▶カップヌードル|OBAKA's UNIVERSITY|2016やられたらやりかえす / カップヌードル「OBAKA's大学テラ幸子 篇」炎上してから1週間で第1弾が放送中止。なのに日清は止まらず、2か月後にはビートたけしと小林幸子を再び投入してきたクマ。日本の広告界で、ここまで堂々と「やりかえす」姿勢を見せたブランドがあっただろうか。
▶LA SIRENA|END THE SILENCE|2016沈黙こそが、暴力の共犯者だった / LA SIRENA「END THE SILENCE」生放送中のニュースキャスターの顔に、殴られたようなアザ。視聴者は騒然となった。でも事故でも事件でもない、スーパーマーケットチェーンが仕掛けた生放送の介入だったクマ。
▶Nike|Unlimited You|2016タグラインをぶっ壊す、やさしい暴力 / Nike「Unlimited You」序盤はよくあるブランドムービークマ。優しいナレーションで、子どもがアスリートへ育っていく。でも体操選手が「The End」のロゴを引き裂いた瞬間、この広告は別物になるクマ。
▶NYT VR|THE DISPLACED|2016100万人に、VRで難民の瞳を覗かせた / The New York Times「THE DISPLACED」ニューヨーク・タイムズが、日曜版の新聞に100万個のGoogle Cardboardを挟み込んだ。中身は11分のVRドキュメンタリー「THE DISPLACED」。開いた読者は、そのまま難民キャンプのど真ん中に立たされるクマ。翌年、Cannesで2冠。
▶BROOKE BOND RED LABEL TEA|6 PACK BAND|2016音楽が、誰かの存在を可視化した日 / BROOKE BOND RED LABEL TEA「6 PACK BAND」2016年、インドの紅茶ブランドが組んだのは、6人組のトランスジェンダーバンドだった。Cannesでグランプリを獲った理由は、彼女たちが「かわいそうな人」として撮られていないことにあるクマ。
▶SAVE THE CHILDREN & SANTILLANA|Paper Glasses|2016教科書に挟まれた2mmの穴が、子どもたちの未来を変える / Save the Children & Santillana「Paper Glasses」教科書を開いたら、そこに「メガネ」があるクマ。紙でできていて、視力検査までできる。シンプルすぎて、逆に泣けてくるクマ。
▶Channel 4|We're The Superhumans|2016ハンディキャップじゃない、すげー人間だ / Channel 4「We're The Superhumans」腕のない母親が足で赤ちゃんを抱く。義足の子どもたちがサッカーをする。女性が足で飛行機を操縦する。3分間、ずっとこの調子クマ。2017年カンヌライオンズFilm部門グランプリ、公開4日で2,300万回再生。何度観ても効くクマ。