IKEA|Interactive Catalogue|2010|スペイン
紙のカタログを部屋にかざすと、家具が生えてきた / IKEA「Interactive Catalogue」
iPhoneが世に出てまだ数年の2010年、カメラ越しに家具を部屋に置けるアプリをIKEAが先に作ってしまったクマ。ARが流行る何年も前の話クマ。
シーン
背景・課題
IKEAは分厚い紙のカタログを毎年家庭に届けてきた小売の王様クマ。でもカタログを眺めて部屋を想像する作業には、いつも実物とのギャップが残る。その隙間を埋める何かが必要だった時代クマ。
ねらい・インサイト
アプリは大きく二つの機能に分かれていて、ひとつは家具を自分の部屋に置いてみる機能、もうひとつは簡単な質問に答えて自分の好みのスタイルを見つける機能クマ。選ぶだけじゃなく、試すところまでカタログに持ち込んだ発想クマ。
アイデア
無料のiPhoneアプリとして配信され、カタログに載っている40種類以上の家具から選んで、スマホのカメラ越しに自分の部屋に置いてみることができるクマ。サイズを調整したり動かしたりして、気に入った配置で写真に撮ることもできる仕組みクマ。
展開・成果
配信から1週間でApple App Storeのダウンロードランキング2位に入り、累計20万ダウンロードを突破したクマ。この年のカンヌライオンズでCyber部門のゴールドを受賞したクマ。
余韻
iPhoneが出てまだ間もない頃に、スペインの小さなモバイル専門会社がIKEAの重たい紙カタログをポケットに収めてしまったクマ。今でこそ家具を置いてみるARアプリは珍しくないけど、当たり前になる前に当たり前をやった人たちがいたことを、クマは忘れたくないクマ。


