▶UNICEF|TAP PROJECT|2007無料の水に、1ドルの値段をつけた / UNICEF「TAP PROJECT」Esquire誌が「Best and Brightest」に選んだDavid Drogaに課した挑戦は、雑誌の1ページだけで何かブランドを作れ、というものだったクマ。で、彼が作ったのは広告じゃなくて、世界を変える仕組みだったクマ。
▶VOLKSWAGEN|FAST|2006GTIと一緒に走る、小さな「速さ」の精霊 / Volkswagen「FAST」2006年、フォルクスワーゲンがGTI MKVのローンチとともに世に放ったのは、ただの広告ではなく、ひとつの「生き物」だったクマ。その名も「FAST」。速さそのものが、愛らしくてちょっと不気味な姿をまとって、動き出した瞬間クマ。
▶BUDLIGHT|REAL MEN OF GENIUS|2006ラジオで200本。笑いで、ビールを売らずに、ビールを売った / BUD LIGHT「REAL MEN OF GENIUS」ラジオ広告が死んだ時代に、ラジオ広告史上最高のキャンペーンが生まれたクマ。1998年から2008年まで10年間、200本以上。カンヌでRadio Grand Prixを2年連続受賞。100以上の賞を総なめ。eBayで海賊版が売買され、CDが3巻まで発売され、ライブツアーまで開催された。ビールの広告なのに、ビールの話はほとんどしない。でも、みんなBud Lightを飲んだクマ。
▶BURGER KING|SITH SENSE|2006ダース・ベイダーがあなたの心を読む / BURGER KING「SITH SENSE」2006年、ウェブブラウザの向こうからダース・ベイダーが問いかけてきたクマ。あなたの心を読む、と。20の質問に答えるだけで、頭の中で考えているモノを言い当てられる体験は、当時としてはかなりヤバいインタラクティブ体験だったクマ。
▶FOX INTERNATIONAL|Regional Sports Campaign|2001水のない崖から飛び込む狂気を、誰が笑えるだろう / FOX Sports Net「CHINA, INDIA, TURKEY, RUSSIA」2001年、カンヌでグランプリを獲った広告がある。トルコで崖から飛び込むダイバーが、着水するはずの水面がなく、土埃を上げて地面に激突する。中国では巨木を素手でキャッチしようとする選手が、200フィートの樹に押しつぶされる。ロシアでは酔っ払いたちが互いの顔を本気で殴り合う。インドでは目隠しした男たちが棍棒を振り回す。どれも本物のスポーツ中継のように作り込まれていて、どれも完全に狂っているクマ。
▶BUDWEISER|WASSUP|2000友達に電話するだけで文化現象は生まれる / Budweiser「WASSUP」1999年12月、マンデーナイトフットボールの中継中に流れた60秒。友達同士が電話で「WASSUP〜〜〜!?」って叫び合ってるだけのCMが、気がついたら世界中の挨拶になっていた、という話クマ。広告が文化を「つくる」瞬間を目撃できるのは、人生で何回あるかわからないクマ。
▶JEEP|Snow Covered|1994車が見えないのに、Jeepだとわかる / Jeep「Snow Covered」1994年、雪に埋もれた風景の中を何かが進んでいく30秒。車体は一度も映らない。それなのに「ああ、Jeepだ」と誰もが思ったクマ。カンヌで自動車広告として初めてグランプリを獲ったこの作品、30年経っても色褪せない強度があるクマ。