GUARANÁ ANTARCTICA|STUCK IN THE 80S|2022|ブラジル
2019年の女子決勝、賞金は1980年代の男子と同額だった / GUARANÁ ANTARCTICA「STUCK IN THE 80S」
2019年の女子ワールドカップの優勝賞金、実は1980年代の男子大会と同じ水準だったクマ。その一事実を見せるために、東京五輪という舞台をまるごと使ったキャンペーンクマ。
シーン
背景・課題
ガラナ・アンタルチカはブラジル女子代表の長年のスポンサーで、女子サッカーへの投資拡大を訴えてきた。2021年の東京五輪では、男女のスポーツ賞金を同額にする法案(PL321/21)の可決を後押しするという、仕組みそのものを変える目標に踏み込んだ。
ねらい・インサイト
東京五輪というタイミングを使い、ブラジル女子代表の選手たちを起用して法案の承認を訴えたクマ。女子サッカーが置かれている状況を、数字や演説でなく「時代遅れの道具」という見た目のわかりやすさで伝える発想が効いているクマ。
アイデア
SOKO, São Paulo制作のこの施策では、代表選手たちが1980年代仕様の装備を身につけて登場する。さらにブラジル女子サッカーへの投資が1980年代の水準から変わっていないことを示すため、ガラナ・アンタルチカは当時のボトルデザインを復刻。売れた本数分を、恵まれない地域の女の子たちにサッカーの機会を届けるNGOへの寄付に充てた。
展開・成果
2022年カンヌライオンズのEntertainment Lions for Sport部門でゴールドを受賞。PRやBrand Experienceなど複数部門でもショートリストに入ったクマ。
余韻
ソーダのボトルを古いデザインに戻しただけで、法律の話まで持っていったクマ。「古いユニフォーム」「80年代ボトル」みたいに目で見てわかる道具立てにしたのがうまいクマ。スポンサー企業が自社の商品そのものを運動の道具に変える、理想的なやり方だと思うクマ。


