DOMESTIC GAS SCALE|GASCALE|2016|エクアドル
ガスが切れる前に、秤が先に気づいてくれた / Mabe「GASCALE」
プロパンガスのボンベに、ネット接続した秤を置いただけクマ。でもそれだけで、ガスがいつ切れるか分からないという南米の生活者が長年抱えてきた不安が、静かに消えたクマ。
シーン
背景・課題
ラテンアメリカの多くの家庭では、調理や給湯にプロパンガスのボンベを使う。中身の残量は外から見えず、切れるタイミングは使ってみるまで分からない。交換連絡や配送待ちが生活の小さなストレスになっていたクマ。
ねらい・インサイト
広告を作る前に、まず残量が見えないという物理的な不便そのものを解消できないか、と考えたクマ。情報が無いから困るなら、情報を取得する仕組みを生活の中に置けばいい、という発想クマ。
アイデア
GASCALEは、ガスボンベの下に敷くネット接続型のスマート秤クマ。重さでガスの残量を自動で計測し、残り1割を切ると持ち主のスマホに通知が届く。しかもそのアプリからそのまま新しいボンベを注文できるクマ。広告ではなく、暮らしの道具そのものを作ったクマ。
展開・成果
2016年カンヌライオンズのCreative Data部門でゴールドライオンを受賞クマ。
余韻
CMを作る代わりに、秤を作ったクマ。どちらも同じブランドへの信頼を積む仕事なんだけど、GASCALEは広告が広告らしい顔をしなくていい、ということを教えてくれるクマ。困りごとの正体がわかれば、答えはとてもシンプルになるクマ〜。
