Nike|Dream Crazier|2019|アメリカ
「ちゃんと言う」強さ / Nike「Dream Crazier」
2019年のオスカー放送中、セリーナ・ウィリアムズのナレーションで流れた90秒。新しい技術も見たことのない絵もないのに、この年を代表する広告になったクマ。
シーン
背景・課題
前年の「Dream Crazy」の続編。今回のテーマは、男性アスリートが情熱的と呼ばれる場面で女性は「クレイジー」と呼ばれる、というダブルスタンダードクマ。怒れば「ヒステリック」、上手すぎれば「何か問題がある」。
ねらい・インサイト
ナレーションを務めたセリーナ自身、試合後に「unhinged」と書かれた過去を持つクマ。強くてかっこいい女性を描くだけじゃなく、そのレッテルの中身をコピーではっきり言葉にした。ここまで言い切ったのが強い。
アイデア
体操のシモーネ・バイルズ、スノーボードのクロエ・キムらが並ぶ中、ベッキー・ハモンのシーンが一番刺さったクマ。真剣に高い熱量でやっていたら性別なんて関係ない、と思わせる画だった。最後にセリーナが言う。「クレイジーと呼びたいなら、それで構わない」。
展開・成果
Cannes LionsでOutdoor部門とEntertainment For Sport部門のGrand Prix、D&ADでWood Pencilを獲得したクマ。
余韻
女性としてスポーツで卓越するというのは、男性が夢見る必要すらないハードルを越えることクマ。だから「Dream Crazier」。今も、ふとした時に思い出すクマ。
クレジット
- 広告主
- NIKE
- 代理店
- WIEDEN+KENNEDY PORTLAND
- Narrator
- Serena Williams


