▶森ビル|DESIGNING TOKYO|20221956年から2014年まで、58年を2分で旅する / 森ビル「DESIGNING TOKYO」2分5秒で58年をさかのぼる。1956年の西新橋から2014年の虎ノ門ヒルズまで、森ビルの6つのプロジェクトを1カットのようにつないでいく。山口小夜子も坂本龍一も村上隆も、当時の姿でふっと画面に現れる。CGなのか実写なのか、途中でどうでもよくなってくるクマ。
▶BECO|#STEALOURSTAFF|2020「うちのスタッフを盗んでください」という、逆さまの求人広告 / BECO「#STEALOURSTAFF」「うちのスタッフを盗んでください」。ボトルに履歴書を刷って、大手スーパーの棚に置いたクマ。普通なら悪夢のはずの引き抜きを、BECOは自分から仕掛けたクマ。
▶OLD TOWN ROAD FT. BILLY RAY CYRUS|Old Town Road (Official Movie)|2020ジャンルという檻を、馬に乗って蹴り飛ばした / Lil Nas X「Old Town Road (Official Movie) ft. Billy Ray Cyrus」大学を中退した20歳が、30ドルで買ったビートに1日で歌を乗せた。それが「Old Town Road」。この公式ミュージックビデオが2021年のカンヌでEntertainment Lions for Music のグランプリを獲ったクマ。
▶SANDY HOOK PROMISE|Back to School Essentials|2020「新学期に必要なもの」が、生き延びるための道具になる国 / Sandy Hook Promise「Back to School Essentials」新学期のワクワクした買い物風景が、66秒かけて地獄に変わる。バインダーも靴も、アメリカの子どもたちにとっては学校を生き延びるための道具でしかないという現実を、まんまと突きつけられたクマ。
▶カロリーメイト|My Way|2020音が、あの頃に引き戻す / カロリーメイト「My Way」篇楽曲とSEがめちゃめちゃいいクマ。聞いてるとあの頃にぐぐぐっと引き戻されるクマ。つまり、それらの音は(あまり)大人の世界には存在しない、ということクマ。
▶CHARITÉ BERLIN UNIVERSITY HOSPITAL|Printed by Parkinson's|2020病気が、はじめて機械に感染した / シャリテ・ベルリン大学病院「Printed by Parkinson's」3Dプリンターが震えている。患者の震えのデータを注入されて、クマ。
▶TINDER|SWIPE NIGHT|2020「スワイプ」に、物語を宿した夜 / Tinder「Swipe Night」世界の終わりまであと3時間。Tinderを開くと、一人称視点の終末ドラマが始まる。7秒以内にスワイプで選択を迫られ、その選択が物語だけでなく、マッチング相手まで変えるクマ。
▶DIESEL|ENJOY BEFORE RETURNING|2020年間1兆6千億円の損失を、祝福に変えた / DIESEL「ENJOY BEFORE RETURNING」服を買って、着て、返して、お金を取り戻す。この「ワードローブ」という行為、ファッション業界に年間150億ドルの損害を与えているクマ。DIESELはこれを取り締まらず、逆に堂々と奨励したクマ。
▶PERNOD RICARD|THE TIME WE HAVE LEFT|2020残された時間は、9日と6時間でした / Pernod Ricard「THE TIME WE HAVE LEFT」大切な人と過ごせる時間、あと何日残ってるか計算したことあるクマ? 知りたくない現実だけど、Ruaviejaはそれをアルゴリズムで数字にして、まんまと人の行動を変えてしまったクマ。
▶NETFLIX|人間まるだし。|2020「正しさ」に塗りつぶされる時代に、言い切った。 / Netflix「人間まるだし。」「美しい時代です」という皮肉から始まるナレーション。2019年、誰もが「正しさ」に燃えていた時代に、Netflixが『全裸監督』を引っ提げて「人間まるだし。」と言い切ったクマ。渋谷が真っ赤に染まった瞬間、広告の強度を感じたクマ。
▶NEW ZEALAND AIDS FOUNDATION|Sperm Positive|2020これは、精子バンクの広告です / NEW ZEALAND AIDS FOUNDATION「Sperm Positive」HIV陽性者の精子バンク。そう聞いて何を思うクマ? 2019年11月27日、世界エイズデー直前のニュージーランドに、それは実在したクマ。
▶THE FEMALE COMPANY|THE TAMPON BOOK|2020法律を、法律で出し抜いた本 / THE FEMALE COMPANY「THE TAMPON BOOK」タンポンを、本として売る。ドイツでは生理用品に19%の税金がかかるのに、キャビアやトリュフ、そして本には7%しかかからない。だったらタンポンを本にすればいいクマ。
▶Google|100 Billion Words|2019毎日1000億語が、誰かの「ありがとう」になる / Google「100 Billion Words」世界で一番多く翻訳される言葉は「元気?」「ありがとう」「愛してる」クマ。Googleはそれをデータで示してみせたクマ。
▶GOOGLE|Creatability|2019創造性は、誰のものでもあるはずだった / Google「Creatability」顔を動かして音楽を奏でる。音を聴いて絵を描く。身体そのものが楽器になる。これは障害のある人のための道具じゃなくて、「創造性って何だっけ」を問い直す実験だったクマ。
▶Nike|Dream Crazier|2019「ちゃんと言う」強さ / Nike「Dream Crazier」2019年のオスカー放送中、セリーナ・ウィリアムズのナレーションで流れた90秒。新しい技術も見たことのない絵もないのに、この年を代表する広告になったクマ。
▶WENDY’S|Keeping Fortnite Fresh|2019ゲームの中で冷凍庫を破壊し続けたら、ゲームそのものが変わった / Wendy's「Keeping Fortnite Fresh」ファストフードチェーンがFortniteの中で冷凍庫を9時間ぶっ壊し続けたら、開発元がゲームから冷凍庫そのものを消してしまったクマ。この話、Cannes LionsでNike「Dream Crazy」を抑えてSocial & Influencer部門の初代Grand Prixを獲ったクマ。
▶TOYOTA|START YOUR IMPOSSIBLE|2019クルマを消したら、モビリティが見えた / TOYOTA「START YOUR IMPOSSIBLE」Toyotaのグローバルキャンペーンから、車が消えたクマ。映るのは車椅子、ロボット義足、支援ロボット。自動車メーカーが、車を見せない広告を作ったクマ。
▶MARS|THE LION'S SHARE|2019広告が動物を搾取する構造を、広告の力で変える / MARS「THE LION'S SHARE」動物は広告の稼ぎ頭なのに、出演料はゼロ。この矛盾に業界自身がメスを入れたクマ。2019年カンヌライオンズSDGs部門グランプリ受賞クマ。
▶MICROSOFT|The Franchise Model|2019ゲーマーを起業家に変えたら、売上が350%伸びた / Microsoft Xbox「The Franchise Model」Xbox のコントローラーを自分色にカスタマイズできるサイトがあったクマ。楽しくデザインするのに、みんな買わずに帰っていく。McCann London はそこに、350%売上を伸ばす仕掛けを見つけたクマ。