▶COMMERCIAL RESIDENCE|House of Clicks|20162億回のクリックが、1軒の家になった / Hemnet「House of Clicks」2億回。途方もない数字クマ。でもそれは、ただの「数」じゃなかった。スウェーデン人200万人が夢見た家の姿が、無数のクリックに刻まれていた。そのデータをレンガとモルタルに変えて、本物の家を建ててしまったクマ。ビッグデータ時代の、最もロマンチックな使い方クマ。
▶ANA|ボルト、登場編|2016TOKIOって言われても、わからないよねえ / ANA「ボルト、登場編」2016年の2月、ANAが東京2020に向けて「人類最速の男」ウサイン・ボルトをCMに起ち上げたクマ。沢田研二の「TOKIO」に合わせて本人がオリジナルダンスを踊り、最後に「ボルトんでる?」と問いかけるという、なんというか、うーん、という作品クマ。
▶BEAMS|TOKYO CULTURE STORY|今夜はブギー・バック(smooth rap) in 40 YEARS OF TOKYO FASHION & MUSIC|2016ファッション文化史の教科書、5分の走馬灯 / BEAMS「TOKYO CULTURE STORY|今夜はブギー・バック」1976年から2016年まで、東京の40年をたった5分、ワンカットで駆け抜ける映像クマ。ただただ圧倒されるクマ。
▶マルコメ|世界初カワイイ味噌汁 原宿味(Definition of Japanese Kawaii)|2016「カワイイ」を2分で定義できるか? / マルコメ「世界初カワイイ味噌汁 原宿味」味噌汁を「カワイイ」でパッケージングするクマ。一見無茶な組み合わせだけど、これがまんまと成立してるクマ。2016年、マルコメは若者向けの「世界初」カワイイなインスタント味噌汁という新商品を出したわけだけど、そのプロモーションムービーがとんでもない気合の入り方で、ADFEST 2017でゴールドを獲るクマ。
▶JACQUARD WEARABLE FABRIC|JACQUARD WEARABLE FABRIC|2016服が、インターフェイスになる日 / Google JACQUARD服を着るたびに、テクノロジーが見えなくなればいい。Googleが本気でやったのがこれクマ。デニムの袖を撫でるだけで、着信も音楽も操作できるジャケットの話クマ。
▶Nike|The Switch|2016オチが分かっていても走りきれる強度 / Nike「The Switch」クリスティアーノ・ロナウドが、ボールボーイとぶつかって体が入れ替わる。ネタバレするとそれだけの話クマ。なのに6分弱、最後まで目が離せない。「こだわるとここまで行けるのかCMは……」と驚くやつクマ。
▶日清食品カップヌードル|OBAKA's大学に春が来た!|2016これを企画するクリエイティブも、通すクライアントも、バカやろう!/ カップヌードル「OBAKA's大学に春が来た!」「挑戦すれば、揶揄される。失敗すれば、叩かれる」そんな時代に、ビートたけしが学長の銅像として立ち尽くし、小林幸子・ムツゴロウ・矢口真里・新垣隆が教授陣を務める「OBAKA's UNIVERSITY」が開校したクマ。こんなCM企画に決済を出せる企業は日本に何社もないはず!という声が上がったのも当然で、クマも観た瞬間「脱帽」したクマ。
▶AUSTRALIAN ROAD SAFETY FOUNDATION|Life-Saving Stickers|2016週に85万個の、動く看板 / Australian Road Safety Foundation「Life-Saving Stickers」ゴミ箱に子どもの絵を貼るだけ。でも毎週85万個も路上に出るなら、それはもう街いちばんの看板クマ。
▶リクルート フロム・エー ナビ|熱唱|2016「声が天龍だよ 完全に天龍だよ!」 / リクルート フロム・エー ナビ「熱唱」篇2016年の新年早々、松岡茉優とパン田一郎の掛け合いで始まったフロム・エーナビの新シリーズクマ。ライブで歌うパン田一郎の声を聞いた松岡が「天龍!」とツッコむ、あのシュールさが最高だったクマ。
▶キリン 午後の紅茶|あいたいって、あたためたいだ。|2016声でかすぎ!と笑った先輩。泣いた視聴者。 / キリン 午後の紅茶「あいたいって、あたためたいだ。」静かな駅のホーム。白いヘッドホンの女子高生が突如、大声で歌い出す。その声は阿蘇の空まで届くほど、クマ。自販機から飲み物が落ちる音が上白石さんに聞こえたのかだけよくわからず、もやもやするところはあるんだけど、もやもやを差っ引いても素晴らしいできであることに変わりはなかったクマ。
▶John Lewis|Buster The Boxer|2016トランポリンをめぐる、静かな欲望の夜 / John Lewis「Buster The Boxer」毎年恒例、ジョン・ルイスのクリスマスCM。2016年の主役は犬のBuster。庭に隠されたトランポリンが欲しくて欲しくてたまらないのに、それは少女Bridgetへのプレゼント。夜な夜な野生動物たちが跳ね回るのを、Busterだけがじっと見ている。クリスマス当日、少女より先に駆け出したのはBusterだったクマ。
▶JR東日本|北海道新幹線開業|2016夢とか追っちゃってもいいですか。 / JR東日本 北海道新幹線「ダンス少年 ホント!?」久々に見てたテレビで流れてきて「おっ」となった30秒クマ。男の子にとって新幹線が自分の街に来るって、それはもう超スーパービッグニュースで、居ても立ってもいられなくて、気づいたら身体が動いてる、そういう感じクマ。
▶ROAD SAFETY AWARENESS CAMPAIGN|SAFE & SOUND MUSIC PLAYER|2016音楽が好きだから、生きていてほしい / LMG INSURANCE「SAFE & SOUND MUSIC PLAYER」音楽を聴きながら歩くのが好きな人に、生きていてほしいクマ。ただそれだけのために作られたアプリがあるクマ。
▶カロリーメイト|Mate|2016走る姿は美しい。思い出は美しい。友情は美しい。 / カロリーメイト「Mate」篇1991年に生まれた仲間がいて、坊主にして走って、背中を見せ合って、笑って、それだけでもう映像として完成されている。そんなシリーズがあるクマ。
▶江崎グリコ|Smile.Glico みんなとハグハグ篇|2016「おかしに生まれてよかったな」という、やさしい一言 / グリコ「Smile.Glico みんなとハグハグ」ハグハグというキャラクターが、世界中のひとをハグして回るクマ。笑顔が連鎖していく様子を見ていると、なんだか心がほどけていく感じがするクマ。
▶BEYONCE|FORMATION|2016メインストリームのポップスターが、人種について語ること / Beyoncé「FORMATION」2016年2月6日、スーパーボウル前夜。予告なしに世界へ投げ込まれた5分間は、水没したニューオーリンズのパトカーの上に座るBeyoncéから始まるクマ。企業ブランドが一切ついていないこの作品が、音楽部門で初めてのカンヌグランプリを獲得したクマ。
▶カップヌードル|OBAKA's UNIVERSITY|2016やられたらやりかえす / カップヌードル「OBAKA's大学テラ幸子 篇」炎上してから1週間で第1弾が放送中止。なのに日清は止まらず、2か月後にはビートたけしと小林幸子を再び投入してきたクマ。日本の広告界で、ここまで堂々と「やりかえす」姿勢を見せたブランドがあっただろうか。
▶LA SIRENA|END THE SILENCE|2016沈黙こそが、暴力の共犯者だった / LA SIRENA「END THE SILENCE」生放送中のニュースキャスターの顔に、殴られたようなアザ。視聴者は騒然となった。でも事故でも事件でもない、スーパーマーケットチェーンが仕掛けた生放送の介入だったクマ。
▶Nike|Unlimited You|2016タグラインをぶっ壊す、やさしい暴力 / Nike「Unlimited You」序盤はよくあるブランドムービークマ。優しいナレーションで、子どもがアスリートへ育っていく。でも体操選手が「The End」のロゴを引き裂いた瞬間、この広告は別物になるクマ。
▶NYT VR|THE DISPLACED|2016100万人に、VRで難民の瞳を覗かせた / The New York Times「THE DISPLACED」ニューヨーク・タイムズが、日曜版の新聞に100万個のGoogle Cardboardを挟み込んだ。中身は11分のVRドキュメンタリー「THE DISPLACED」。開いた読者は、そのまま難民キャンプのど真ん中に立たされるクマ。翌年、Cannesで2冠。