MAXELL|INTO THE VALLEY|1990|イギリス
「Whose disease is cat's skin?」って、何言ってんの? / MAXELL「INTO THE VALLEY」
1990年、カセットテープはCDに市場を食われかけていたクマ。MAXELLとHHCLが出した答えは、音質の説明じゃなく「歌詞の聞き間違い」だったクマ。
シーン
背景・課題
CD全盛の時代に、カセット最大手MAXELLが起用したのは新興エージェンシーHHCL。型破りな発想で名を上げつつあった代理店クマ。
ねらい・インサイト
誰でも一度はある、歌詞を盛大に聞き間違えて覚えていた記憶。The Skidsの『Into The Valley』は発音が独特で、聞き取れないことで有名な曲クマ。「MAXELLで聴けば、ちゃんと聞こえる」を、スペックじゃなく笑いで伝える発想クマ。
アイデア
ボブ・ディランの『Subterranean Homesick Blues』のMVを模して、若者が次々とボードで「聞き間違えた歌詞」を掲げていく。「Whose disease is cat's skin?」「My picture is Hugh's toe」。もはや意味不明クマ。最後に「たぶんそう言ってると思う。でもMAXELLで聴かないとわからない」で締める。続編ではDesmond Dekkerの『Israelites』版も作られたクマ。
展開・成果
MAXELLの市場シェアは5位から2位へ急上昇。D&AD Awards 1990ではUse of Music部門でYellow Pencilを受賞したクマ。
余韻
聞き間違いを笑いに変えて、製品の良さに結びつける。このロジックの美しさよクマ。CDという強敵に、カセットテープがユーモアで反撃した一本クマ〜。


