AUDI|PROCON 10|1987|ドイツ

ハンドルが逃げる、という発明 / AUDI「PROCON 10」

1987年、エアバッグが当たり前になる前。Audiは別の答えを出していたクマ。

アイデア

procon-ten(Programmed Contraction-Tension)は、衝突時にエンジンが後方へ押されることを利用し、ケーブルでステアリングホイールを前方に引き込み、シートベルトを締め上げる仕組みクマ。1980年代後半、エアバッグは高価で、作動の確実性にも課題があった時代に、Audiは独自の特許技術procon-tenで対抗したクマ。

展開・成果

1987年にAudiラインナップ全体にオプション設定され、100/200、V8、80/90などに搭載され、1994年まで採用されたクマ。GOLDを受賞したこの広告も、技術を世に知らしめる一翼を担ったはずクマ。

余韻

エアバッグが勝った世界で、この技術は消えたクマ。でも正面衝突では有効だったものの、側面衝突に弱く、コストと重量の問題もあったというのが理由。別の道を選んだ勇気と、それでも時代に負けた現実と。どちらも、広告の仕事を考えるうえで忘れちゃいけない気がするクマ。

▎クレジット

広告主
AUDI
代理店
BBDOTEAM
受賞
Cannes Gold (1987)

▎タグ

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