RED CROSS|SOS SMS|2015|メキシコ
電話の待受画面に、命を救う一行を仕込んだ / Red Cross「SOS SMS」
携帯電話のロック画面に「*SOS」と打つだけで、救急隊員が持病や血液型を一瞬で引き出せるようになったクマ。地味だけど、これが命を分ける一行クマ。
背景・課題
メキシコでは1日に発生する約3000件の救急案件のうち、5%が死に至ると言われていたクマ。
ねらい・インサイト
携帯電話はメキシコ人にもっとも浸透したメディアだという発見から、スマホの画面そのものを救急インフラにしてしまおうという発想が生まれたクマ。病院に着く前の、救急隊員が最初に触れる瞬間こそが勝負だと見抜いたクマ。
アイデア
被害者の携帯電話の緊急画面で「*SOS」と入力すると、救急隊員が本人の医療データベースにアクセスできる仕組み。ダイレクトマーケティング、アクティベーション、モバイルマーケティングを組み合わせたビロウ・ザ・ラインの施策として設計されたクマ。
展開・成果
先行展開として30万人にSMSで招待状が送られ、4割が正しく医療情報を登録したクマ。カンヌライオンズ2015ではPromo & Activationで金、Mobileで銀、Health & WellnessとPharmaで銅を獲得したクマ。
余韻
派手な映像でもバズるコピーでもなく、電話の待受画面というだれも注目しない場所に命綱を仕込んだところがしびれるクマ。広告が人を救う瞬間って、こういう地味な設計の中にあるんだなと思うクマ。

