ISSEY MIYAKE|PLEATS PLEASE FLOWERS SERIES POSTERS|2015|日本
花に見えて、実は服でしかないという事実 / ISSEY MIYAKE「PLEATS PLEASE FLOWERS」
椿もチューリップもバラも、花びらの正体は全部プリーツ生地クマ。デザイナーが「理屈じゃなくて、見た瞬間の気持ち」って言い切ってるの、潔すぎるクマ。
シーン
背景・課題
プリーツ プリーズは1993年に登場した三宅一生のプリーツ生地シリーズ。2005年から佐藤卓がビジュアルを手がけ、前年までは生地を食べ物に見立てる「おいしそう」路線を展開していたクマ。
ねらい・インサイト
佐藤卓は、プリーツ プリーズという素材自体が「絵の具や粘土のように無限の可能性を持つ」と捉えていたクマ。食べ物の次に選んだのが花というのが面白くて、「かわいい」でも「売れそう」でもなく、素材そのものの表現力を試す場として広告を使っているクマ。
アイデア
椿、梅、チューリップ、バラ、ポピー、スイートピー。生地を折り、重ね、立体にして、一輪ずつ花をかたち作っているクマ。服の機能や着用イメージは一切説明せず、ただ「花に見える生地」だけを見せる潔さクマ。
展開・成果
カンヌライオンズ2015でゴールドを受賞。成田空港第2ターミナルの新店舗オープンに合わせて展開されたクマ。
余韻
服の広告なのに、誰も着ていない。それでも生地の質感と色の説得力だけで成立してしまうのが、このブランドの強さクマ。理屈はいらない、って言い切れる広告、なかなか無いクマ。

