▶Coca-Cola|Security Cameras|2016監視されている幸福は、本物か / Coca-Cola「Security Cameras」監視カメラの映像ってこういう風に使っていいのかな、許可取ったのかな、いや、許可の取りようがあるのかな、ないだろうな、そうすると仕込みかな、みたいなことを考え始めたのはこのCMを3回くらい観た後で、初見で猛烈に感動した1本クマ。
▶JOHN LEWIS|Monty the Penguin|2015ペンギンのぬいぐるみで、年間売上175億円を叩き出した話 / John Lewis「Monty the Penguin」イギリスでは毎年11月になると、国民全員がひとつの広告を待ち焦がれるクマ。John Lewisのクリスマス広告は、もはや国民的イベントと化していて、2014年の「Monty the Penguin」は公開から1時間で世界トレンド1位、初日だけで180万再生というヤバさクマ。で、内容はシンプル。少年SamとぬいぐるみのペンギンMontyの友情を描いた2分間。Montyが恋しそうにしているのを見たSamが、クリスマスにガールフレンドペンギンMabelをプレゼントする、ただそれだけ。なのに、なぜここまで響いたのか、クマ。
▶キリン のどごし〈生〉|夢のドリーム プロ野球|2015「普通の人」の全力は、有名人の全力に勝る / キリン のどごし〈生〉「夢のドリーム プロ野球」篇野球編のメイキングを見て泣いたクマ。ジャッキー・チェン編も最高だったけど、やっぱりこっちも泣けるクマ。有名人が大変なことに挑むのも感動するけど、普通の人が普通の、いや、ちょっと大きな夢に挑むほうが感動が大きい気がする。自分と近い距離にいる主人公だからかな、と。
▶SUUMO|足跡|2015「ほんとだよ、ぼく知ってるもん。」で、涙 / SUUMO「足跡」篇2015年、岡田義徳さんが出演したSUUMOのCMクマ。妖精のような、でも現実のような自分の子どもが登場して、父親の心境を映し出す。「ほんとかな?」のあとの「ほんとだよ、ぼく知ってるもん。」というひと言で、不意に涙が出てしまうクマ。
▶東山堂|TOSANDO music「披露宴」篇|2015言葉を超えて、娘に伝えるという選択 / 東山堂「披露宴」篇ありがちなシチュエーション、ありがちな曲。でも泣くクマ。なにひとつサプライズも仕掛けもないのに、なぜこんなにも胸がしめつけられるのか。それは演技と演出に、すべてが宿っているからクマ。
▶Apple|Misunderstood|2015観察していたのか、疎外されていたのか / Apple「Misunderstood」強烈に好きクマ。初めて観た時の感情を鮮明に思い出せるほどに。内気で、疎まれているわけでもないけれど少なくとも家族の中心人物ではない少年の、いつもどおりのいけ好かない行動を見せて、「クリスマスなんだし、ケータイは置いて家族で楽しみなよ」みたいなちょっと嫌な空気から、一気に大逆転する構成クマ。感情をうまく操作されてるなあ、と思うクマ。
▶Gatorade|Forget Me|2015「私を忘れて」と、伝説は言った。 / Gatorade「Forget Me」184ゴール。男女通じて国際サッカー史上最多得点記録を持つアビー・ワンバックが、2015年12月16日、引退するクマ。そのとき彼女が遺したメッセージがこれクマ。「私を忘れて」。大いに感動したクマ。最後までワンバックはワンバックだったクマ。
▶Apple|Someday At Christmas|2015部屋を暗くして、今夜どうぞ / Apple「Someday At Christmas」90秒じゃ足りないクマ。願わくば3時間くらい聞いていたい、観ていたいクマ。ここまで来るともうCMっていう域を超えてるなあ、と思うクマ。
▶P&G|Thank You, Mom – Best Job|2015オリンピックのスポンサーは選手じゃなくてママだった / P&G「Thank You, Mom – Best Job」2012年、ロンドン五輪。世界最大の舞台にP&Gが「Proud Sponsor of Moms(ママたちの誇り高きスポンサー)」という、誰も思いつかなかったポジションを持ち込んだクマ。選手でも、国でも、スポーツでもなく、ママ。この発想の強度がハンパないクマ。
▶キリン|企業広告「応援する者」篇|2015全ての人間の全ての人生には例外なくドラマが内包されている / キリン 企業広告「応援する者」2014年6月2日に公開されたこのCMは、出産から始まり香川真司選手が代表背番号10を背負うまでを、2分という尺で描いたクマ。わずか2分。でも、その1秒1秒に想いが込められた2分クマ。贅沢だなあ、と思ったり、でもこれくらい贅沢じゃないとここまで来ないよなあ、と思ったり。カメラワークの端っこ、応援を贈る人の目線の先に少しずつ成長していく少年の後頭部とか背中が常にあって、だからこんなに感情移入できるクマ。
▶東京ディズニーリゾート|Where dreams come true 夢はつづく|201530秒で走り抜ける、ひとつの人生 / 東京ディズニーリゾート「Where dreams come true 夢はつづく」人生を早回しにするパターンのCM、最近よく見るけど、このディズニーのやつはひときわ印象に残ったクマ。全編アニメーションで、たった30秒で一人の女性の一生を描ききっている、というだけで泣けてくるクマ。
▶東京ガス|家族の絆・お弁当メール|2015メールのない時代のメール / 東京ガス「家族の絆・お弁当メール」わずか90秒なのに、その場で泣いてしまったクマ。偶然テレビから流れてきて、幸運にも頭から観られて、そのまま涙が溢れたクマ。「母が作るお弁当」という、それだけで猛烈に強いマテリアルを、「メール」という今風に仕立てて見せる。口数の少ない息子へ、母が毎日作るお弁当が、一方的な、でも確かな「メッセージ」になっているクマ。
▶CHIPOTLE|Back to the Start|2012ファストフードが「農業」を語った日 / Chipotle「Back to the Start」2分20秒、ひたすら農場の話をする。ブリトーも、笑顔のスタッフも、商品名すら出てこない。ファストフードチェーンの広告として、あまりにも異様クマ。でもこれが、カンヌで2つのグランプリを獲った理由そのものだったクマ。
▶TVE|SUITCASE|1989テレビ局が、テレビを見るなと言った / TVE「SUITCASE」1989年、スペイン国営テレビ局TVEが、自分で自分の首を絞めるようなCMを流したクマ。「テレビばかり見てないで、もっと他のこともしようよ」って。テレビ局が、クマ。