APPLE|RELAX, IT'S IPHONE: R.I.P. LEON|2023|アメリカ
死んでると思ったら生きていた / Apple「R.I.P. LEON」
預かったトカゲが動かない。最悪だ、死んでる……いや、生きてる! この30秒の絶望と歓喜の切り替えに、iOS16の「メッセージ送信取り消し」がぴったり重なってくるクマ。
シーン
背景・課題
人のペットや植物を預かって、うまくいかないかもと不安になった経験は誰にでもあるクマ。Appleは昔から、新機能を説明するんじゃなくて「見せる」ブランドで、この普遍的な不安を借りてUndo Send機能を見せてくるクマ。
ねらい・インサイト
間違えて送ったメッセージを取り消せた瞬間の安堵って、地味だけどかなり強い感情クマ。それを「預かったトカゲの生死」という極端な話に置き換えることで、機能の価値が一瞬で伝わる構造になっているクマ。
アイデア
Leonというトカゲが死んだふりを演じ、預かった人は最悪の事態を飼い主に送信してしまう。Hanni El Khatibの「Alive」が不安げに流れる中、Leonがひっくり返って生き返り、サビで「I'm alive」と重なる。メッセージは慌てて取り消され、すべて元通りクマ。
展開・成果
2023年カンヌライオンズFilm部門でグランプリ、2024年にはClio Goldも獲得しているクマ。
余韻
「Relax, it's iPhone」のラインが効いてるクマ。トカゲ一匹の演技だけで、iPhoneがあれば大丈夫という安心感をここまで描けるの、普通に才能クマ。クマもトカゲ預かりたいクマ(預からない)。


