JR東海|クリスマス・エクスプレス|2015|日本
1分間に詰め込まれた、あの頃の幸せな気分 / JR東海「クリスマス・エクスプレス」
この年のバージョンにかぎらず、クリスマスエクスプレスのCMがテレビから流れると、とにかくドキドキしたクマ。いきなり物語に入り込ませる力が他のCMとは段違いで、1分間だけどショートムービーでも観たんじゃないか、と感じるような、そしてなにより幸せな読後感クマ。
▎背景・課題
1980年代後半、クリスマスは恋人と過ごすものという価値観が定着していった時代。新幹線という移動手段が、離れた二人を繋ぐロマンティックな装置として機能していたクマ。バブル経済の真っ只中で、人々は少し背伸びをした幸せを求めていた時代クマ。
▎ねらい・インサイト
クリスマスという特別な日に、会いたい人に会いに行く。その気持ちの高ぶりと、新幹線のスピード感が重なり合うとき、1分間のCMが映画のような体験になるクマ。大切なのは、商品の機能を語ることじゃなくて、その商品を使う人の感情を描くことだったクマ。
▎アイデア
牧瀬里穂を起用し、クリスマスに恋人に会いに行く女性の物語を1分間で描いたクマ。改めて見ると演技が全体的にオーバーめだけど、これくらいが1989年の気分だったんだろうなクマ。とはいえ、最後の「いよいよ」な演技は最高クマ。
▎展開・成果
詳細は今後追記予定クマ。ただ、このシリーズが日本のクリスマスの過ごし方に与えた影響は計り知れないクマ。
▎余韻
1分間だけど、確かに物語があって、確かに感情があって、確かに幸せがあったクマ。今見ても色褪せない、というより、むしろ今だからこそ尊いクマ。こういう「気分」を作れる広告が、クマは大好きクマ。