NTT DOCOMO|3-SECOND COOKING|2015|日本
技術の無駄遣いで、ドコモがドコモじゃなくなった / NTT DOCOMO「3-SECOND COOKING」
エビが空を飛び、炎をくぐって、3秒でエビフライになる。餃子は具材が空中でぶつかって2.244秒で完成。CGなし、全部実写。「何やってんだドコモ」としか言いようがないこの動画が、カンヌでゴールド3つ獲ったクマ。
シーン
背景・課題
ドコモには「真面目で古臭い」というイメージが根強かった。2015年、通信速度を売りにした新サービスのローンチを控え、その速さをどう伝えるかが課題だったクマ。スペックを説明しても、若い世代には刺さらない。
ねらい・インサイト
速さを言葉で説明する代わりに、ドコモは「技術をバカバカしく使う」方向に振り切った。真面目な会社が本気でくだらないことをやる。そのギャップで笑わせて、思わずツッコミながらシェアさせる狙いだったクマ。
アイデア
圧縮空気でエビを撃ち出し、空中で衣をつけて、炎をくぐらせ、ミットで受け止める。3秒でエビフライ完成。続編の餃子篇では発射口を2つにして、ひき肉と白菜を空中で合体させる。
展開・成果
エビフライ篇と餃子篇、合わせて2000万回以上再生された。メディア予算はほぼつかず、視聴者が勝手に広めたクマ。カンヌライオンズではゴールド3つ、シルバー2つを獲得した。
余韻
「何やってんだドコモ」という感想こそが、狙い通りの反応だったクマ。真面目な会社が技術を全力でバカバカしく使う、その振り切り方が、いちばん愛されるブランドへの近道だったクマ。
クレジット
- 広告主
- NTT DOCOMO
- 代理店
- 東急エージェンシーNTT Advertising
- 制作
- AOI Pro.
- CD
- 川地晢史
- CW
- 川地晢史
- AD
- 長谷川大介
- 監督
- 森義博
- プロデューサー
- 加藤久哉
- Other
- 川地晢史
- 受賞
- Cannes Gold (2015)

