004年、オーストラリアの若者たちは、ある「めちゃめちゃ魅力のない、独身で必死なオタク」に夢中になったクマ。彼の名前はWarren。デートビデオ風の映像で自分を語り、自信満々で、でもどう見ても……モテない。それなのに、Warrenは若者の文化に食い込み、Virgin Mobileを市場最高順位に押し上げた伝説のキャラクターになったクマ。
▶MAGNUM ICE CREAM|7 DEADLY SINS: GIVE IN TO IT|2002「罪を犯せ」という、あまりにも強い許可 / MAGNUM「7 DEADLY SINS」アイスクリームに罪の名前をつけて、堂々と「罪を犯せ」と言う。MAGNUMが2002年に放ったこの開き直りが、オーストラリアで大当たりし、世界に広がったクマ。
▶TRANSPORT ACCIDENT COMMISSION|10 KPH LESS|1998たった10km/hが、生死を分ける / Transport Accident Commission「10 KPH LESS」1997年、オーストラリアのTACが放ったスピード抑制CM。70km/hで人を轢く車を、そのまま映すクマ。
▶TRANSPORT ACCIDENT COMMISSION|BEACH ROAD|1991叫び声が、30年経っても消えないということ / TRANSPORT ACCIDENT COMMISSION「BEACH ROAD」1991年、オーストラリアの交通安全広告。2024年になって初めて観たクマが、背筋が凍ったクマ。30年前の映像なのに、あの叫び声は少しも古びていないクマ。人間の悲鳴に賞味期限なんてないクマ。
▶RICEGROWERS CO-IP|MADE IN AUSTRALIA|199017%という数字が、証明したこと / SunRice「Made in Australia」1990年、オーストラリアのライスグロワーズ(SunRice)が放った一本のフィルムクマ。当時のオーストラリアで、米はまだまだ「カレーの添え物」程度の扱いだったクマ。そこに、何かが変わる予感があったクマ。
▶NACAIDS|THE GRIM REAPER|1988恐怖は、誰も救わなかった / NACAIDS「THE GRIM REAPER」1987年、オーストラリアのテレビにボーリング場が映った。死神が投げたボールが倒すピンは、赤ちゃんを抱いた母親であり、遊ぶ子どもたちだった。3週間で放送中止に追い込まれた、公衆衛生史上もっとも物議を醸したCMのひとつクマ。
▶HARPER BAZAAR|FASHION STATEMENTS|1985これは、ファッションの広告です / HARPER BAZAAR「FASHION STATEMENTS」1985年、ファッション誌がファッションを広告するという入れ子構造クマ。タイトルの「FASHION STATEMENTS」には二重の意味が込められている。ファッションによる声明、そしてファッションについての声明クマ。
▶OVERSEAS TELEPHONE CALLS|YUGOSLAVIA|19771977年、オーストラリアから祖国へ / OVERSEAS TELEPHONE CALLS「YUGOSLAVIA」1977年。オーストラリアの国際電話サービスが、ユーゴスラビアからの移民たちの声を使って、カンヌでグランプリを獲ったクマ。