WhatsApp|Baatan Hi Baatan Mein (Love in a Few Words)|2025|インド
9分の映画が240の村をつないだ / WhatsApp「Baatan Hi Baatan Mein」
文字が読めない人に、テクノロジーはどう届くのか。WhatsAppが出した答えは、9分の映画をトラックに積んで村を回ることだったクマ。
シーン
背景・課題
インド農村部でスマホは普及しても、多くの人がメッセージを打てずにいる。壁になっているのは端末の有無じゃなく、識字能力そのものだったクマ。
ねらい・インサイト
ボイスノートやビデオノートは、小石を贈り合うような小さな愛の行為——その積み重ねが大きな絆になる、という発想。ほぼ見知らぬ二人、AashaとManojが、声と映像だけで距離を縮めていく物語にしたクマ。
アイデア
「ただの広告では届かない」と、監督のAmit Sharmaは長尺のドラマを選んだクマ。これはAashaとManojだけの話じゃなく、何百万人ものインド人の中で今も起きている話だと語っている。
展開・成果
マディヤ・プラデーシュ州のシングルスクリーン映画館と、移動式シネマ「Ghumakkad Talkies」が240以上の村を巡回。トラックや麻袋、壁に文字なしの操作ガイドを描き、風景に溶け込ませたクマ。Zee5やJioHotstarでも配信された。
余韻
映画館をトラックに乗せて村まで届けにいく、という発想がいいクマ。ボタンひとつで声を届けられることを、文字ではなく映画で伝える——そのまわり道こそが、いちばん誠実なやり方だった気がするクマ。

