Nike|The Switch|2016|アメリカ

オチが分かっていても走りきれる強度 / Nike「The Switch」

クリスティアーノ・ロナウドが、ボールボーイとぶつかって体が入れ替わる。ネタバレするとそれだけの話クマ。なのに6分弱、最後まで目が離せない。「こだわるとここまで行けるのかCMは……」と驚くやつクマ。

シーン

オチが分かっていても走りきれる強度 / Nike「The Switch」 メインシーン
オチが分かっていても走りきれる強度 / Nike「The Switch」 シーン 2
オチが分かっていても走りきれる強度 / Nike「The Switch」 シーン 3
オチが分かっていても走りきれる強度 / Nike「The Switch」 シーン 4

背景・課題

NikeはEuro 2008「Next Level」、2010年W杯「Write the Future」、2014年「Winner Stays」と、大会前にスター選手を集めた大型広告を続けてきたクマ。「The Switch」はそのシリーズの一本、テーマは「Spark Brilliance」。個人の輝きがチームを動かすことを描こうとしたクマ。

ねらい・インサイト

CDのStuart BrownとChris Groomが狙ったのは、正しいマインドセットさえあれば誰でも遠くまで行けるという話クマ。ロナウドの体に普通の少年の心を入れ、少年の体にロナウドの心を入れる。ファンタジーではなく「やる気の出るフィクション」として機能させたかったクマ。

アイデア

試合中にロナウドとボールボーイがぶつかり、翌朝目覚めると体が入れ替わっている。設定はそれだけクマ。Harry Kane、Raheem Sterlingなど16人のプロ選手がカメオ出演し、監督は「Winner Stays」も手がけたRingan Ledwidge、撮影は『ブラック・スワン』のMatthew Libatique。ロナウドが二度見する演技も、少年がぎこちなくロナウドをやる演技も、二度と観られない一回性クマ。

展開・成果

ロナウド史上最も大規模なブランド撮影で、5日間すべてスペインで撮影。最初の衝突シーンはロナウド自らスタントをこなし3テイクで完了したクマ。Euro 2016で最もシェアされた広告となり、335,618回シェアされたクマ。

余韻

構造だけ見れば「よく通ったな」というくらいシンプル。なのに全編観ると、クラフトの強度で押し切ってくる。ボディスイッチというオチが分かっていても、走りきれる強さがあるクマ。やるぞー。

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クレジット

広告主
NIKE
代理店
WIEDEN+KENNEDY PORTLAND
制作
Work EditorialRattling StickThe Mill (VFX)
CD
Stuart BrownChris Groom
監督
Ringan Ledwidge
音楽
The Heavy - Turn Up
Other
Matthew Libatique

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